世間はビジターに弱いことや森浦の配置転換で盛り上がっているが、私は一切無視します。
今日は末包と内田と田村の話をする。林と堂林とケムナと遠藤の話もしたいが、キリがないので今朝はこの3人について。
末包昇大
末包昇大のここまでの二軍成績は
20試合、61打数12安打、打率.197、2本塁打、8打点、10三振、OPS.615
カープの一軍には「右の代打」と「一塁の守備固め」がいません。
と言っても「なければ困る」というほどの重大なピースでもない。
秋山と野間は左を苦にしないし、一塁は佐々木泰や辰見でも守れる。そもそもモンティの守備が上手いし。
ただ「末包昇大」は一軍に必要。右の大砲はチームに必要。なければ困るピース。
なぜ末包がキャンプで二軍スタートだったかというと、一軍で平川蓮や渡邉悠斗を試したかったから。
2月1日時点では野間・大盛・末包・羽月・堂林が二軍スタート。
アツはともかく清水叶人も二軍で、一軍には育成ルーキーの小林結太が第3捕手に抜擢されました。
新井は自分の目でルーキーを見たいんだろうなと思いましたが、私は佐藤啓介と渡邉悠斗が一軍で、末包と林晃汰が二軍スタートなのはおかしいと思いました。※参考記事
羽月は事情があってチームを離れていましたが、勝田がいたため羽月も元々二軍スタートの予定ではありました。
この時は「まあ開幕すりゃ末包と大盛は一軍だよ」と思ってました。
アツと野間も開幕二軍でOK。彼らはレギュラーがケガした時の頼れるバックアップ。堂林翔太も打てないようなら一軍に置く必要はないと思ってました。
そんなこんなでオープン戦が始まって、中村奨成は打率3割をキープし、平川は最多安打。
ファビアンもケガしてないし、辰見鴻之介まで打てて守れることがわかった。
これで外野の枠は固まりました。代打秋山と代走大盛は何があっても欠かせないピースなので当然一軍。ここに外野枠をもう1個消費するのは確かに少しもったいない。マティもいるし。
ただ新井は現在、野間を一軍に置いている。野間もしぶといバッターですが、ベンチには勝田と秋山がいます。正直野間もマストアイテムではない。平川昇格のタイミングで野間は危ない。
そんな状態で末包にお呼びがかからない。二軍で2割と言いますが、一応20試合で本塁打2本、二塁打2本、三塁打1本。長打はそこそこ打ってます。
二軍は一軍よりストライクボールがハッキリしているので、末包クラスなら打率.350以上打ってほしいところですが、二軍で2割というのが新井と高の間で引っかかっているのかもしれません。
テレビゲームの世界なら一軍に足りないピースをひょいと選ぶだけでいいんですが、生身の野球は「なんで末包さんばっかり…」と選手に思わせちゃいけないので、末包の数字が打率3割に近付くのを待っているのかもしれない。
私は数字で選手を見ることがナンセンスだと思っていますが、末包を上げると二軍で3割打ってるヤツがグレるのかもしれない。
具体名を挙げると、林晃汰が17試合で打率.300、OPS.800打ってます。
内田湘大
4年目の内田も二軍で3割。つっても30打数9安打ですが。
内田の二軍成績は11試合、0本塁打、7三振、OPS.656
打順8~9番で単打ばかり。三振も多い。
一軍のサードには佐々木泰がいて、二軍にはラミレスと林がいる。
内田は一軍で右の代打にもなれないし、一塁の守備固めにもなれない。
なれたとしても一軍でそんな使い方はしたくない。内田の目指す場所は「一軍のサード」である。
佐々木泰の入団で一番苦しくなったのが内田です。佐々木泰には目立った弱点がない。佐々木がケガするまで内田の居場所は一軍にない。
苦しい立場だが、内田は二軍で打つしかない。内田の打率が3割だと言っても、例のノーステップでライト前ヒットを打ってるだけなので、私の評価は低い。
2年目はライトオーバーやレフトスタンドを打ってたのに、3年目はノーステップを始めて、フルスイングが減った。
佐々木泰は内川聖一タイプだが、内田湘大は江藤智タイプだと思っている。
内田のノーステップはあまり見たくない。モイネロやライデルと一軍で対戦する時はノーステップが必要な場合もあるが、ファームでノーステップなどやってる場合では断じてない。
ショート守備も日に日に上手くなってるが、こちらも岸本や西川篤夢、さらには矢野と勝田もいるので上手くなる必要は全くない。
内田の課題はやはり打撃であって、それも長打力である。フルスイングを見せてもらいたい。
田村俊介
3人目は田村俊介。
