目標は借金5かな。

2025.9.2(火) 

広島 5-8 DeNA マツダ 

カープ3連敗。借金9。

これで残り23試合を勝率6割(14勝9敗)で戦っても、67勝71敗の借金4でフィニッシュです。

情けないが、今シーズンの目標は「借金4で3位でCS」でしょうか。

 

残り23試合。

素人の方は

「2位の可能性が残されている!」

とお考えでしょうが、カープが現在3位なら2位の可能性はあります。

しかしカープは現在4位です。カープの上には 2球団 います。(阪神は除く)

 

状況が「2位まで3.0ゲーム差」で同じであっても、4位のチームには追い抜かす相手が2球団あります。1ヶ月間で2球団を追い抜くことはかなりキビシイ。

なぜかと言うと、巨人とDeNAが 揃って負けること がなかなか無いからです。

追い越す球団が1個なら直接倒して差を縮めることができます。1ヶ月で3.0ゲームは可能性あり。

しかし4位カープが3位DeNAを倒しても、2位巨人が勝てば2位とのゲーム差は縮まりません。

DeNAと巨人が対戦する時は、巨人とDeNAのどちらかは確実に勝利します。よって巨人とDeNAが試合をいている間は、4位カープと2位チームとのゲーム差は100%縮まることがありません。巨人が負けるとDeNAが2位に上がるからです。

 

まあそんなこんなで、現実的な目標は3位でCS。

ここまで5ヶ月間テレテレやって来て、9月だけ全勝しましょうはムシが良すぎる話です。今後も謙虚にマツダで2勝1敗。借金4くらいを目指しましょう。

 

坂倉の打撃と走塁。

坂倉将吾。3打数0安打1死球。

3タコはいずれも得点圏。坂倉一人で7残塁。

唯一の出塁は死球。当たってないように見えたけど、DeNAはリクエストせず。無死12塁。

 

1死後、代打二俣の打球が右中間を襲いましたが、ライト蛯名の美技に阻まれ2死。

ここで1塁走者の坂倉が2塁を踏まずに1塁へ戻ったため、DeNAのアピールで坂倉アウト。スリーアウトチェンジ。

新井監督はワケが分からずリクエスト。私も最初、意味が分かりませんでした。蛯名の送球は二塁手に戻ってきましたが、2塁走者キクは全然余裕のセーフでした。

 

ここで考えられるのは1塁走者坂倉が2塁を踏まず、1塁へ戻ること。

ビデオが流れ、なるほど確かに2塁を踏まず1塁へ戻っている。

しかし坂倉は2塁を回る時も、なぜか2塁ベースを踏んでいませんでした。このため坂倉は2塁ベースを踏まずに戻ったのでしょう。しかし2塁を通過する時にベースを踏んでいなくても、1塁へ戻る時は2塁ベースを踏まないといけないそうです。※日刊スポーツ

坂倉は蛯名が捕球する可能性もあったので、ハーフウェイで待つために2塁ベースを踏まずに2塁を回ったのでしょうか? 初めて見るプレーでしたね。打球が抜けてたら、どうするつもりだったのでしょうか?

 

私は1塁も2塁も必ず踏んでアウトになります。じゃないと「後で何かが起こった時」にセーフにしてもらえないからです。

よくピッチャーゴロの打球で1塁まで走らず、1塁手前で引き返してベンチに帰る選手がいますが、あれはたいへんもったいないです。

万が一ファーストがベースを踏んでなかったらセーフにできるところですが、その「ミリのチャンス」さえ放棄するのはもったいないです。

「坂倉はまた懲罰交代かな?」

と思いきや、昨日に限ってアツがベンチ外。坂倉はその後も試合に出続けました。

 

打撃もスカタンで、神宮でホームラン打ってる時も、

「やっぱ手が先に出るなあ」

と気になっておりました。

手が先に出て結果を残してるバッターもいますが、坂倉はそのタイプじゃありません。手が先に出てくる時はだいたい打球が遅く、飛距離も出ません。

坂倉はかなり重症ですね。スローイングの件と言い、やっぱなんかどっかの調子がおかしいのでしょうね。ケガしてる可能性もありますね。

 

昨日の敗因は坂倉ですが、それ以前に今シーズンの敗因が坂倉です。

守備面には概ね満足していますが、打撃面で全くの不満です。

 

