2021.3.26(金)
広島 6-7 中日 マツダ
4対0から逆転負け。
幼き巨人ファンが嬉しそうに落書きをしてくるだろうが、私はとてもナイスゲームだったと思っています。
ゲームを引き締めたのは福谷の粘投。そして奇跡を呼んだのも福谷の粘投。
エース大瀬良87球で降板
大瀬良が8回途中2失点で降板。リリーフのケムナがビシエドに逆転2ラン被弾。
結果については文句ありません。カープはベストを尽くした。
驚いたのは大瀬良の降板です。試合前のゲームプランでは大瀬良完投だったはず。
アクシデントでなければ良いが。
松山の守備は問題ナシ。
明日もスタメン。
クロンに1本。
嬉しかったですね。
しかし私は困りましたよ。どうやって点を取ろうかと?
無死1塁で走者クロン。7番堂林、8番アツ。
結果はレフト前とレフトフライ。一発狙いでした。
特にアツのレフトフライは根尾昂の好プレーに阻まれたものでした。
打つだけのアホ野球にはヒットが3本必要で、それは守備で防ぐことができるのです。
中日の逆転を呼んだのは福谷
中日の福谷について。
最初見た時、吹き出しました。
なに? あの岩隈投法。笑
しかもあんまり似ていない。インチキ岩隈。
2回で4失点。まあ龍馬の2ランはマグレっぽいけど、根尾が助けてくれた後のタナキク連打は勿体なかった。
しかしこの後が男前でした。
やっぱ前を向くよね、福谷は。だからスキなんですよ。
鈴木誠也はど真ん中を見逃して三振。
私は容認しました。だって3回で6点も7点も取ったら退屈じゃない。
ピッチャーも大瀬良だし4点も要らねえ。2点でいい。とか思ってましたし。
4対0の3回表。9番福谷に打順が回る。
与田は代打を送らない。
信頼ではありません。投手の節約。
8番根尾にカウント1-2からヒットを許す。無死1塁。
9番福谷、送りバント。
3回裏と4回裏をゼロに抑えた福谷。
4点差。相手は大瀬良。完投ペース。ここはマツダスタジアム。
なのに福谷、調子を上げます。
なんでや?
なにが福谷を盛り立てるのか?
カープの攻撃も横着でしたが、福谷は丁寧に投げていた。
私は思いましたし。息子にも言いました。
「こういう時に奇跡は起こるんだよ。おい、お前も見ておけ。諦めない福谷のピッチングを」
まあ大瀬良だから無駄な努力だけどよ。
でも最後まで諦めずにやり遂げることはとても難しいことなんだ。
5回表に福谷のとこに代打が用意されていました。
私は福谷まで回して投手を代えさせたかった。粘る福谷の雰囲気がイヤでしたし、明日以降のリリーフも消費させたいから。
しかし大瀬良は真面目に三者凡退。福谷に打順は回らず8番でチェンジ。
5回裏も福谷。
やっぱり誠也以外は三者凡退に斬られました。
良い教訓
開幕戦から衝撃的な逆転負け。
大瀬良で4点差をひっくり返されました。
松山のエラーは仕方ありません。ベンチはそういう覚悟で送り出しているはず。打つけど守れない、走れない。
松山に「打って走って守れ」は無理です。先発で使うならエラーを覚悟しなさい。ミスした後に「守備固めを出しとけ」とか「代走を出しとけ」とか言うのはアホの巨人ファン。今日も松山は5番スタメン。開幕戦に出したんだから今日も出しなさい。原辰徳みたいにチョロチョロするんじゃない、
塹江とケムナ。
まあこういうこともある。私もビシエドに対する最適投手はケムナだと思いました。
昨日の逆転負けは良い教訓とせよ。
福谷の諦めない粘りも見習いなさい。
いつ見習うか、わかってるか?
いつ、福谷の粘投を見習うか? わかるか?
それはもちろん今日である。
昨日の逆転負けで今シーズンが終わったとか、もうダメだとかアホなことを考えちゃダメ。
福谷を見ろ。2回4失点。相手は大瀬良。場所マツダ。
この状況で残りの3回無失点。
これをリスペクトしないでどうするんですか。
粘ったところで十中八九負け試合。
しかし福谷は粘った。だからいろんな偶然が重なって終盤に奇跡を起こせた。
「カープの采配が・・・」「カープのブルペンは・・・」って言うヤツはアホの巨人ファンと同レベルである。
「福谷なんて5回4失点じゃんw」
と数字しか見てない幼きアホと同じ。
3~5回の福谷を見よ。
そして「勝ったw」と油断しまくっていたカープの選手と私を見よ。
反省。
今日から、今から、福谷の姿勢を見習うべきである。
1試合だけじゃないよ。今シーズンの最後まで諦めないで戦いましょう。
そして昨日の試合を
「あの試合のおかげで今シーズン優勝できた」
という試合にしましょう。
根尾の打率もせいぜい2割。しかし昨日は「根尾の守備」にやられました。大盛にもできると思いますよ。