宇草孔基とケンティーが秋山翔吾と静岡で自主トレ。
宇草は言いました。
「今年活躍しないと来年はない」※日刊スポーツ
本当にその通り。宇草はかなり厳しい立場です。外野には末包昇大と中村奨成がいるからです。
宇草が生き残るためには左の代打として松山竜平と中村貴浩を超えなければならない。超えられないと今シーズン限り。
プロ野球は厳しいです。だからケンティーと末包をドラフトで獲った時アホか佐々岡と私は嘆いたのです。
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林晃汰はどこへ行く？
今日は宇草とケンティーの話はしません。
今日の1人目は林晃汰です。6年目。23歳。小園とタメ。
昨年は20試合に出場して12安打、1本塁打。
「20試合も出てたのか」という印象と、マクデビの不調が長期化してる間にチャンスを掴めなかったかという両方の思いが交錯します。
林の1本塁打はライト2階席を直撃する特大ホームラン。
こういうの見るとやっぱり特別な選手なんだなあと思わされます。
林は今年がダメでも来年があります。23歳だからです。
レイノルズとシャイナーが当たりだったらたぶん林はレギュラーになれません。
なるほど、レイノルズはどこでも守れるから林がサードでレイノルズが外野ってプランができなくもありません。
だけど守備力ガタガタ。
ソフトバンクが山川穂高を獲得していきがっていますが、DHがウォーカーなら山川はファースト。山川も下手ではないがGG賞の中村晃は弾かれます。
中村晃は外野もできますが、そうすると今度は周東か牧原が弾かれます。
林晃汰も秋季キャンプで外野を守りました。
だが私が思うのは「そんなことやってる場合じゃないだろ」ということ。
首脳陣は林の出場機会を増やすために複数ポジションを推奨しているようですが、カープの外野は日本一飽和しています。宇草とケンティーでさえ一軍出場ゼロなのです。
それをにわか外野手の林晃汰に外野スタメンなどさせたらチームはガタガタ。和田毅状態です。
すみません。何を言ってるか自分でもよくわかりません。
とにかく林がすることは打つこと。サード練習ももうやんなくていいくらいです。
林は三拍子揃えなくていいんです。まずは一拍子に集中。
打ってからサード練習をやればいい。一度やってるからすぐできますよ。
ヤクルトの村上宗隆も巨人の岡本和真もまずはファーストで30本塁打してレギュラーを掴みました。
林もまずは打つ練習だけすればよい。
ポジションはレフトでもいいんだけど、とにかく林は
マルチポジションをするな！
ってこと。守備練習なんかやらなくてもいいよ。打ってからでいい。
林はまず打つこと。
末包みたいに30発ペースで打てば新井と藤井が林のポジションを考えてくれますよ。
林は打てばレギュラーです。
林が複数ポジションを守れたってレギュラーにはなれません。
打つことが先。ちまちました練習はしないでもらいたいですね。
持丸泰輝はどこへ行く？
持丸泰輝。5年目。22歳。常廣羽也斗とタメ。
もっちーは逆にマルチポジションやってみたらどうかなあ。オリックスの森友哉みたいにさ。
昨日二俣翔一のことを書きました。二俣がいくらショートの練習しても無駄。一軍ショートは5年間空きがないと書きました。
実は正捕手も同じなんですよね。3年間空きがありません。坂倉の国内FA権は2026年。
もっちーは若いから坂倉のFA流出に備えて捕手を続けるべきです。
ただし3年間は正捕手になれません。22歳から24歳までの3年間はレギュラーになれない。
「諦めるな！そんなの決まったわけじゃない」
とおっしゃる持丸ファンの気持ちもわかります。だが坂倉の正捕手は揺るぎないものです。坂倉と小園はチームの軸で幹です。動かしてはいけません。
坂倉がアキレス腱を切る可能性もあるので、持丸は簡単にトレードできません。だが飼い殺しももったいない。
試合に出場できない控え捕手の存在は非常に重要です。
かつては白浜裕太、今は磯村嘉孝。こういう実力者がベンチや二軍に控えていないと長いペナントレースを戦うことができません。
私はこの役目を石原貴規に期待しています。
石原ファンの方には本当に申し訳ないが、カープの正捕手は坂倉将吾です。FAしなけりゃ10年坂倉。打順も4番か5番です。
清水叶人や高木翔斗も忘れてはいませんが今は持丸泰輝の話をします。
坂倉がスタメンで出る時、ベンチ入りする控え捕手は1人でいいかもしれません。
昨年はアツとイソがベンチ入りすることが多かった。んでアツとイソが代打でも使えました。
今年、スタメンが坂倉でベンチ捕手がアツ。
外野のスタメンに中村奨成がいて、代走に曽根海成がいる。
となればベンチ捕手はアツだけで間に合いそうな気もします。
さらに言えば持丸泰輝が中村奨成や野間峻祥を押しのけて外野でスタメンしていればますますベンチ捕手はアツだけでいいことになります。
私が持丸だったら監督に「外野もやらせてください！」と直訴します。坂倉将吾との正捕手争いはちょっと無理ゲーだからです。
持丸は捕手も続けつつ外野もやる。持丸が狙うべきポジションは2番ライト野間じゃないでしょうか。あるいは7番ライトとか。
私の構想ではレフトは末包昇大で固定されております。143試合全部末包。
だから持丸が狙う相手は秋山と野間。どっちかつったら野間の方が倒しやすい。田村と奨成も野間を狙っていますが持丸も参戦しろっての。
持丸がライトで出る時は秋山と野間がセンターで出ます。中村奨成もセンターを守れる。
持丸は去年も一昨年も二軍で打率1割台です。とてもそんな選手には見えません。打力が自慢の選手です。
守備の負担を軽くしてあげればもう少し打てるんじゃないかなと思います。控え捕手のまま腐らせるのはもったいない選手です。