根尾昂と二俣翔一の生き方

2025.11.10(月) 

広島 11-14 全日本 宮崎 

カープ健闘…なのかな? 侍ジャパンの自滅にも見えたけど。

カープはこれでいいんですよ。ケガするほど追い込んで鍛えてる秋のキャンプの練習試合ですからね。

ジャパンの方が心配です。牧も岡本ももっさりしてました。

 

侍ジャパンの展望

考えてみれば侍ジャパンにとっても練習試合。

3日後の試合がWBCならもっと本気モードなんだろうけど、3日後の試合も練習試合なんだから、そのための練習試合はもっと練習試合で当然ですね。

そんな中、ジャパンで輝いたのはホームランを打った森下と野村。

いつものことですが、私はホームランを打つ前に「こいつは打つよ」とブログに予告しています。昨日も書きました。森下と野村はモチベーションが高いから、打つと思いました。

 

今度、ブログかYoutubeのどちらかで侍ジャパンのメンバー予想をしようと思ってます。

野村勇は万能な内野手として村林とメンバーを争う存在。二人とも選ばれる可能性もある。

一方森下はおそらく現在「外野手4番手」の位置づけで、当落線上の立場です。

残念ながら「日本4位の外野手」はWBCメンバーに入れません。なぜか?

WBCはDH制なので外野手は3人いれば十分だからです。現時点では誠也・近藤・吉田が有力。

「外野のスラッガー」は控え外野手に要らないんですよ。要るのは「足と守備の外野手・周東佑京」であります。

 

代打一番手が森下と言う考え方もあるが、そうすると一塁手の控えが足りなくなる。私は山川か中村晃を控え野手に置きたい。左の代打も手薄なんですよ。

しかし大谷や吉田がWBCに出ないと言えば、その時は「外野手4番手」が一気にWBCスタメンにのし上がります。周東がスタメンでもいいんだけど、とにかくスタメンと控えで外野手4人が必要。1人でも辞退者が出れば、その時は万波よりも森下が選ばれるでしょう。国際試合で打ってるから。

誠也・近藤・吉田・周東の4人が私の4人。ここにもう1人外野手を加えることはできない。全日本の控え野手は捕手を含めて たった6人 だから。

あれもほしい、これもほしいはできないんですよ。

 

カープとピッチクロック

続いてカープ。

14点も取られちゃいましたが、相手はジャパン。

練習試合や紅白戦はインコースを使えないので、どうしても打者有利です。

 

打線はよく11点も取りましたね。

痛烈なヒットは少なかったんですが、うまいこと野手の間を抜けた感じでした。

中村貴浩、佐藤啓介、渡邉悠斗、仲田侑仁はアウトでしたが鋭い当たりを打ってました。特に貴浩のライトフライが昨日の一番の当たりだったと思います。啓介の二塁打も良かった。

 

あと気になったのは ピッチクロック ですね。

あっちは機械を付けて、こっちはすっぴん。なんだよ、俺たちにも使わせろよ。

あれってMLBでは「自腹」で買う物なんですかね?

自腹だったらカープに不利で、ソフトバンクに有利なんじゃね? 12球団が同じ機械を使うなら平等ですけど、ソフトバンクだけカープよりボタンの数が多かったりしないか?

NPBが平等に支給してくれるんならいいけど、試合中に壊れたら誰が責任取るんだろうね?

最近の若い人は人工物を盲目的に信用してますが、俺は機械とか建築物を「もしかしたら壊れるかもしれない」と常に疑ってます。ピッチクロックなんか全く信用できないですよ。

 

ピッチクロックを使うと、野球の間がなくなるからつまらなくなると思ってましたが、やってみると案外スピーディーで面白かったです。14対11のダラけた試合でしたけど、延長10回も含めて3時間30分で終わりました。

あれなら確かに2時間30分で試合が終わりますね。すこし儚い気もしますが、考えて見りゃ高校野球も9回やって2時間ちょっとです。プロ野球もあれをやればいいだけなんですね。

セットポジションが同じテンポになるため盗塁は確実に増えますが、まあそれもそれで面白いかもしれませんね。

 

キャッチャー二俣

さて、ここからが本題です。

昨日の一番の収穫は キャッチャー二俣 ですね。案外サマになってた。

ショート内田もいい守備を見せましたが、一軍で使うのはまだコワい。

キャッチャー二俣の方は来年の一軍戦力になるかもしれない。

もちろん安心して見ていられる訳ではなく、清水叶人に少し負けてるレベル。

二俣のスローイングも見たかったですが、ランナーが走った時にボールをポロリしたので投げることはできませんでした。

 

