森下で負けた試合。鳥谷敬は阪神の監督をやりたくない

2022.9.14(水) 

阪神 6-5 広島 甲子園 

スコアだけを見ると熱戦なんですが、両チームとも細かいプレーが雑で見ていてため息ばかりあふれる試合でした。

まず小園。スリーベースにツーベースは立派なんですが、小園って去年からずーっと「3塁走者時の打球判断」が小学生レベルなんですよね。ハァ・・・

続いて阪神の梅野。こちらもツーベースにスリーベース。だが5回裏の本塁タッチアップはどうだろう? 結果はセーフになったけどギリギリのクロスプレーでした。自重していても1死満塁で近本大山でした。ギャンブルする場面ではなかったと思います。

最後にマクブルーム。来日当初はそうでもなかったんですが、6月頃からスローイングがとても怪しくなっています。昨日は送りバントの処理でついにエラーを記録してしまいました。たぶん今のままではファーストゴロを二塁で封殺することは期待できないでしょう。送りバントもそうです。マクブルームに捕らせれば送りバントは必ず成功します。

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佐々岡は悪くない

5回97球3失点で伊藤将司を降ろした阪神。

5回75球3失点で森下暢仁を引っ張った佐々岡。

私はどちらも正解だったと思います。よしんば5回裏ツーアウト満塁で森下の打順が回ってきても、私は森下を打席に送ります。

マクブルームのエラーあり、中野拓夢への不可解なデッドボールあり、會澤翼の6球連続ストレート要求あり。いろいろ足を引っ張られたことも事実ですが、それでも森下には持ち堪えてもらいたかったね。

 

ストレートのシュート回転は春先に比べ、夏以降はずいぶんマシになりました。現在はほぼ垂直方向に美しくスピンしています。

森下はここまで24試合に先発して10勝8敗、防御率3.16。微妙な成績です。来年のWBCには呼んでもらえるでしょうが、去年の東京五輪のように決勝戦では先発させてもらえないでしょうね。

今年の森下は抑えてほしいところでギアが上がりません。顔は真っ赤になるんですが、球がイマイチ決まりません。

「キャッチャーが替わったからだ」という説も一理あります。だが森下はWBCやMLBでも活躍しないといけない投手。相棒が坂倉じゃないとダメなようでは困るのです。

 

ということで昨日の敗因は森下です。いつも言ってますがカープの勝敗を左右するのは森下。

佐々岡は悪くないでしょう。5回75球で森下を降ろしたら私はキレます。

それに中野のデッドボールの時、佐々岡はのそのそとベンチを出てきて審判に抗議しました。たいへん結構。佐々岡にしては上出来です。もしかして初めて?

 

監督なんかやりたくない

佐々岡の去就はどうなりますかね?

本人に辞意があっても、後任が見つからない場合は続投するかもしれないですね。

元阪神・ロッテの鳥谷敬氏は昨日、

「阪神の監督をやりたくない

と語りました。

 

その理由はこちら

鳥谷「就任時は素晴らしい歓迎を受けるが、やめる時は素晴らしいくらい叩かれる」

とのこと。デイリースポーツ

その気持ち、よくわかるぜタカシ、俺も叩いている一人だし・・・

 

この発言は東野とブラマヨのバラエティ番組内での一言なので、もちろん冗談半分で笑わせようとしてるんでしょうけど、プロ野球監督が過酷な仕事であることは間違いありません。

でも去年の新庄に比べたらカープの戦力ははるかに整っているし、中日以上に補強にも積極的です。 

監督次第でカープは十分優勝争いに挑めます。ヤクルトは確かに強いけど3連覇4連覇できるかというと、そう簡単なものでもないと思いますよ。ヤクルトは先発投手が足りませんから、つけ込むチャンスは大いにあります。

 

カープは佐々岡が若手を育ててこなかったので、来年いきなり投手王国にはならないかもしれないけれど、日本ハムの北山孔基投手や、中日の岡林勇希選手みたいな若手がポコポコッと出てくると思います。

明日は私が非常に「期待&心配」している若手選手についてじっくり書きたいと思います。イニシャルはS・Y。名・姓です。一人しかいないかな?笑