巨人の原監督が退任。後任は阿部慎之助。
既定路線とはいえ、阿部で大丈夫かねえ？
まあカープの新井貴浩新監督もかなり危なっかしく見えたけど、蓋を開ければ案外名将でした。
今朝は巨人の話をちょっぴりした後、中日の話をたっぷりします。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
巨人の話
巨人は2年連続Bクラス。
原監督は3年契約の1年を残して退任と報道。
報知新聞まで報じているので本当なんだろうね。
原監督の1番ダメなところは忍耐力のないところ。ピッチャーもマシンガン継投だし、若手の育成もガマンできずにすぐによそからベテラン選手を補強します。しかもその補強の仕方に品性がありません。
ミジメな男でしたね。原辰徳は。
阿部慎之助は巨人の切り札。
桑田とか工藤とか落合とかいろんな名前が出ましたが、私は阿部や由伸で行くべきだと思います。
50代でもおっさんですが、60代の原辰徳と3年契約なんて巨人以外ではあり得ません。
巨人ファンもいつまでも過去の数字、過去の栄光ばかり見ずに阿部慎之助や浅野のような未来の希望に目を向けるべきですね。
巨人の話は終わり。
中日の話
巨人は戦力が足りていないので監督を代えても劇的に強くなることはありません。
だが中日は違うような気がする。
選手がやる気を出せば俄然強くなるような気がします。
中日は8回裏終了時にリードしていれば100連勝中だそうです。
もちろんライデル=マルティネスがいるからなんですが、近代野球で「後ろが強い」ということはハッキリ言って「チームが強い」という証し。
若き野球ファンは「打てない打てない」とすぐ口にしますが、昭和の野球ファンは「打てなくても勝てる」と考えます。
立浪も昭和の野球人なのでそれを目指してやってきたと思いますが、その割にはアホな走塁ミスが多い。センター岡林の外野守備もハッキリ言ってまだまだ幼い。
中日はライナーバックができない。ライナーで飛び出すシーンが多すぎる。今年だけで5～6回見ました。
岡林は全てのフライを一直線にノーバン捕球しに行って3塁打を与えるシーンが多かった。今年だけで3回見ました。
打てなくてもゼロで抑えれば負けることはありません。
先発ローテの「11敗カルテット」は先に相手に点を与えたから黒星が付くのです。
5回を終わって0対0なら練習量の少ない方が先に失点するものなのです。それが昭和の野球です。
中日の立浪監督は続投が濃厚。
ヘッドコーチが片岡になるのか清原になるのか福留になるのかとか言われてましたが全員PL。
PL学園と言えば昭和の代名詞。令和になって硬式野球部も復活したらしい。
私はPL学園も好きだしマエケンと小窪も好きだよ。金石も西田も小早川もPL。※参考記事
だけど仲良し内閣ではチームは強くならないと思う。
立浪片岡は仲が良すぎるんじゃないか？
中日の劇薬
中日は巨人阪神ほどではないにせよ、昔から派閥争いやお家騒動が有名。
星野仙一、高木守道、田尾安志、落合博満、山田久志、白井文吾。みんなひと癖もふた癖もある人たちでした。
選手もいろいろ。
小松辰雄、牛島和彦、鹿島忠、福留孝介、山崎武司などは個性強かったなあ。
マジメで温厚そうな人も多い。
宇野勝、山本昌広、吉見一起、アライバ、川上、岩瀬に浅尾。
こちらの人たちは立浪と相性が悪そうですね。イメージですが。笑
立浪の天敵として有名なのが山崎武司。
現在54歳で引退後は一切のコーチ経験がありません。
山崎武司と言えば100年のプロ野球の中でもトップクラスの暴れん坊。
そりゃ落合でなくとも「指導者に向かないタイプ」とレッテルを貼りたくなります。
だけどミスタードラゴンズと言われた高木守道や立浪和義を呼んだ時、なぜか中日は一番弱くなります。
優勝監督は星野仙一と落合博満ですが、彼ら二人も就任前はどちらかと言うと
劇薬
なイメージでした。
星野も落合も引退後のコーチ経験は一切ありませんでした。
カープの新井もコーチ経験なし。
周りのコーチがサポートすれば監督にコーチ経験など必要ないのかもしれません。
山崎武司は高橋慶彦クラスの暴れん坊ですが、私はファンに人気があると思うんですよ。
ガルベスや星野監督とケンカもしましたが、山崎武司は火事の現場で炎の中に飛び込んで女の子を救出したこともあるんです。
私はこのエピソードが大好きで、山崎武司を好きなんですよね。
中日ファンの間では有名ですが、立浪派と山崎派は犬猿の仲らしい。これも慶彦と北別府みたいでプロっぽい。
今の中日ドラゴンズには優勝争いできる戦力が揃っていると思います。
山崎武司のような劇薬を投入できればチームは変わるような気もしますがね。
その劇薬が清原だったのかも知れませんが、執行猶予中の今の清原はかなりマイルドです。笑 後輩の立浪にペコペコする姿は見たくない。
結局中日のやったことは井上一樹を呼び戻し、片岡篤史を昇格させただけ。中日スポーツ
劇薬どころか甘い水。
一方で劇薬臭の強い中村紀洋を更迭しました。
「劇薬一つで強くなったら苦労はねえよ！」
確かにその通り。
だがお前たちは2年連続最下位です。あの投手力を擁しながら。
巨人が弱いのは仕方ありません。先発投手が壊滅的に足りなかったから。
しかし中日はそうではありません。投手王国でした。それで2年連続最下位。
「今は5位だよ！」
ハイハイ。ディスイズ五十歩百歩。目くそ鼻くそです。
私は優勝しなければ負けだという考え方です。
2位も3位も一緒。
今夜のDeNA戦は一切見るつもりありません。