2021.4.23(金)
巨人 2-1 広島 東京D
阪神の監督はこう言いました。
「この球場本当に狭い」日刊スポーツ
この日の解説、石原慶幸はこう言いました。
「この球場はホームランがよく出ます」
だから守備走塁を後回しにして、打力重視、左右病という野球も実は「一理」あるのです。
人工芝の野球は幼稚で簡単です。だから東京ドームと神宮に限って「5番レフト松山」も実は「一利」あるのです。
ま、私は選択しませんけどね。DH制度があっても私は「5番松山」をやらない。頭を使わない野球だからです。
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8番小園は敬遠されるに決まってる!
せっかく掴んだ大きな星を自ら投げ捨てた佐々岡と河田。
昨日の試合の勝負どころは8回表の龍馬のゲッツー?
その前の誠也の打ち損じ?
私の答えはNOである。
昨日の勝負どころは2回表でした。
菅野が小園を敬遠した場面である。
巨人の補欠vs未来の星。とはいえ試合はまだ2回。
私は
「間違えて勝負してくれないかなー」
と思ってました。
しかし原と菅野は間違えない。逃げることだけは間違えない。
小園もちょっとオーラを出しすぎました。
菅野がビビって申告敬遠。ちっ・・・悔しいがお見事な采配でした。皮肉じゃありません。褒めてます。プライドもクソもなく小園を避ける。菅野はさすがですよ。今年10勝くらいできるかもしれないです。
昨日の勝負どころはまさにここでした。原と菅野はカープのことをよく研究している。
そしてカープのことを全く研究してないのが佐々岡と河田である。
河田はつい最近までこう言ってました。
「悪いけど小園のことはよく知らない」
「田中広輔に早く1番2番を打ってもらいたい」
は?
今日やれば?
1番田中、5番松山。
去年、一昨年の二の舞やで。3年連続Bクラスへまっしぐらの最短距離です。
3番誠也にも耳を疑ったし、4番龍馬は発想にもなかった。
羽月を外す発想もなかったよ。
ベンチでヘルメットをかぶってる羽月。ハムスターみたいでカワいかったぜ。
カワイイ中にもハムスターはどこか哀愁が漂います・・・
九里亜蓮も100点ではない
監督とヘッドコーチがアホなので、選手は自力で頑張らないといけない。
昨日で言えば坂倉と九里。
8回2失点なのでもちろん立派。
しかし100点ではない。
坂倉の4タコは仕方ない。こういう日もある。4回のセンターフライは感じが良かった。
坂倉がダメだったのは「送球」です。スローイング。
甲子園かどこかで2塁手の2mくらい上へクソ暴投をして以来、坂倉のスローイングが安定しません。昨日も菅野の送りバントをあわや悪送球しそうになってました。結果はアウトでしたが要修正。
九里。ピッチングはまあ良いだろう。この狭い球場でツーラン1本は仕方ない。
九里の課題は「守備」である。ランダウンプレー。挟んだ1塁走者をアウトにできなかったあのプレー。
6回裏1死1塁で打者丸。セカンド横の痛烈なゴロ。菊池涼介スーパーキャッチ!久しぶりにキクの守備で吠えました。素晴らしいプレー。2塁フォースアウト。しかし1塁はセーフ。2死1塁。
打者若林の場面で走者丸がスルスルとスタート。九里がこれに気付いて丸を12塁間に挟む。
九里は1塁クロンに送球。丸は2塁へ向かう。クロンは遊撃小園に送球。しかしこれがワンバウンド。小園は膝を突いてワンバウンドキャッチ。丸は1塁へ戻り、小園は投げられませんでした。
このプレーでミスをしたのはクロンですが、その前の九里の追い方にも重大な問題がある。
ランナー飛び出しに気付いた九里は走者丸を見ました。
この時、丸は12塁間の真ん中付近にいました。
九里は丸に向かって走ります。1塁ベースでも2塁ベースでもありません。丸の方向に走ります。これは正解。
んで遊撃小園は2塁ベース上。クロンも1塁ベース上。これも正解。