6点差のバッティング

昨日はテレビを付けたらもう0対7だったので、床田の話はできません。見てません。

2回裏、床田のところでベンチの内田が映る。全く準備してなくて、

「なんだ、ここで行かずにどこで行くんだ?」

と思いました。代打は前川でした。

走者が出たため、代打が変更された可能性もあります。

 

その前川が初球のストレートをコンパクトに振りぬいて、センター前ヒット。美しいヒットでした。

前川も手が先に出るタイプですが、バットコントロールとリストを利かせた打撃をします。

また初球のストライクを積極的に打ちに行くのも前川らしくて良い。こういう選手は代打でも打てるかもしれない。

 

0対7が2対7となり、チームは「行けるぞ」ってムードになりました。

ここのところ、1番奨成・2番ファビアンが続いているので、9番が送りバントしたりヒットしたりすると、すごくチャンスが拡大します。

私は「1番羽月」派なんですが、「1番奨成」が結構打点を挙げてることも知っていますよ。

 

その後、坂倉がチャンスを潰しまくっている間に、2対7から2対8となります。

ここで頑張ったのが モンテロ でした。

普段のモンテロは初球から積極的にボール球まで振り回すタイプですが、6点差になって急にボールを見始めました。

残り4イニングで6点差をひっくり返すためには、ヒットだけでは厳しいんですよ。四球とエラーも絡ませたい。

6回裏、先頭打者モンテロはツーストライクまで打つ気なく見逃して、四球獲得。無死1塁。

 

「さあ末包も続けよ!」

と思ったら3球三振。ボール球を2球振って、最後はストライクを見逃して三振。

実はこの配球は前の打席と同じような配球でした。

同じ手で打ち取られる末包。裏をかかれたのですが、前の打席の配球は一応ケアしいておいてほしかったですね。

ここで末包がホームラン打ってもまだ4点差あるんですよ。末包にも長打狙いではなく、コンパクトに出塁してほしかったです。

 

7回裏2対8、無死無走者、打順9番のところで内田登場。

秋山かな野間かなと思いましたが、新井は内田を抜擢。

山本祐大は内田湘大に全球変化球要求。

「走者ありの場面で佐々木泰と前川にまっすぐばかり投げたくせに、走者なしの場面で内田に変化球?6点差やぞ、なんでや?プライド無いんか?」

と思いましたが、結果は見逃し三振。どれもタイミングが合っていませんでしたね。

 

試合後に内田が「明日はファーム」と言ってたそうですが、まだわかりませんよ。今日も左の東ですから、内田がベンチ入りする可能性は消えてないと思います。

 

本日のゲームプラン

大瀬良 vs 東。

岡本駿が昨日3回60球。鈴木健矢も2回18球。

内田を抹消して、中継ぎ投手を1人昇格させるのが通常の作戦。

 

好調な滝田は昨日25球投げているため、ロング枠に入れるのはキビシイ。

滝田が一番好調なんですが、もし大瀬良が3回で降りたら、25球投げてる滝田には2イニング行かせづらいんですよね。

塹江と松竜も失点が続いています。

遠藤淳志 がちょうど中6日なので上げてみてはどうか。それとも下で確実に先発する方が遠藤のためになるか。

 

攻撃陣は昨日と同じでいいでしょう。5点取ったんだし。

カープの野手陣は初球を振っていく打者が多く、3番小園が最近初球を見逃すのも、1番奨成や2番ファビアンが1球でアウトになるからです。

それはそれでいいんですが、今日もテンポの良い東の前にカープは5球でスリーアウト。一方大瀬良は1イニング20球かけてスリーアウト。

このリズムは相手打線が良くなるリズムです。東のテンポを乱しましょう。

 

前回も言いましたが、今年のカープは東をけっこう攻略できています。

今日も5回で3点くらいは取れると思います。粘って行こう。

キクが好調なので羽月前川をスタメンで使いづらい。

佐々木が長打を打ったので、内田と二俣も使いにくい。

 

層が厚いっちゃ厚いんだが、アンダースローの時にファビアンを休ませてもあんまり効果ありませんでした。

打線はやっぱ坂倉で切れるんですよね。休ませるべきなのか?

しかしリードはちゃんとやれてますからね。7点は取られたけどさ。

1週間前の大瀬良はアツと組んで6回2失点。勝利投手かあ…


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感