森下鮮烈デビューも逆転サヨナラ負け。アンタも好きねえ・・・

2020.6.21(日) 横浜

DeNA 2x-1 広島

抑えのスコットが9回裏に4連打を浴びて逆転サヨナラ負け。

つい2週間前まで「抑えはスコットで決まり!」と言ってたヤツらが手の平クルクル。

6/18(木)安仁屋宗八「スコットは安定感がある」

6/21(日)安仁屋宗八「スコットの抑えは厳しい」

ラクな仕事だな、OB会長。もうちょっと仕事しんさいや。


 

私でも森下を代えていた

6回裏終了。森下の球数90。得点は1対0、カープ1点リード。

7回表のカープの攻撃は7番から。森下は6回裏の投球直後、ベンチに入らず三塁側でキャッチボールを開始。

「うおお!森下続投か!やったぜ佐々岡!」

 

7番が倒れるとキャッチボールを終え、ヘルメットを持って打席に向かう。8番田中も凡退する。

DeNAは投手国吉。2死走者なし。

初球150km、アウトロー見逃しストライク。

2球目はスライダーを空振り。森下の打撃は引っ張りタイミングです。打撃フォームも山田哲人に似ている。もしかして一発狙いか?

結果は三振。

 

んで7回裏のピッチング。6~8番を三者凡退。104球。7回4安打無失点。8三振。最速154km。平均150km。

ノーヒットノーランなら続投させますが、私ならここで交代させます。お役御免。

2017年、こういう展開で続投させたドラ1の投手は結局ノーヒットノーランも完封も逃しました。

矢崎(当時加藤)はプロ初勝利こそ飾りましたが、これ以後ストライクが入らなくなりました。

あの時、私はさすがに「代えろ」とは思いませんでしたが、「はよヒット打たれろ」とは思ってました。矢崎の球数は135球でした。

 

プロ初登板で100球超えの森下に8回9回を続投させるのは反対。

交代は妥当で適切。よく7回まで投げさせたほうです。

んで8回ヤスと9回スコット。私はこれもカープの最善手だったと思いますよ。

 

スコットはなぜ打たれたか?

ちょっと意外でした。

「四球で貯めて一発ドカーン」は想定内なんですが、右打者に3連打されるとはちょっとビックリしています。

3番ソトにライトフェンス直撃のシングルヒット。

4番佐野は会心のライト前。

5番ロペスにライト前。コレは誠也に捕ってもらいたかった。

6番宮崎、右中間を破るサヨナラ逆転タイムリーツーベース。

 

みなさん言うようにボールが高いんですが、特にスライダーが高かった。

ツーシームはいつも暴れるんですが、スコットのスライダーは比較的低めで安定してましたから。

もしかすると連投に弱いのかもしれないですね。

 

森下続投の結果は誰にもわかりません。

しかし昨日の森下が完璧だったかというと私はそうでもなかったと見ています。

ソトが森下に全然タイミング合ってないので助かりましたが、やはり抜け球と逆球は多かった。

多分に結果オーライなところも多かったです、森下。球威はありましたけどね。

 

まだまだ発展途上のゴールデンルーキー。

こんなところで無理させて潰すわけには参りません。

目先の勝敗よりも森下の育成が優先です。森下は未完成。

 

問題はスコットじゃなくて打線

カープの後ろが弱いのはキャンプ前から課題でした。

もっと言うと昨シーズンの夏場にフランスアが打たれ始めた頃からの課題でした。

カープのブルペンで1イニングをゼロに抑える確率が高い投手はヤス、スコット、塹江の3人。

 

ヤスは9番からの8回裏を投げて「ヒット、右飛、二併殺」

球威はありましたが、ヤスにしてはちょっとコントロールが悪かった。

乙坂の併殺は一歩間違えば長打になりそうないい当たりでした。飛んだところが良かった。

ヤスは低めを突けているので事故が少ないのです。

 

3番からの9回にスコット登場。結果は前述。

スコットの長所は空振りが取れるところと、右打者に強いところ。だから私はスコットをソトロペス宮崎の打順に当てたのは正解だと思いました。

スコットの短所は制球と守備。投げ終わった後、体が一塁側に倒れるのでピッチャーゴロが捕れない。第2戦もそれで1失点。

送球エラーも一度やらかしています。左打者にバント攻撃をされると堤防が決壊しそうです。

 

この3人で1点差を守り切ろうって野球はもともと無理のある話なんですよ。

援護点を取ってピッチャーをラクにしないといけない。

なのに四番誠也はミスショット連発。

ホームランできる球は5球以上ありました。高橋大樹ならどれかをきっと仕留めてますよ。ったく・・・

アツは4打数4ショートゴロ。

キクは12打数ノーヒット。

代走野間を一度も使わない。

代打起用も少ない。アツのゲッツーでチェンジになった回、ピッチャーは右サイドの平良でした。もしも1死満塁で7番の堂林に回ったら佐々岡は動いたでしょうか?

場面によってはタナとキクにも代打を出すべきだと思います。安部、長野、高橋。

 

次節は巨人戦

横浜3連戦は2勝1敗。森下も結果を出したしまあ満足です。

第2戦も負けてる試合でした。トータルで見れば2勝1敗は好結果です。

打線の内容は良くありません。全体的にボールをよく見逃してガマンしていますが四球を稼ぐまでには到らず。

盗塁が少ないことも寂しいぜ。

 

次節は巨人戦。

こちらはKJ、九里、遠藤。

あちらは戸郷、桜井と誰だっけ?

巨人は阪神に3連勝。阪神のボーアも酷い言われようだなあ。つい2週間前はバースだ本物だって騒いでたクセに。

手の平クルクル。アンタも好きねえ。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感