今日はドラフト会議と戦力外通告と来季の新外国人について構想します。
中でも私が特に注目しているのが「来季の新外国人について」です。
ドラフト構想を練る前に、まず来季のカープが新外国人を獲るのか獲らないかを検討しなければなりませんよ。
獲らないバージョン
今年の7月に末包がケガして一軍を離れました。
この時、新井貴浩はオーナーに向かって「補強など必要ありません!」と明言しました。※NHK
新井カープの補強は育成選手の岡田明丈を7月30日に支配下に昇格させて終了。岡田昇格の狙いはブルペン強化。
これでカープの支配下選手は 69人 となりました。シャイナー含む、レイノル除く。
素人の皆さんがぼちぼち秋のドラフト予想を始めているようですが、まずシャイナーとハッチの枠をカープが来年どうするかを考えなければ、来月のドラフトで誰を指名していいのかなんてわかるはずありませんよ。
結論から言うと私は、
来季のカープは新外国人を獲らないんじゃないか
と思っています。
ハーンは残留。アメリカ人が一人ぼっちで可哀そうですが仕方ありません。アメリカ人選手をもう一人獲ろうにも、先発にはアドゥワ、玉村、森、常廣、ノムスケ、遠藤がいます。
リリーフもまだ二軍に大道、矢崎、ケムナ、益田がいて、河野や杉田もリリーフできる。高も最近張り切ってる。
ハッキリ言ってアメリカ人投手にに年俸1億払うくらいなら、岡田や遠藤でいいんじゃね?と思うわけです。
打者も同様です。シャイナーも好きですが、69人のうちの誰とグッバイしないといけないかを考えた時、シャイナーは結構高確率でグッバイ候補です。年俸も高いしさ。
もしも新井カープが来季、ハッチとシャイナーの代わりを獲らないとする。
するとドラフトで上位指名すべきは大学生投手や即戦力野手ということになります。
「いや、高校生を上位指名すべきだ!」
というご意見にも賛成ですが、花咲徳栄のサードの子はうっちーや仲田と同タイプなので1位はどうかなあという気もします。
高校生投手を1位で行ってもいいんですが、報徳今朝丸にも東海大藤田にも「1位」というスケール感を感じません。2~3位なら嬉しいよ。
新井カープが来季新外国人を獲るか獲らないかは非常に重要なテーマです。
私は獲らないと思います。来季の外国人はハーン、コルニエルの2名のみ。ラミレスとロベルトが育成選手。
これで支配下67人。さらに5~6人とグッバイして、61~62名でドラフト会議に臨むでしょう。
獲るバージョン
「いやいや、いくら何でも外国人ナシで開幕はしないっしょ」
というご意見にも賛成です。カープはサードとファーストがレギュラー不在。
小園がサードを守れると言ったって、矢野やキクがケガすれば小園がショートを守ることになります。
外国人野手を来季も2人獲得する場合、宗山塁の優先度はますます下がります。外野手の西川や渡辺の序列は変わらないかな。
カープがオスナとサンタナみたいな内野手を獲ってきたとします。
すると小園がショートで矢野キクがセカンド併用。
小園を1番に回して、外国人がクリーンアップを打つ可能性もありますが、どうでしょうねぇ…
私はオスナサンタナがいても小園の3番を動かしたくないですね。
だって小園が一番チャンスで打つんだもん。末包を一番活かせる打順も「小園の次で坂倉の前」だと思う。
オスナサンタナは6番7番。だったらやっぱり年俸1億円は高いかな、と思うのです。
ただしコゾスエサカの3人が100%ケガしないという保証はどこにもないわけで、バックアップ要員として年俸1億の外国人野手2人が必要とも言えるわけです。だから獲ってくる可能性もあることはある。
一方で佐藤啓介、中村貴浩、田村俊介、宇草孔基など一軍で活躍した若者たちに出場機会がないことも事実。
秋のキャンプでは佐藤がサードを、貴浩と宇草はファーストもやらないといけないだろうね。
こういうことを考えてからじゃないと、ドラフト指名なんかできませんよ。ったく。
続く…