一軍の試合で二俣をスタメンさせろとは思いませんが、二俣がいればアツか石原のどちらかをベンチ外にできます。

26人のベンチメンバーのうち、控え捕手を2人から1人に減らせます。

第3捕手なんかどうせ延長12回まで試合に出ないのですから、二俣で十分務まります。

カープにゃ奨成もいるんだから、第3捕手はマジで要らねえ。その分ピッチャーをもう1人入れろ。

 

ピッチャー根尾

二俣の話をしてて唐突に思い出したのが、中日ドラゴンズの 根尾昂 です。 

7年前のドラフトでは小園が4球団、根尾4球団、藤原3球団。

小園は現在のジャパンの5番打者。根尾は7年前のジャパンの5番打者。

根尾はマジメだから現在マジメな一刀流。浮気はしません。刀は常に一本鎗。←ややこしい

根尾はこないだ契約更改をして、年俸1200万から1000万円にダウン。2つ年下の二俣は1400万円で更改しました。

根尾はいよいよがけっぷち。現役ドラフトも現実味を帯びてきた。

 

根尾は2018年のドラフトで当時の与田監督が引き当てました。

プロ1年目は二軍でガッツ小笠原監督と鍛錬の日々。

夏のフレッシュオールスターに根尾は3番ショートでスタメンしました。小園は1番サードで吉田輝星から先頭打者ホームラン。

 

プロ2年目には仁村徹二軍監督から

「根尾はマジメだから全部のコースを完璧に打とうとする。そうじゃなくてまずは甘いタマを一発で仕留める打撃を磨きなさい」

とアドバイスされる。3年目の2021年も与田・仁村体制。

 

2022年の根尾は外野手登録で開幕。立浪・片岡の新体制。

2022年5月の広島戦でプロで初めて投手としてリリーフ登板する。

約1ヶ月後の6月に立浪監督と根尾が話し合って、根尾が本格的に投手転校することとなりました。

立浪は監督就任2ヶ月で根尾を投手コンバートしました。

立浪は評論家時代からずっと根尾を見てきたでしょうし、ショートのことにも誰より詳しい。

当時の立浪は

「ボクが一番根尾を見ている」

とコメントしています。※日刊スポーツ

 

そこから2年。片岡二軍監督が一軍ヘッドへ異動となったため、二軍監督に就任したのが 井上一樹 であります。

井上は1年間根尾を二軍で鍛え、2025年に一軍監督に就任しました。

中日はライデル=マルティネスを失いながらも4年ぶりに最下位を脱出。んで現在秋季キャンプ中。

 

井上は根尾を秋季キャンプに呼んでいないらしい。

だから現役ドラフトだと決めつけるのは短絡的です。カープだって持丸・清水・高木を呼んでいない。宮崎では二俣に実戦経験を積ませたいからです。

根尾の一本気な生き方と、守るポジションを増やし続ける二俣。

カープファンは二俣をサードに固定しろと言うし、中日ファンは根尾に二刀流をさせろという。ファンというのは勝手なものだ。

 

ジャパンにマティはいかが?

なぜジャパンから根尾に話が飛んだかと言うと、ジャパンの残り一枠を誰にするか考えたからです。

「左の代打兼一塁守備固め」の中村晃。手術の経過次第では栗原。

「内外野を守れるユーティリティー」の牧原大成or二俣翔一。二俣は半分冗談です。

「人材不足のセンターにうってつけなスラッガー」の中村奨成。だから半分冗談ですってば。

 

半分は冗談ですが半分は 本気 です。

森下のセンター守備もなかなか堅実でしたが、奨成だってセンターは名手級に巧い。

誠也・吉田・近藤が全員ダメなら万波・奨成・森下もアリエル=マルティネス。

どんな可能性もゼロじゃありません。

 

根尾なんかまだまだ可能性十分。もっとリラックスしてラクな顔で投げればいいのにと思います。

昨日の松山晋也もフォーク投げてりゃさっさと試合は終わってました。あの時の借りを返そうとしたのか、田村にストレートばかり投げるから打たれるんですよ。小園がエラーしたのは申し訳なかった。

田村に打たれて松山交代。9回2死から出てきたのは森浦大輔でした。

ここで森浦を出すくらいなら、2アウトで試合を終わってもよかったよ。


おしまい
 ↓↓↓ ( ※ポチッとワンクリックしていただけると励みになります)
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村

ありがとうございました。

-妄想