本日あります

本日は野球があります。16時から佛教大vs日本文理大。スポナビでライブ中継もあるそうです。

 

赤木晴哉に注目しています

以前も書きましたがカープ5位の赤木晴哉が本日登板予定。明治神宮大会・大学生の部。

近畿代表決定戦では1~6回を3年生の子が投げて、7~8回を赤木、9回を4年生の子で締めました。

「なんや、赤木はエースでも抑えでもないのか」

と侮るなかれ。3年生の子も4年生の子も確かに鋭いボールを投げていました。調子優先・役割重視で本日の登板順も変わるでしょう。

 

赤木君のいいところは独特な軌道のまっすぐです。角度があって打者がなぜか振り遅れる。空振りも取れる。

まだうろ覚えで、7位高木快大と5位赤木晴哉の映像が私の中でごちゃ混ぜになってるんですが、高木が前で離すタイプで、赤木が上で離すタイプだったと記憶してます。リリースポイントの話です。

高木はいかにも速いタマを投げるという強い腕の振りで、赤木は力感なく速いタマを投げるイメージ。

決定戦の赤木は四球が多かったですが、打球は外野に飛びませんでした。

 

日本文理大も九州代表で侮れない強敵です。ケムナ誠の母校としても名高い。

油断はいけませんが今日は勝ちたいね。勝てばドラフト1位の小田や中西のいる青学と対戦できます。16日(日)。

あんまり未来のことを書くと負けるので、まずは今日に集中です。スポナビライブ見よっと。赤木も楽しみだけど、合木君もえぐいストレートを投げますよ。注目です。

 

ジャパンvs韓国

明日土曜日はジャパンvs韓国の練習試合。18時30分東京ドーム。

井端は本番を想定して、「投げる順番は決めない。相手打線の並びを見て順番を変えたい」とのこと。佛教大と同じ作戦。

WBC本番ではないので、投手が「投げる日」は変えないそうです。「投げる順番」を変えるだけ。左には左、右には右を出したいのでしょう。

 

今回のジャパンには来年の当落線上の選手が大勢いるので、今回の韓国戦が一つの「見極め基準」になるのは間違いない。それは野手にとっても同じこと。

当落線の投手と野手には韓国戦の結果も求められます。こないだのカープ戦の結果より韓国戦の結果が重視されると思います。

牧や岡本にとっては単なる練習試合でしょうけど、森下・野村・岡林あたりはアピールしたいところでしょう。実際こいつらはカープ戦でも張り切っていました。明日も楽しみです。

 

小園海斗

小園がGG賞を獲れなかったのはポジコロのせい。

小園はサードでもショートでも守備機会が規定試合数(143の2分の1)に届かず、そもそも選外でした。投票対象ではありませんでした。

だからサードは佐藤輝明、ショートは泉口に決定。それはいい。

そもそも規定に到達していても、小園がGG賞に選ばれていたかは少しアヤシイ。

 

ただベストナインは可能性大。

こちらもサード70試合、ショート50試合のため、小園はどちらで選ばれるのかという話になります。

小園は打率.309でセリーグ首位打者。しかしショートは50試合しか守っていない。ショート泉口は132試合ショートでスタメンして打率.301。

ベストナインには規定試合数がないため、小園には一応選ばれる資格があります。

 

2023年の岡本和真はホームラン王を獲りましたが、サードで70試合、ファーストで70試合だったため、票が割れてベストナインを獲れませんでした。

2024年のオースティンも規定ギリギリの首位打者でしたが、ベストナインは打率.280、27本塁打の岡本に負けて2位でした。記者はオースティンの成績より、1年間ファーストを守り続けた岡本に投票しました。

私はそれでいいと思います。守備位置ごとの表彰なんですから、守ってないやつがそのポジションでベストナインに選ばれるのはおかしい。私は外野もひとくくりにせず、レフトはレフト、ライトはライトで選んでほしいと思ってるくらいです。

 

ネットの素人が「小園が可哀そう。選考基準を改めるべき」とかばってくれるのは嬉しいが、残念ながら改めるのはてめえの価値観と新井の起用法であって、ベストナインの選考基準を改めてる場合ではございません。

てめえが「ベストナインとはそういう表彰」と認識を改め、新井が「小園のポジコロはアホな作戦だった」と反省すればよいだけなのである。わかったか、タコ。

 

井端はこないだのカープ戦で小園を5番ショートでフル出場させました。

泉口はそもそも呼ばれず、村林がサードでスタメンし、野村勇はセカンドで途中出場しました。つまり来年の侍ジャパンはそういうことなのですよ。

明日明後日も小園はショートでスタメンするでしょう。フル出場するかどうかはわかんないけどね。

 

坂倉将吾

さて坂倉がまたデイリースポーツに向かって吠えました。

打撃は回転で打つとのこと。※デイリー

ジャパン戦では2安打3打点といきがっていましたが、どちらもへっぽこなヒットでした。内容はたいして変わっていませんでした。

 

まあこれから頑張って坂倉もWBCに選ばれてほしい。

私は坂倉のリードとキャプテンシーを高く評価しているが、それを抜きにしても侍ジャパンに坂倉の需要はある。

素人はキャッチングがースローイングがーと言うが、それは勝ってる展開や同点の展開での話であって、もし初回にジャパンが失点して追いかける展開になった時、坂倉の打撃が必要になると私は考えている。

 

0対1の5回裏2死満塁で9番坂本に打順が回る。相手国の7~9回がライデル=マルティネスとモイネロだったとする。

5回の坂本には代打山川を出すとする。控え捕手が若月と岸田だとする。

ジャパンは投手15人・野手15人だとする。

そうするとジャパンの控え野手は6人。仮に若月・岸田・山川・野村・村林・周東だとする。中村晃のみならず栗原陵矢も手術したらしいので、ジャパンには「左の代打」と「一塁手の控え」がいない。

 

話を戻すと、5回でスタメン捕手に代打を出すと、山川が1打席で退き、坂本が4回で退く。

第2捕手には7回か8回にも打席が回ってくる。代打は薄くなってるし、控え捕手も最後の1人を出さないといけなくなる。

5回の坂本に代打を出さない作戦もある。坂本だって打率ゼロではないし、守備力は確かに計算できる。

だけどジャパンが追いかける展開になった時、キャッチャー坂倉が3割打てるようだと戦い方の 幅が広がる のです。

 

ジャパンはベストナインと違って「実際のチーム」であります。うまいヤツを9人選ぶコンテストではありません。

チームには目標があって、勝つために選手一人一人が何をしなくてはいけないか役割を与えないといけません。

ベストナインはそうではありません。てめえ勝手に個人記録を残したヤツが選ばれるコンテスト。

だがチームは違うんだよ。坂本の守備が上手で、坂倉のスローイングが今年スカタンだったことは認めるよ。

坂本の打率はゼロじゃないし、坂倉の盗塁阻止率もゼロではありません。選手を数字で見るのは朝山だけで十分だ。

 

野球はヒットを打ったヤツが勝利するのではありません。

ベストナインはヒットを打ったヤツが獲得するもの。ベストナインはそれでいい。

ジャパンの捕手が同じようなタイプ3人では弱いと思うのです。

実際2023年のWBCにも巨人の大城が選ばれています。甲斐と中村悠平と大城。

栗山がなんで大城を選んだのか覚えてませんが、どうせ私と同じようなことを考えたからだと思いますよ。指導者はだいたい同じようなことを考えるものです。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感