小園海斗の年俸はアップするのか、現状維持か?

新人と若手の契約更改も大詰め。残すところは主力がメイン。

ハッキリ言ってここからが楽しみです。

他人の給料を予想して遊ぶのはプロ野球ならではの醍醐味です。

  

他球団の楽しみ

中日。

連日「○○投手が大幅アップ」と報じられています。

景気いいんだねえ。ドベのくせに。

まあ投手陣は頑張りました。主力野手の契約が今週になるのかな。

 

阪神。

こちらは日本一景気で倍増でしょう。羨ましいぜ。

 

巨人。

菅野、坂本、丸の5億円トリオがどれだけハデにダウンするのか楽しみです。ワクワク。

 

DeNAとヤクルト。

平年並かな。最多勝の東克樹が2500万円から一気に大台に乗るかが注目。まあ乗るよね。

村上宗隆は複数年契約なので現状維持です。

 

カープの契約更改

カープで未更改の若手選手は

投手:矢崎、大道、島内、栗林、森下

野手:坂倉、小園、堂林、野間

このへんが今週契約更改に入るでしょう。

 

ベテラン組は大瀬良、九里、野村、中崎、アツ、キク、タナ、上本、秋山、松山。

大瀬良九里秋山は複数年契約なので話が早い。アツとキクは微減。松山は現状維持かな。

タナは去年大幅ダウンだったので大幅アップするでしょう。3000万→5000万くらい。

上本崇司も大幅増。2900万→4200万とかかな。セコい?笑 でも45%アップなんですよ。

 

カープで新たに1億円プレーヤーを目指すのが坂倉(今季9500万)、栗林(今季9500万)です。

坂倉はラクに1億円をクリアするでしょう。私の予想では坂倉への提示額は1.3億円。もっと行くかもしれない。後述。

問題は栗林なんですよ。栗林は今季55試合に登板して3勝7敗18S。防御率2.92

数字はまあまあですが印象が良くありません。さらに今年は二軍落ちも経験している。

ただし55試合登板は何気に自己最多であります。

WBCから頑張ってきた栗林の疲労を「公傷」と見るなら1.2億円もあるでしょう。栗林も大台突破は固い。

 

続いて森下暢仁。今季年俸1.0億円。

森下は去年大台を突破済み。今年は手術で出遅れ20試合登板。9勝6敗。防御率3.01

とても微妙な成績です。笑

こちらも手術を公傷と見るなら年俸1.2億円まであるかもしれません。現状維持ってことはなかろう。

 

カープの契約更改には「後輩が先輩を抜いてはならない」という不文律が存在しました。

古くは前田と江藤が野村謙二郎を超えてはならないとか。大野川口が北別府を超えてはならないとか。

 

坂倉は高卒7年目です。来季が8年目。

森下は来季5年目、栗林は4年目。

ただし年齢は栗林が27歳、森下が26歳、坂倉が25歳なんですよね。

 

今季の成績だけで年俸を決めていいなら坂倉は1.5億円までジャンプアップしてもおかしくありません。坂倉がスタメンの日は勝率が高いんですよ。

ところが今年は先輩の森下と栗林がジャンプアップしにくい成績なんですよ。

たぶん二人ともアップしても1.2億円前後。私は坂倉の年俸がそれを大きく超えることはないんじゃないかと思うのです。

まあ今の時代ですから

「先輩の成績など俺の給料には関係ねえ!」

と言われるかもしれませんが、私はそういうところに注目しています。

 

小園海斗への評価

大瀬良が1.8億。九里が1.4億。

ここに床田が5000万→1.2億くらいで迫るでしょう。

10勝の床田が1.2億だと、森下は1.2億まで上げづらいんですよね。

 

そしてもっと評価が難しいのが小園海斗です。

後半戦で大活躍。確かな実力を身に付けました。来季は相当活躍します。

そんな小園の今季年俸は4000万円であります。

2022年は前半に苦しんだものの後半持ち直し、2年連続規定打席到達。

120試合で打率.266、7本塁打、38打点の活躍。

 

2023年の小園は4~6月をほぼ全休。

7月に一軍復帰すると大爆発。最終的な成績は

80試合、打率.286、6本塁打、31打点でした。

 

2022年の小園は不調ながらも試合に出続けて守備でも大きく貢献しました。よって2100万→4000万。チームは4位なのにわりとアップしました。

2023年の小園は後半戦に限れば坂倉・床田と並ぶチームナンバーワンの貢献度だったと言えましょう。だけど出場試合数は143試合のうちの半分だけです。これをどう評価すれば良いのか?

  

オーソドックスな査定なら「期待値込めての微増」でしょうか。具体的には4000万→4500万とか。

だが待ってください。

今シーズン半分しか一軍にいなかったのに大幅増を勝ち取った選手がカープにいるのです。

 

その選手の名は・・・

 

末包昇大です。

 

今季の末包は65試合に出場。打率.273、11本塁打、27打点です。

それでいて1300万から一気に2500万円へと倍増しました。

この評価は今シーズンの頑張りに対してというより、来季への期待料であることは明白ですね。

 

末包の年俸は安かったためアップ率でいえばほぼ倍増となりました。

小園の年俸は4000万円スタートなのでさすがに倍増はキビシイ。

だけど私の評価では小園の方が末包より遙かに貢献度が上位なんですよ。ショートで出てることも大きいです。

 

普通に考えれば小園の年俸は微増。4000万→4500万。

だけど末包理論を小園にも当てはめるなら4000万→6000万くらいは行くと思います。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感