試合前の「ゲームプラン」について(プロ野球編)

2020.9.29(火)

広島 1-6 巨人 マツダ

ヘッドコーチ企画の途中ですが、昨日は原巨人にいいように走られて敗戦したので、ちょっと別の話をします。


 

ゲームプランとは

私がこのブログでよく

「今日は3対2で勝ちましょう」

とか

「7対3で勝ちましょう」

とか発言しておりますが、

コレはもちろん、その試合をどうやって勝つかという予定であり計画であります。

いわゆるゲームプランですね。

私はサッカーでこの言葉を知りました。

前半は守り抜いて0対0。後半に勝負をかけるぞ、とかね。

 

カープにゲームプランはあるのか?

例えば昨日ならば遠藤vs菅野。

私は8対3で勝ちたかった。昨日の試合。菅野は5回5失点が理想。

最悪でも6回3失点100球。その程度のピッチャーですよ。球威もなければコントロールも甘い。

コツはボールになるフォークを振らないこと。コレだけ。そうすると菅野は絶対に長い回を投げられません。5回で100球です。

 

さてゲームプラン。

まず1回裏は必ず得点したい。なぜなら1番打者からの攻撃だから。

私なら1~3番は左を並べる。まあ中川対策で誠也が3番でもいいけどね。

1番大盛にはファーストストライクを強振させたい。

1死取られた場合は、2番安部(or田中)にも強振させます。走者がいればチーム打撃。

最低でも1死2塁で3番4番を迎えたい。んでなんとか1点を取る。

 

菅野に「6回2~3点」で粘られた場合は、7回8回をおそらく高梨→鍵谷で来るので、ここまでに代打を使いすぎないこと。

特に巨人戦では右の代打が貴重品です。アホのひとつ覚えで左のリリーフをじゃぶじゃぶ使ってくるのでね。長野とピレラをここぞに残すこと。

ちなみにこの3連戦では左の代打を早めに使って良い。なぜなら大竹寛が今二軍だから。残りの右投手は右バッターでも何とかなる。

デラロサのスライダーは左打者の好物ですが、なぜかデラロサだけは勝ってる試合にしか出てこないので怖さは半減です。8回終了時点でリードすりゃあいいんですよ。

 

んで万が一、遠藤が先にリードを許した場合。

1対3とかでリードされて5回を迎えた場合で、菅野が80球くらいの場合。

当然中継ぎ勝負に持ち込みます。中田廉など出すべきではない。中村恭、島内、菊池ヤスが現在の「接戦時リリーフ」。ここらへんで3イニングを1失点以内に抑えたい。

中継ぎ投手まで失点して5~6点取られれば、あとは中田廉と一岡に敗戦処理をしてもらって、打つだけの攻撃。敗色濃厚です。

 

中継ぎ投手が粘って1対3で7回を迎えた場合。巨人の投手は高梨、中川、大江、デラロサ。ほぼ左。

こっちには白濱裕太がいるので坂倉も磯村も代打に出せます。

菅野対策で野間をレフトで先発させていれば、ここで代打長野という切り札が使えます。

原が菅野vs大盛を取るならそのまま勝負。

原が大盛を怖がって中川を切ってくればこちらも代打長野。走者の関係で大盛にピレラ、2番打者に代打長野ももちろんアリ。

んで代打長野が打てば勝つし、打たないと負ける。それは仕方のないことです。先発投手がリードを許したならば、終盤で打線が得点できないと試合には負けるのです。あたりまえ体操。

 

じゃあ今日のゲームプランは?

ついでに今日のノムスケvs田口もやっとこう。

田口はあまり左右関係ないタイプ。菅野は左打者が見やすいフォームなので、上位に左打者を並べましたが田口に右を並べる必要はありません。真っ直ぐとスライダーだけの投手。

よって1番大盛、2番野間(or田中)、3番誠也、4番堂林、5番坂倉、6番メヒア、7番菊池、8番田中(or野間)

 

普通にやれば5回で3点くらい取れそう。

ただしこちらもノムスケなので5回で3点くらい取られそう。

なのでやっぱり今日も中継ぎ勝負。

3対3で6回を迎えるイメージです。

 

よって今日も長野スタメンはダメですよ。

大江や高梨はまあ何とかなる。四球をくれるから。

原巨人の切り札は中川皓太です。アホのひとつ覚え。コイツをぶっ殺さなければならない。

田中とか松山のとこに当ててくれば、躊躇なく長野會澤を代打に出す。田口と長野の相性が良いって言うんならベンチに置くのは鈴木誠也です。誠也か長野。どっちかを代打の切り札でベンチに置きなさい。代打誠也は今だけのハナシですよ。

今日のゲームプランは5対4。理想は4対3か4対2くらいですが、ノムスケが崩れても試合に勝つには5点取りたい。

原監督は1点差なら勝ってても負けてても代走増田でギャンブルをしてくるに決まってます。ギャンブル大好き原辰徳。

だから牽制球を多く使いたい。ファーストは堂林がいいと思います。サードはメヒアか上本。

カープが5対4で負けていれば代打・松山竜平が残ってますよ。西田真二みたいでしょうが。松山はデラロサにぶつけましょう。

要は接戦で勝つためのゲームプランを用意しなさいって意味です。

最初から長野松山を並べると大量点でしか勝てない大味な野球になるからです。

 

昨日の解説、野村謙二郎がとっぽい発言を連発してました。

昨日の解説を聞いて、野村謙二郎のヘッドコーチ案は消えました。昭和の野球観です。全然ダメでした。


おしまい
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ありがとうございました。

-赤辞苑