新井貴浩・引退の可能性について

なんで誰も言わないの!?新井貴浩の引退の可能性について

前回の「MVPは丸か田中か」にたくさんのご意見を頂戴しまして、ありがとうございました。
やはり好成績の丸が最右翼と見られる中、人気ブロガーさん達は田中支持派で、おもしろいなあと感じました。
一昨日カープが激勝するも、阪神も負けずにマジックは1のまま。優勝は持ち越しとなりました。

いいんじゃないですか。
だって球場全体が「阪神負けろ負けろ」って祈りながら、球場でテレビを見てるのって気持ちよくありませんから。
私の感覚は「甲子園で勝ってスカッと胴上げ」>「テレビ見ながら阪神が負けてマツダで赤松と一緒に胴上げ」です。
2003年、甲子園でカープの鶴田泰が阪神の赤星にサヨナラヒットを打たれて、目の前で胴上げを見せつけられたことがあります。←実際はまだマジック1
私はしつこっく憶えています。やり返しましょう。
18日は台風一過、秋晴れの甲子園でデーゲームです。
きっと絵になりますから。笑
広島のファンが気の毒だって言いますが、試合の半分はビジターなんです。今回は台風もあって仕方ないじゃありませんか。
2017年の胴上げは甲子園ですよ、甲子園。相手の動向も関係なく、ビシッと決まりますから。

さて、ここからが本題。
なぜか誰も言わないんで、自分で考察してみました。
「新井貴浩の今シーズン限りの引退はあるのか、ないのか」

今日も怒らないでくださいね。
江川卓風に言うなら
「ちょっとみなさん冷静に・・・。落ち着いていきましょう」
ですよ。

思い出してください。
去年の今頃、カープには「黒田博樹」がいたんですよ。
マジック1で東京ドームに先発したんですよ。
そして好投!ナイスピッチング、ゴロの山、さすが黒田!
・・・からの、25年ぶり優勝、黒田号泣&抱擁!、そしてまさかの胴上げ!
はあはあ・・・すみません、ちょっと興奮しちゃいました。

日本シリーズでも打者・大谷翔平と激闘。
実現しなかったものの、幻の第7戦では投手・大谷を相手に黒田の現役ラストピッチング!となるはずでした。
そしてシーズンオフ、1987年衣笠以来、黒田の15が永久欠番に。レジェンドだなあ・・・

その黒田ですが、リーグ制覇、CS完全勝利!、相手も日ハムに決定!
さあいよいよ日本シリーズだ。どちらもリーグの優勝チーム! 正真正銘、日本一を決めるぞー!
・・・というこのタイミング、日本シリーズ開幕直前でした。

「私、黒田博樹は今シーズン限りをもちまして・・・」

2016年10月18日のことでした。
でも、この時、カープファンに驚きはありませんでしたよね。
がっかりしましたし、寂しくもありました。
でも、黒田が満身創痍で2016年を戦い抜いたことはみんな知っていましたし、そもそも黒田復帰の2015年は「一年間だけ与えられた夢の時間」のはずだったんです。
マエケンもいたし、栗原もいた。ここで優賞しなきゃいけなかった。
野村謙二郎が体調不良でなければ、たぶん2015年は勝ててたと思います。

2015年の優勝を逃したせいで、黒田は41歳のシーズン、もう一度戦ってくれました。
そして2年目の緒方監督は鈴木誠也をレギュラーに育て、タナキクマルトリオを完成させて、25年ぶりの歓喜。
このタイミングでの「私、黒田博樹は・・・」発言。
私は思いましたよ。
「ありがとう黒田、本当に無理してくれてありがとう。お疲れ様でした」

黒田の肉体はもうボロボロでした。
カープファンはみんな知っていましたね。
それで150イニング10勝です。(野村祐輔28歳、現在143回9勝←オイ!)

