稲葉篤紀にエールを贈ります。長野軍vs松山軍もちょっぴり

2021.7.25(日)

日本代表 5-0 巨人 楽天生命

私はコロナ禍で五輪を強行開催したことを怒っています。

「だから五輪は見ない」と考えていました。でもカープのない時期はブログの視聴率も悪いし、稲葉監督や代表選手たちには何の罪もありません。仕方ないのでちょっぴり五輪野球を応援してみることにしましょうかね。鈴木誠也もいることだし。


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野手は24人

昨日の巨人との壮行試合のスタメンです。

1番 山田哲人 DH
2番 源田壮亮 6
3番 吉田正尚 7
4番 鈴木誠也 9
5番 浅村栄斗 3
6番 柳田悠岐 8
7番 菊池涼介 4
8番 村上宗隆 5
9番 梅野隆太郎 2
控え 甲斐拓也、栗原陵矢、近藤健介、坂本勇人

良い並びだと思います。7番と8番が逆でもいいかなと思いますが、繋げるキクをギータと村上の間に挟むのも悪くはありません。

こうなるとベンチメンバーは4人です。

そうなんです。日本のメンバーは野手13人。投手11人。計24人です。

指名打者制度なので野手9人がスタメンです。するとベンチは4人。捕手と栗原は緊急事態要員。代打が近藤と坂本ですが、よっぽどのことがない限り代打を出す機会はない。「敬遠されて捕手の打順に回った時」ぐらいでしょう。

それほどスタメン9人は重要です。

 

コロナの前、2019年に私が組んだ侍ジャパンがこちら。

1番 山田哲人 4
2番 森友哉  DH
3番 浅村栄斗 3
4番 吉田正尚 9
5番 岡本和真 5
6番 西川龍馬 7
7番 會澤翼  2
8番 源田壮亮 6
9番 辰巳涼介 8
控え 甲斐拓也、周東佑京、外崎修汰、坂本勇人

ちなみ鈴木誠也と菊池涼介はメジャーに移籍しているという前提でした。参考記事:東京五輪2021の野手

「ひがジャパン」の目玉はセンター辰巳涼介でした。守備から入るひが野球。

二遊間に山田と源田。キク抜きジャパンでは最強の二遊間。この3人と捕手を加えたセンターラインを固めたい。

柳田悠岐を外して西川龍馬、甲斐拓也を外して會澤翼が選ばれているのは、もちろん私がカープファンだからです。笑

 

ショート坂本の限界点

2021年、現実の侍ジャパンにはギータと甲斐が選出されました。私は森友哉が好きでしたが、稲葉が選んだ第3捕手は栗原でした。ここに異論はありません。

稲葉ジャパンのアキレス腱は坂本勇人です。イケメン独身。読売一のスーパースター。

3年前から指摘していますが坂本勇人の守備範囲はショートとしてはとっくにピークを過ぎ去っています。カープで言えば田中広輔みたいなもの。ハンドリングは上手い。セリーグトップ。スローイングも立って投げられる時は上手い。

坂本の弱点はフットワーク。足が動かない分、手を動かしてカバーしていますが三遊間のゴロをアウトにするのはほとんどできないでしょう。走者1塁の時、ゲッツーシフトを敷くとますます三遊間が空きます。韓国あたりはNPBを熟知しているので狙ってきますよ。坂本の穴を。

だから私のショートは源田壮亮です。一択。

打撃の状態は全く知らないので打順2番か9番か、それはわかりません。しかし源田壮亮は1回から9回まで守備につかせないといけない。昨日もスゴいゲッツーを魅せましたが、源田と菊池の二遊間を使わない手はない。スタメン坂本で行くならDHか一塁です。稲葉ジャパンに「センターと一塁がいない」と言われていますが、坂本の一塁はきっと上手いです。ハンドリングが柔らかいからです。坂本は20歳の時に1度一塁をやった経験がありますが、それは度外視。今の33歳の坂本なら別人のように上手に一塁をこなせると思います。坂倉将吾でもあれだけやれてるんですよ。「ハーフバウンドのキャッチング」だけで言えば坂本勇人のハンドリングは名捕手並みだと思います。一塁手は捕るだけじゃないけどね。

 

ひがジャパンでセンターに辰巳涼介を持ってきた理由も守備力が理由です。

それに辰巳は「2021年に3割打てるようになる」と思ってました。茂木栄五郎みたいになると思ってました。

「辰巳3割」は置いておいても、1~8番まで大砲を並べるオーダーより、大砲は3~6番。1289番は「センターラインで守備の名手」を置きたいのです。

昨日、9回に栗林が登場すると稲葉監督はショート坂本、サード源田、セカンド浅村、ファースト村上のシフトを敷きました。おそらくテスト的な意味合いだと思いますが、この守備位置を1点リードの9回に敷くと栗林は四球を出しますよ。

明日書きますが、抑え栗林もたいへん心配しています。

カープのクローザーでもかなりキツいのに「新人で侍のクローザー」。金メダルのかかった場面で1点リード。打順は1番から。私が栗林なら逃げ出します。投げたくありません。笑

ま、栗林は逃げないけど四球は出すと思います。とんでもないプレッシャーだからです。

その時、バックがショート坂本、セカンド浅村ではたいへん危険です。稲葉ジャパンの二遊間は全試合フルイニング「源田キク」がいいと思います。10点リードされたら「坂本浅村」もアリです

 

センター問題

センター柳田が故障持ち。「全試合フル出場はキビしそう」という状態。足が痛いんだったっけ?

誠也がセンターを守れると言っても、そうすると今度はライトに栗原か近藤。トータルでの守備力はやっぱり落ちます。

源田がスタメンの場合、控え野手は近藤と坂本。これじゃあレフト吉田に代走も送れません。レフト栗原もヘタではないが、守備固めで出られるレベルでもありません。栗原の守備力が昨年のままだったらね。

いやあ・・・

辰巳涼介のありがたみがわかるでしょ。

必要なんですよ。走れて守れる選手が。「ひがジャパン」では辰巳の他に周東佑京まで代表に入れてますからね。メジャーリーガーが来日する前提で周東を選出してます。現在の調子なら近本光司を選出します。

 

しかし2日前になってメンバー交換はできない。

センター柳田に頑張ってもらうしかありません。

サブのセンターは鈴木誠也。私は再三「カープでもセンター誠也を練習しておけ」と言ってきました。危機管理ではなくライト中村奨成をやりたいからです。

 

打順は日替わりになると思います。

プレミア12の時も全試合コロコロ日替わり打線でした。参照記事

そんな中、4番で固定され続けたのが鈴木誠也。打率5割でMVP獲得。東京五輪でも再現を狙います。

プレミアは28人。五輪は24人。代走周東はもう使えません。スタメン野手9人の並べ方はとても重要です。三振の多い村上宗隆が8番に入る打順は納得できる打順です。

 

オマケ:カープ紅白戦

五輪話は明日も続きます。

明日は投手・バッテリー編をやります。

さてカープ。

例によって情報がありません。笑

こないだの紅白戦のダイジェスト映像が公開されたので貼っておきます。

白組の捕手が坂倉。

紅組の捕手が石原。

これを知りながら見ると面白いですよ。甲斐と栗林のコンビも味わい深い配球でした。甲斐も相手打者をしっかり観察できる捕手です。梅野もよくやってるがアイツは思い込みが強すぎる時がある。坂倉はこの二人にグングン迫っています。