開幕投手は森下か大瀬良か?

2022.2.20(日)

沖縄キャンプ第2クール2日目。シート打撃に大瀬良、九里、森下が登板。

当然話題は「開幕投手」になります。

私の開幕投手は森下暢仁だと去年から決めていますが、佐々岡監督は「2月中に決めて本人に通達する」と監督みたいな事を言っています。

私の愛する九里亜蓮ですが、開幕投手は99%ないでしょう。実質的には森下vs大瀬良の一騎打ちです。


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開幕投手の意味

大瀬良は予定していた2イニングを全うせず1イニングで降板。

佐々岡は「寒いから大事を取った」とコメント。サンスポ

昨日の大瀬良の1イニングを見ると、また2021年の「つっ立ちフォーム」で投げていました。

前回のフリー打撃では重心が沈み込む「15勝フォーム」に戻っていたので、私と達川は喜んでいたのですが、大瀬良に何かあったのでしょうか。

とりあえず大瀬良の次回登板は26日(土)の巨人戦だとか。森下も26日(土)。九里は27日(日)のハム戦。

佐々岡が本当に開幕投手を2月中に決めるなら、今週末のOP戦1試合だけで決めることになります。相変わらず安易ですね。

 

私が森下暢仁を開幕投手に推す理由は相手エースに黒星を付けたいからです。

一昔前なら金曜日には沢村賞候補の相手エースと対戦しなくてはなりませんでした。だからこちらもエースを立てて私は金曜日の試合(年25試合)を勝ち越したい。

ところが最近のセリーグには絶対的エースが存在しません。巨人菅野、阪神西、中日大野、DeNA今永。ぜーーーーんぶ過去の名前です。

キッパリ言って、森下じゃなくても勝てる相手ばかり。奥川恭伸なんぞまだまだ。奥川が中6日で金曜日に投げたら10勝できないと思います。

ハッキリ言ってカープは相手チームの先発2番手3番手の方が分が悪い。阪神秋山、阪神伊藤、阪神ガンケル、ヤクルト高橋奎二、中日小笠原、巨人今村、DeNA京山・・・イメージですよ。

 

例えば去年のカープは借金5でシーズンを終えましたが、対ヤクルト戦に8勝14敗でした。んでヤクルト14勝の内訳は以下の通り。

先発8勝:田口2勝、奥川1勝、高橋奎二1勝、サイスニード1勝、スアレス1勝、高梨1勝、原樹理1勝

救援6勝:マクガフ2勝、今野2勝、吉田1勝、大西1勝

ヤクルトは絶対的エース不在で日本一の座に輝きました。金曜日に勝たなくても優勝はできるのです。

 

相性と日程

佐々岡が2月中に開幕投手を決めるなら、それは大瀬良大地になる公算が高い。

理由は2つ。

1つ目は対DeNA、横浜スタジアムとの相性

2つ目は4月の変則日程であります。なぜか4月14日(木)と15日(金)の2日間、カープ公式戦は組まれておりません。よそは普通に試合があります。

つまりカープの開幕投手は3試合投げた後の4週目に中7日で登板することになります。すると翌週は中5日で投げないとならない。

まあ森下でも大瀬良でもそんなこと問題なくこなせるでしょうが、火曜日に投げる先発投手は交流戦終了の6月までキッチリ中6日で回れます。しかも火曜日の男は月曜や火曜に組まれることの多い「交流戦の雨天延期試合」にも対応しやすいです。

 

佐々岡が2月に決めると言ったことから推測できることは、

・3人とも肩肘に心配はない。

・実はおおかた決まっている

だと思います。3月の仕上がり具合など見る必要もなく佐々岡は3人を信頼している。つまり3人の体調は万全であるという意味。

ならば金曜日の開幕投手は実績の大瀬良が濃厚。開幕2戦目はクリス=ジョンソン・・・じゃなかった床田寛樹。以上横浜スタジアム。

2カード目の火曜日が森下で2戦目を九里亜蓮と予想します。以上マツダスタジアム。対阪神。

 

まとめ

金曜日が大瀬良、火曜日が森下。

セリーグ5球団の開幕投手と対するのが大瀬良。

セリーグの火曜日の男を倒すのが森下。

開幕投手を大瀬良にすることで、開幕捕手も會澤翼を置きやすくなります。アツの面目を保ちつつ、今シーズン緩やかに坂倉体制に移行できます。

開幕戦は大瀬良&アツ。

火曜日が森下&坂倉。日本シリーズ第1戦も森下&坂倉です。