菊池涼介のヒーローインタビューは3年ぶり?

2021.3.30(火)

広島 1-0 阪神 マツダ

勝てたこと以外、収穫のないアホ試合でした。

スコアは私の好きな1対0ですよ。森下vs西にふさわしいスコア。

しかし内容はすこぶる低次元でした。森下のピッチングも30点ならヒーローインタビューはもはや採点不可能です。


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森下暢仁&坂倉将吾

昨日の森下と坂倉に満足ですか?私は不満タラタラです。

先週のウエスタンリーグに登板した森下はストレートがシュート回転してました。昨日もシュート回転。原因は上半身だけで投げているから。

昨年の疲労もあるだろうけど、もうちょいと言うか、かなりと言うか、しっかりせんか!と言いたくなりました。

球威もない。コントロールもない。んで気合いも足りませんでした。

5回か6回からちょっとボールが走り始めました。まあシーズンは長いので今日のところは許してやる。調子の悪い日に勝利することもエースの仕事だからね。

 

坂倉将吾も安直でした。

森下の真っ直ぐが良くないからって変化球連発。2球に1球はカーブでした。

んで見え見えのカーブを全部見逃す阪神打線。

アホで助かったわー。

「オープン戦の阪神」だったら5点ぐらい取られてました。

あの時の阪神打線は決してマグレではありませんでした。実力を感じましたよ。

しかし昨日は打線がバラバラ。いつもの個人プレーに戻ってました。どうしたのかな?

 

坂倉将吾に代走上本。

坂倉の方が上本より足は速いです。中日戦でも代走矢野を送られた坂倉。脚がまだ完調じゃないのね。

 

西勇輝&佐藤輝明

西はさすがだわ。去年と同じ。

今年もたぶん打てません。昨日は審判が厳しすぎてこっちまで気の毒になりました。笑

 

佐藤輝明。

彼の弱点は「踏み込んだ時の右足が動くこと」です。近大の時からそうでしたし、2月のキャンプでもグラグラでした。オープン戦で調子のいい時は「治ったかな?」と思ったんですが、昨日はまたグラグラでした。

これだけ「前の壁」が崩れれば、いくらパワーがあってもなかなかホームランは出ないでしょう。この動画の2球目のストレート空振りは大きく崩れていません。振った後で右足が動くのは問題ナシです。今の佐藤君は変化球で壁を崩されてます。

7回のライト前ヒットは余計でしたね。復調のきっかけを与えました。クロンに捕ってほしかったです。

 

上本崇司負傷交代

上本崇司。30歳。

7回裏に坂倉の代走で登場して牽制アウト。アホやなー。

8回表に三塁に入ると、ぬるいチャージとすっとこどっこいなランニングスローで内野安打を許す。

何度も言ってますが上本の守備は固まりません。「守備緩め」です。三遊間は二度とやらせちゃダメ。

長年そうだったから、ベンチもファンも「上本の仕事は守備固め」と決めてかかってます。

今の上本は真逆です。上本の仕事は右の代打です。ヤツの生きる道は代打稼業で時々スタメンです。代走と守備固めは矢野にやらせよう。矢野のサードは未知数ですが上本よりは守れるでしょう。

 

菊池涼介

調べてみたんですがわかりませんでした。

菊池涼介のヒーローインタビューはたぶん3年ぶりだと思います。去年はなかった。キクが口を開いたのは慰謝料騒ぎの時だけでした。

一昨年がわかんないんですよ。シーズンの序盤にはあったかもしれない。あの20勝5敗の5月とかに。

とにかく久しぶり。3連覇以来じゃないか?

キクが2年間打てなかったのも原因ですが、「今日はキクだろ!」と思った試合でも九里や田中が登場することが多かったです。

私はキクが前田ばりに「オレ、今日はいいよ」と断ってるんだろうと思ってました。

 

ところが昨日は出てきた。私はたいへん驚きました。

ヒーローインタビューは森下と栗林だろうと思っていたら決勝打のキクと森下。

んで森下にしょーもないことをやらせてスベったキク。

なんだかなあ・・・

 

誠也もそうですが、キクももしかすると「永遠の弟キャラ」なのかもしれません。

「アニキ」になれない弟タイプ。高橋慶彦もそうでした。

森下は顔はカワイイのですが、中身は肉食オオカミ系です。ハードボイルド。今風のしょーもないことをさせないでもらいたい。

カーブでかわしたり、芸人のギャグを真似したりは森下のイメージではありませんでした。

森下には黒田博樹のような「敵も味方も近寄りがたい圧倒的リーダー」になってほしいと思ってました。

それがエース1年目の1発目のヒーローインタビューで「もりペーでーすw」をやらされました。

はああーー・・・・

クソデカため息(死語)が出ましたよ。

私が間違ってますか?

時代が変わっちゃったのですか?

非常にガッカリなピッチングとヒーローインタビューでした。森下よ、断ったっていいんだぜ。

 

栗林良吏

昨日は栗林が一番阪神を圧倒しましたね。

投球は「フォークボール中心」でしたが、十分阪神を圧倒しました。

私はヒーローインタビューは栗林だろうと思いました。終始阪神ペースだった試合をビシッ!と締めたのが栗林でした。

 

森下も森浦もフラフラしてましたし、塹江の時は上本のミスでピンチを作りました。

阪神に「この試合、まだまだ行けるぞ!」と思われてました。1回から8回までずっと。

マツダでコレはダメなのですよ。しかもこっちは森下暢仁です。

スコアが1対0であっても、阪神に「カープには勝てない。手も足も出ない」と思わせないといけませんでした。

今シーズンの優勝を争う相手は阪神だと思っているからです。

 

阪神に「ゲッ!今日はヤバいぞ!」と思わせたのが栗林良吏でした。

スゴかった。プロの水に慣れ始めましたね。

圧巻で圧倒。力でねじ伏せました。

フォークボールはたぶん消えてるでしょうね。

楽天・田中将大のスプリットはストレートと同じ軌道で来て、打者の近くで小さく鋭く曲がります。ゴロを打たせるのと空振りを取るの、おそらく田中は投げ分けてます。

栗林のフォークもおそらく2種類。対右打者と対左打者で投げ分けてます。真っ直ぐ落ちるのが右用で、シンカー気味に落ちるのが左用。

そのシンカー系フォークで佐藤を三振。オープン戦では村上宗隆もこのフォークにブザマな三振をしました。よくキレてるんでしょう。

これで阪神には「栗林とカープは強敵だ」と少し思わせることができました。

栗林は素晴らしかった。今までで一番良かった。シーズンが開幕してから調子を上げるなんて「大ベテランの風格」ですよ。笑

ますます「同点の9回ウラに栗林」は勿体ない。栗林の登板は「セーブシチュエーションに限定すべき」です。

 

今日の試合

今日は床田vs新人。

阪神の新人は全く知りません。大阪のテレビも佐藤ばっかし。笑

こういう子がいきなり快投したりするかもしれないですが。それでもまあ秋山よりは組みやすいでしょう。

ってことで申し訳ないですが、今日は必勝態勢で臨みたい。

「お前、いつも必勝態勢じゃん!」と笑われそうですが、案外そうでもないつもりですよ。笑

 

明日の「祐太vs秋山」を落とす可能性がちょっとだけあるので、今日は勝たないといけないマストゲーム。

昨日もクリーンアップ+堂林が12タコ。日曜と合わせて28タコ。

2試合で1得点です。これでよく負けてないな。笑 →1勝1分

あーあ。

今日は5点でいいぜ。

龍馬と誠也は熟睡中ですが堂林は起きてます。

しっかり打てよ、堂林。主砲だろ。