田村の二軍成績は13試合、35打数8安打。
0本塁打、3打点、8三振、打率.229、OPS.619。
田村にも長打がない。二塁打1本のみ。
田村はプロ5年目の22歳。平川蓮や勝田成とタメである。
ハッキリ言って田村は一軍レギュラーがキビシイ。こちらは平川蓮と大盛がライバルだからだ。
しかし田村には今すぐ一軍で使える 武器 がある。そう一塁の守備力だ。
堂林ほどの実績はないが、田村の一塁守備も堅実だ。そして外野守備は一塁よりも計算できる。田村の外野守備力は計算できる。
実はカープは外野の守備固めもちょっぴり手薄だ。平川が戻れば事足りるが、それでもファビアンに代走大盛を出せば、控え外野手は辰見と二俣になる。
秋山も堅実だが秋山に守備固めはさせられない。秋山はここぞの代打に残しておきたい。
田村は控え一塁手として7割、控え外野手兼左の代打として3割程度、今の一軍に需要がある。
打率.200の前川と、打率.300の林晃汰にも需要はあるが、こいつらは「打撃8割、守備2割」の需要なので秋山のいる一軍にはあまり必要でない。
今の一軍に欲しいピースは「一塁の守備力」である。
田村はワンチャン一軍需要がある。捕って投げるは田村は上手い。バントや中継の連携が少しまだ甘い。
それでも渡邉と啓介より田村の守備は需要がある。まあこちらも辰見と二俣にファーストを守らせれば解決する話ではあるが。
辰見と二俣も今は経験不足ですが、一塁を守らせてるうちに上手くなる可能性は十分あります。
まとめ
4番モンテロで打線が繋がったと新井も昨日の試合後に喜んでいたそうです。私もたいへん喜んでいる。
私はモンテロが完璧なバッターだから4番に置けと言ってるのではありません。モンテロも隙のあるバッターですが、小園奨成の後ろにファビアンモンテロを置く打線は足が使えて、相手も嫌がると考えているだけです。
モンテロは鈴木誠也タイプの4番ではなく、昔の新井というか、
「小早川毅彦以上、栗原健太未満の4番」
というイメージですかね。
要するにモンテロも「まだ一軍で1年しかやってない。これから成長するバッター」という認識です。
ただし当たれば飛ぶことはもう全員が知ってるし、マジメな熱血漢であることも全員知ってる。4番に置いて育てていけば日本シリーズの頃には1段階レベルアップしてますよってこと。
モンテロはまだ1人で打てないから、4番に置いて小園やファビアンが打たせてやれという意味です。まさに4番目です。
「奨成小園ファビモン坂倉平川泰勝田」が私の理想オーダーですが、1番平川も悪くありません。5番坂倉は坂倉の負担が大きいから。5番にファビアンでも悪くありません。
新井がやっと4番モンテロを始めたので私は一安心です。これでスタメンは心配ない。
最後の問題は新井の「守備緩め」です。
新井はポジコロが好きなので矢野を一軍に置いてますが、いじるのはそこではなくてファーストです。
モンテロに代走を出さなきゃモンテロを代えなくていいですが、ファーストの守備固めがいないからファースト泰、サード小園をやった結果が5勝7敗、ビジター全敗です。
「それは森浦のせいだろ!」
いや違うっての。中崎が泉口にツーラン打たれた日にも書いたが、主力(小園のこと)のポジションをコロコロ変えると、
相手が喜ぶ
のですよ。相手が喜ぶの。
想像してみなさい。阪神が9回に佐藤輝明を引っ込めたり、DeNAが9回に牧秀悟を引っ込めたら、なんとなくカープは嬉しくありませんか?
阪神とDeNAはてめえのチームのキャプテンを信用してないのか?チームは一つじゃないのか?おお?クローザーも日替わりでポジコロなのか?
今、マウンドにいるこの投手、監督に信頼されてないのか? 隙があるのか?
と思いませんか?私は思います。おっぱじめようぜとノリノリです。
だから小園をショートから動かしちゃダメなのです。
私はセンター奨成派ですが、ライトならライトでもういい。奨成のポジションをコロコロさせないことが最優先。
WBCでも私は近藤をセンターにしろと言ってきました。守備力がどうこうではなく、鈴木誠也のポジションをコロコロさせたくなかったからです。
周東が出てくりゃセンター周東。そん時動くのは誠也でなく近藤であるべきだと思ったのです。近藤の方が誠也より器用そうだからです。
小園も不器用な選手なんですよ。マルチポジションさせちゃダメ。
DeNA戦は2試合とも1点差負けですが、9回表の守備でDeNAは牧を代えませんでした。当たり前です。プロ野球はテレビゲームではないのです。