間違いはこの次。
せっかく丸の方向に走っていた九里が、突如丸のいない1塁ベースに投げたこと。丸はなおも12塁間にいました。九里は丸まで1mと迫ったのに、丸から3m離れている1塁クロンにボールを投げました。んでミスが起きました。
九里はどこまでも丸を追い掛けるべきでした。しかし守備に自信がないのでしょう。九里は早くボールを離したがった。
草野球でランダウンプレーをミスする時と同じ現象です。守備に自信のないヤツはすぐにボールを離したがります。走者を追わないのです。丸は生き残って2死1塁。九里に喝!です。
しかもリズムを崩した九里は次の打者にも四球を与え2死12塁。丸を残したプレーは「事故に繋がる守備」でした。強いチームが相手ならダメ押し点を取られるところです。
九里亜蓮は前回登板でも7回にダメ押しの3点目を失っています。この時は理不尽な判定とポテンヒットで九里は不幸でしたが、そういう事故が起こり得るのが野球というスポーツ。
だから九里。集中して投げろや。
黒田博樹は「この一球が現役最後の一球だと思って全球投げる」と言ってました。一球入魂。
その一球はバッターに投げる一球とは限らないぜ。九里よ。
エースたるものはピッチングだけじゃダメなのだ。
小園
敬遠と内野ゴロ2つ。
内野ゴロの感じも悪くなかった。
菅野のストライクボールがハッキリしてたとはいえ、小園は低めボール球をしっかり見極めていました。いい感じだと思います。
大魔神が「菅野の術中だ」と言ってますがクソ食らえですね。小園は相手の決め球を打てばよい。
ショートゴロは飛んできませんでした。
センター前ヒットにダイブしましたが届きませんでした。あれは仕方ないでしょう。
丸の挟殺プレーでは味方を助けてほしかった。その前のキクの超絶ファインプレーの時、小園はベースカバーに早く入りすぎて一塁送球がちょっと弱まりました。守備がいつも一直線で「緩急の急」だけです。細かいプレーはまだまだ幼い。当たり前ですけどね。
今日のゲームプラン
もう後がない広島カープ。土日連勝しても今週は2勝3敗1分です。
連敗しようもんなら今週は5敗1分です。先週も今週も森下九里で連敗。
先週はここで遠藤、昂也で巻き返しました。今週もそこに期待すんのか?情けない。
今日は中5日で高橋昂也。なんでやねん・・・
中5日はノムスケの方だろ。年俸から言っても。
ノムスケは中5日で勝ったことがありません。だから手術明けの昂也が中5日。二人とも1週間前の日曜日にデーゲームで75球投げています。
巨人の土日は補欠の2人。
羽月と小園を出せば勝てます。出さなくても勝てる。
真面目に言うと原辰徳は今日、左の昂也に対し
「中島、ウィーラーを先発させる」と明言しました。
丸を下げて左翼ウィーラーでしょう。組みやすし。
俊足ウィーラーですが、ウィーラーでゲッツーが取れたら昂也の勝ちでしょう。ま、取れなくても昂也の勝ちですが。笑
昂也君の前回パートナーはアツでした。打撃好調のアツと打撃不振の坂倉。今日の相手先発は右投手。
前回の昂也君はvs小笠原慎之介でした。左腕。
私は「だからマスクがアツなのか?」と思いました。昂也にアツじゃなく「小笠原にアツ」を出したかった。朝山の伝説レベルの左右病。
なら今日の相手は右投手だぜ。坂倉将吾を出すのかい?
そこが私の注目ポイント。
広島カープ、史上初のファーム日本一を勝ち取ったのは高卒ルーキーの昂也と坂倉でした。
あれから4年。一軍の日本一を勝ち取るのもこのコンビだと私は思ってます。
狭い球場なのでレフト松山でも何とかなります。私は大反対ですが。
打って勝つなら打ちなさい。
予想オーダーは33、6、1、63、55、27.10、51、34。昨日と同じ。
希望オーダーは33、69、51、1、31、6、10、22、34です。龍馬を外してレフト奨成、センターにハムスターです!