日本シリーズが始まりました。
第1戦は村上宗隆と吉田正尚の差が出た試合だと感じました。素人にはわからない話です。カープとも無関係です。
今日も唐突に社会人野球の魅力を語ります。
来週11月28日(日)に都市対抗野球が開幕しますが、そこにカープの中村健人、末包昇大、森翔平の3人が出場するからです。←追記 松本竜也君も補強選手として出場します。4人でした。てへ
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社会人野球の魅力
ハッキリ言って社会人野球ってほとんどのカープファンが興味ないと思います。ごめんなさいね、でも本当のことだから。
そもそも「どういうモチベーション」で応援すればいいのか、よくわかりません。
私もそれほど社会人野球に詳しくありませんが、私の楽しみ方はやっぱりプロ野球と絡めて応援してしまいます。
第1段階の楽しみ方として、高校大学で注目していた選手がドラフト指名漏れとなった場合、その子の続きを応援したい!というモチベーションで見ます。例えば堂林の親友の河合完治であり、昔なら立命館の古田敦也や鹿実の杉内俊哉とか。春の開幕からスポーツ新聞の端っこに河合や古田の名前が載るのを楽しみにしていました。
第2段階はドラフト候補をチェックするためです。こちらはわかりやすいですね。
かつては梵英心がMVP的な賞を取っていましたし、田中広輔も新人賞を穫りました。平成元年は佐々岡真司の活躍が鮮烈でしたが、同年は野茂英雄、西村龍次、潮崎哲也、与田剛、パンチ佐藤、木村恵二などが出場しており、佐々岡は賞をもらえませんでした。ソース
都市対抗は例年夏に開催されますが、去年と今年はコロナと五輪の影響で「ドラフト後」に開催されました。よって冒頭で書いたように今年もカープのルーキーをじっくり観察できます。
都市対抗は東京ドームで開催されるからか日テレ系のニュース番組でよく映像が流れます。今はJSPORTSが全試合を中継しています。おかげで私は去年、トヨタの栗林良吏をじっくり観察できました。その時点で私は
「栗林は先発よりも抑えに適性がある」
と見抜いています。参考記事
どうです?結果が出た後に「あの選手が良かった悪かった」と言う匿名野郎や佐々岡真司と一緒にしないでもらいたいです。私は1年前から栗林はリリーフ向きだと言ってきました。FA熟考中の九里亜蓮はこの先の3年間で40勝以上します。平均13勝以上です。まあ見とけや。3年5億じゃ引き留められませんよ。
大人の甲子園
その栗林がJSPORTSの番宣のために、都市対抗野球の魅力を語っています。
栗林にも佐々岡の口癖の「中で」が伝染しとる。5分で10回以上言っとる。ダメよ、正しい日本語じゃありません。
プロ野球最大のイベントが日本シリーズなら、社会人のそれはもちろん夏の都市対抗野球。
実は都市対抗野球はNPBの前身の「職業野球連盟」や、巨人の前身「大日本東京野球倶楽部」よりも歴史が古いです。
プロ野球が発達する以前から、いわゆる「甲子園大会」のように各都道府県で優勝を争う戦いとして1927年にスタートしたそうです。昭和2年です。
動画の中で栗林が語っていますが、都市対抗は大人の甲子園。
NPBが日本野球の最高峰であることは間違いないですが、その下のセグメントも大切です。アメリカでマイナーリーグや独立リーグが盛んなように、日本でも社会人野球と独立リーグは守るべき財産。
社会人野球はもっとわかりやすく単純に「私の会社のチーム」で良いのであります。例えば中村健人のトヨタ自動車の従業員数は36万人。広島市の人口は約120万人。
森翔平の三菱重工も、末包昇大の大阪ガスもハッキリ言ってカープよりずっと大企業です。去年はコロナがどうなるか心配でしたから、私はトヨタの栗林がカープに来てくれないかとも考えましたよ。「栗林はトヨタ辞めない方がいいんじゃないか、新婚だし」とかね。
とにかく大人の甲子園。
私はいつも社会人野球で「プロの卵」を観察しますが、実は30歳前後のベテラン選手がプロの卵をけっこう軽くあしらうんですよね。去年栗林がツーランを打たれたのは栗林より一つ年上の選手でした。
セリーグで打てるけどパリーグで打てない。
パリーグで打てるけどセリーグで打てない。
社会人野球でファースト守ってる子が翌年プロの1軍でショート守ってることもよくある。この話は梵英心のことです。
いろいろあって面白いです。ヨギ、日本シリーズ頑張れよ。