2024.5.22(水)
広島 1-2 阪神 マツダ
連勝が4でストップしました。私は「5連勝以上できる」と思っていたので、この点では予想が外れました。
阪神・大竹については「なんでうちだけ打てないんだろう?」と思いますね。緩急自在で変幻自在ですが、他球団にはけっこう打たれているんですよ。
おちょくったスローボールにいちいち反応していて、
「カープの選手たちはマジメだなあ」
との思いを強くしました。
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試合の振り返り
森下暢仁。7回2失点。3勝2敗。明治大学出身の26歳。
相手の大竹耕太郎は早稲田大学出身の28歳。2歳差。4勝2敗。
前日は村上vs末包の同部屋対決が話題となりましたが、この日の六大学対決は全く話題になりませんでした。
昨日の森下は良かったですよ。「絶好調」と言ってもよかった。
なのに数少ない失投をポコポコ打たれて2失点。森下は昨季もvs阪神に0勝4敗、防御率4.55でした。
カーブを打たれ、チェンジアップも打たれ、小兵の中野にもマン振りされて、何かクセがばれてるような感覚を覚えました。フォーム的なクセではなくて「配球的なクセ」があるのかもしれない。
アツのリードは良かったと思います。7回2失点ですからね。ただし1回2回に小刻みに失点したことが、阪神と大竹に勇気を与えたことは間違いありません。
あと6回裏。
2点負けてるのに、また森下を打席に送りました。
そりゃベンチには右の代打が二俣とケンティーしか残っていませんでした。
だけどさすがに2点差は代打でしょう。昨日言ったばかりでしょう。
いくら森下の打率が3割だと言ってもこれは完全にナンセンスです。大竹は森下のインコースに投げてきますよ。
田中広輔は残しておきたいから、森下の代打は宇草孔基で行くべきでした。
秋山と菊池。
過去の数字で恐縮ですが、カープが去年大竹に0勝6敗だった理由の一つに、秋山とキクが大竹に打率1割だからというデータがあります。※ソース
野間と龍馬は打率.380くらい打ってます。小園と坂倉は対戦数が少なく11打席と6打席。末包はもっと少なくて2打数1安打。
去年は代わりの選手が少なかったですが、今年は代わりの選手が大勢います。
2000本安打を打たせてあげたい二人ですが。大竹の時は休んでもらってもいいかもしれませんね。
コゾスエサカ。
よく頑張りました。毎日タイムリーは打てない。
9回裏、小園海斗に代走羽月が出ました。これには猛反対します。
新井は同点の走者だから羽月を出したのでしょうが、羽月は「12塁の1塁走者」でした。盗塁できない場面では「小園→羽月」や「野間→羽月」の意味は薄い。羽月の盗塁は特別ですが、ベーランは特別ではありません。
二俣翔一。0打数0安打。
守備固めで入ったのに9回裏、1対2、2死23塁で打席が回ってきました。
二俣翔一は21歳で一軍デビューしてまだ1ヶ月ほどです。相手は胴上げ投手の岩崎優。
カウント3-1から6球粘ってファール。7球目を選んで四球で出塁。最高の仕事をしました。
プロでおそらく初めてであろう「勝負所での打席」にドキドキしたでしょうね。
二俣は松山竜平に繋ぐ大仕事を果たしました。
正直言って7球目はストライクくさかったけどね。でも自信満々に見逃す演技も堂に入ってました。グッジョブにしておこう。
阪神
近本、中野、森下、大山に森下の全球種をマン振りされました。
1回表の近本、あの配球で低めに決まったカーブを長打するのか?
森下は1回も3回も森下のストレートを自信満々でマン振りしてきました。まあコイツはいつものことか。
中野も1回の無死2塁でチェンジアップをストレートのタイミングでマン振りして空振り。
私は「走者がいるのに中野がこんなにマン振りするか?」と違和感を覚えましたね。
阪神の全得点は大山のタイムリーと犠牲フライ。
前日もノーヒットの割には当てに来ず、けっこう強く振っていた大山。なんで打てないんだろ?
大竹耕太郎。7回無失点。4勝目。
またやられました。スローボールもたくさん投げてきた。
大竹「100球ぜんぶ違う投げ方で抑えたい」※朝日新聞
それゆけヤスダくんみたいですね。
岩崎優。1回1失点。
前回はゲラを打ちましたし、今回は岩崎を打ちました。
私の予想はけっこう当たります。岩崎とゲラはけっこう打てます。※参考記事
3回に1回は点取れるよ。ヘタすれば2回に1回は得点できる。だから恐れることはない。カープは最少失点で粘っていけ。
岡田彰布。
代打松山のいい当たりが野手の正面に飛んでゲームセット。
満面の笑みでした。苦しかったんでしょうね、ホッとしたんでしょうね。カワイイとこあるじゃん。
マツダで3連敗を回避できて心底満足。明日は西勇輝で勝算低いもんねえ。今日の大竹で勝てて良かった。
岡田のあの笑顔で、岡田が今のカープをどれだけ恐れているかが窺い知れます。
今日もやったるで。
本日のゲームプラン
本日のゲームプラン。
このコーナーが最近みんなに注目されてて、とてもやりがいを感じています。
今日はプロ野球ニュースの「今日のホームラン」のBGMをかけながらお届けします。
西勇輝vsトーマス=ハッチ
どちらも調子を読みにくい投手です。
西勇輝が右打者の方が被打率が高いというのは有名な話。
でも新井は左を並べるでしょうね。昨日も林晃汰を出しとけばよかったんですよ。好調だから。
坂倉が5番か6番でキャッチャー。林が8番ファーストでスタメン。
これが「4連勝した時のスタメン」です。これに戻してくるでしょうね。
秋山野間キクは出るでしょう。休むなら明日の横浜戦じゃないか。今は阪神を叩いておきたい。
得点は予想しづらいけど、あんまり投手戦のイメージは湧きませんね。
坂倉将吾が5試合連続安打中です。
「そっとしておいて下さい」
と言われるかもしれないが、今日の試合もとても期待している。
小園海斗も5試合連続安打中。
松山でヤクルトのルーキーに3安打完封された試合があるじゃないですか。
あの時、4番小園には3打席しか回ってきませんでした。3タコ。
あの試合、もし4打席目が回ってきて、もし小園にヒットが出ていれば、小園海斗は11試合連続安打となっていたところなのですよ。
「もしれば」を言っても仕方ありませんが、今年の小園は「高橋慶彦のあの記録」を40年ぶりにぶち破るんじゃないかな。31試合の秋山のサポートもあるしさ。
だから本日のゲームプランは5点取って勝つ。コゾスエサカが打つんですよ。
ハッチはわからん。いい投手ですがドリュー=アンダーソンに似た雰囲気です。
タマは速いが、高く入ると打たれる感じが似ています。