黒田の引退発言はみなさん、うすうす感じていたんじゃないですか。
私の予想では
「リーグ優勝したら引退発表があるかもな」
って感じてたカープファンは、全体のカープファンの「70%」くらいじゃないですか。
「黒田はいつまでも元気だ!」って信じる無邪気な子供たちと、
「黒田さんがいなくなりゃ、どうすりゃいいの!」って、黒田抜きでは生きられない人以外は、うすうす感じていたはずだと思います。
「今年優勝を決めて、黒田を休ませてあげたい」ってファンが大多数だったと思いますよ。

んで、2017年です。
「新井貴浩、引退はあるのか、ないのか」です。こちらについては

「引退なんかするはずないやろ、おまえは何を言うんじゃ!」
って意見が90%以上だと予想します。

今はちょっとだけお疲れの様子も見られますが、まだまだ代打での存在感は小窪と並びチーム随一。
何より新井に「衰え」を全く感じないのは、彼が走れて守れているから。
一塁守備も元気だし、走る姿も相変わらず、ほほえましく楽しい(笑)です。
打撃はもちろん健在で、ライアン小川からの大逆転3ランは今季最大の見せ場でした。
現役バリバリの「戦力」であり、代打でありながら「カープの主砲」でもあります。
そして何より、本人が真顔で「野球を愛してます」って言える男ですから、師匠よろしくボロボロになるまで現役を続けそうな雰囲気であります。

さて、そんな新井貴裕に「今季の引退はあるかも?」と考えられる要素はあるのでしょうか?
私はあると思います。

<1>俺の役目は終わった、あとは堂林に任せるぞ的引退
カープが二連覇を達成し、日本シリーズでも勝利すれば、引退してもおかしくないのでは。
今季、松山竜平が完全に一本立ちし、来季の松山はセリーグの打点王を争います。
丸・誠也と「脅威の100打点トリオ」です。
そしてバティスタと堂林。今はバティスタが一歩も二歩もリードしてますが、もしレフト・バティスタを使うとなると、松山を本格的にファーストにコンバートしなくてはいけません。
新井さんとエルドレッド2枚も代打に置いておけますでしょうか・・・

<2>もうやることは全部やった。俺は燃え尽きたんだ的引退
まだまだ新井はフルスイングできてるし、守れます。走れます。
でも本人が「これは俺の100%ではない」と思えば引退する、というパターンです。
今季、劇的なライアン撃ち以降、ちょっと打撃が落ちてきたように感じます。

ライアン前(~7/7・78試合) 144打数 37安打 7本 .257
ライアン後(7/7~・56試合)  91打数 28安打 1本 .308

一見数字上ではほとんど変わりないようですが、私には「一発の怖さ」がなくなってきている気がします。
単なる夏の疲れと見ることもできますが、松山やバティスタの台頭で、相手からも新井の怖さが薄れているのは事実でしょう。
もちろん新井の場合は体が元気なんで、ウエートトレーニングでまだまだ長打力をキープできるかもしれませんが、本人がそういうことを望むかどうかですね。
この場合の引退は新井に主導権があります。

<3>お疲れさん、勇退的引退からの芸能界デビュー
松田オーナーの鶴(悪魔?)の一声パターン。
「もう若いもんに道を譲ったらどうじゃ」発言・・・
いや、やっぱり松田オーナーは絶対言わないですね。
前田も琢朗もあんだけ引き留めたくらいだし。オーナーは新井が大好きだし。

しかし鈴木本部長、川端編成部長以下フロント陣には、二連覇で高騰する総年俸、10代選手の少なさも考えてるはず。
そして何より「新井本人の売り時」を考えると、今カープが二連覇し、日本一の可能性も残された中での「新井の勇退」は引退後の新井の「商品価値」をぐーんと高めます。
金本知憲も野村謙二郎も晩節を汚しました。
個人記録のためにボロボロになるまで現役を送りました。
しかし黒田と新井には、個人記録にこだわりは全くありませんでした。完全にゼロでした。

新井が今シーズン、日本一を達成してきれいに勇退すれば、見事すぎる引き際です。
前田智徳のように全国ネットの番組に出られるかもしれないし、ひょっとして江川卓や野村克也の後釜も狙えるかもしれません。バラエティー番組などの仕事もこなせそう。
大阪のローカル番組には必ず需要があります。金本監督が続く限り、新井はレポーターとして絶対にひっぱりだこです。大阪人は金本vs新井のいじり合いが大好きなんです。
新井本人は絶対望んでいないでしょうが、関西のテレビ局は大金を持って新井貴浩の獲得を狙ってくると思います。

以上、3パターン。
いかがでしょうか、新井の引退の可能性。
あなたはどうお考えですか?