西川龍馬がFA権行使で退団確実だそうだ。

今日、西川龍馬が国内FA権を行使する見込みだと報じられました。スポニチ

西川龍馬にとって

良い選択

だと思います。

ここまで悩んだ理由はもちろんカープ愛。ファンと広島への愛着。

龍馬がFA宣言する理由はたくさんあります。野球の経験値を高めるため。DH制度で選手寿命を延ばすため。

私は西川龍馬のFA移籍を応援しますよ。宣言残留の可能性もゼロじゃないと思ってますし。

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西川龍馬の移籍先

龍馬は「違うリーグの野球をしてみたい」と語っており、パリーグへの移籍が濃厚。

既にオリックスとソフトバンクが獲得調査に乗り出しており、カープの提示額2.4億×4年(推定)を上回る好条件が予想されます。

ソフトバンクなどは年俸3億円以上を提示するかもしれませんが、龍馬が行くとは考えにくい。

去年似たようなタイプの近藤健介を獲得したばかりですし、柳田、栗原、中村などクリーンアップはみな左打者だから。

 

一方、オリックスと龍馬は相思相愛と思われ、森友哉と西川龍馬が交代で外野を守ればお互いの選手寿命も伸びると思います。

今や「143試合出場は選手寿命を縮めるもの」という考えさえ存在します。

京セラドームは人工芝でマツダは天然芝ですが、その負担以上にパリーグの「DH制度」は故障の多い野手にとって大きなメリットになります。

「だからセリーグにもDHを!」

とは私はなりません。軟弱な野球はイヤだからです。守らないヤツが打席に立つ権利はない。

 

まあ龍馬は90%以上オリックス入りでしょう。

コンちゃんとやりたい、年俸もケタ違いとなればソフトバンクもワンチャンス。

カープ残留の目は0.5%くらいかな。

 

人的補償選手

龍馬が抜けるとカープの支配下選手は67人。

当然「人的補償選手」への関心も高まりますが、あまりいいのがいなければ金銭のみで済ませるかもしれません。

オリックスなら私の好きな福田周平や黒木優太あたりが当落線上かと思われますが、ここらへんはカープにも似たタイプの選手が多いので要らないかな。

もしソフトバンクならこちらは色々めぼしいのがいそうです。高橋純平はクビになっちゃいましたけど、砂川リチャードは魅力ありますね。

 

カープの弱点は四番バッターと右の二遊間。

四番バッターは人的補償では埋まりません。笑

ユーティリティーな右打者がほしいところですが、オリもソフも左バッターばかりなので右打者を簡単に手放さないでしょう。

よって金銭補償で枠を1個空ける。あわよくばマクブルームともう1年契約する。のほうがいいと思います。

 

カープの今後

西川龍馬が抜けたことでただでさえ弱いカープ打線がますます弱くなりました。

だけど田村俊介は大喜びしています。中村奨成も目の色を変えないと来シーズンでグッバイです。

末包昇大と小園海斗はもはやカープのレギュラー。よっぽどのことがない限りこの二人は来シーズン秋山翔吾を押しのけてクリーンアップに座るでしょう。

 

ライト野間、センター秋山、レフト末包が基本線で、野間と秋山が休む時に田村がスタメンする感じになるでしょう。

ここに絡んでくるのが中村奨成、宇草孔基。

来年が2年目の久保修。日本代表との試合でセンターの守備は十分一軍レベルと感じました。

林晃汰も目の色が変わります。林が内野でスタメンする時、上本と堂林が外野を守れば良いのです。

育成ドラフト2位の佐藤啓介は右投げ左打ちの走攻守揃った内野手。「なんで彼が育成なんだ」と言われる人気銘柄です。足が速くてホームランもけっこう打てるらしい。

レギュラーポジションが1個空いたので、来季のキャンプは相当おもしろいことになるでしょう。

 

背番号5番は来年いきなり誰かにあげない。

チョーさんの思いもあるし、1年間寝かせましょう。

西川龍馬は来月で29歳になります。パリーグでも頑張ってくれ。

しかしカープが西川龍馬と対戦するイメージが全く湧いてきませんね。笑