ソフトバンクの交流戦優勝は8回目とか。交流戦通算15シーズンで8回優勝。
カープの交流戦最下位は4回目。
2019年は「打てない」で困った交流戦でした。18試合のチーム打率は2割ちょぼちょぼ。
んで停滞するチームの起爆剤として呼ばれた選手がまさかの新人・小園海斗(19歳)でした。
小園はショート。ここまでは。
小園は昇格すると即「1番ショート」で先発出場。んで初打席初ヒット。やはりこの男はスター性抜群です。
ウエスタンでちょびっとサードの練習をしてましたが、小園の本業はショートです。
2012年シーズン。小園と似たアスリート型の新人・菊池涼介(22歳)も本業はショートでした。ウエスタンでもショートで試合に出てました。セカンドはたまに守る程度。※ソース
6月に一軍のセカンド・東出輝裕(32歳)が指を骨折すると、菊池が一軍に呼ばれセカンドで出場しました。
んで翌2013年に菊池はセリーグの補殺記録を塗り替える活躍を見せ、セカンドのレギュラーに定着。
菊池涼介がポスティング移籍するかもしれないんですよ
その菊池(29歳)が2019年に国内FA権を獲得しました。本人は今オフにポスティングシステムでのメジャー挑戦を希望しています。
国内移籍を予想する声も多いです。私は国内でもメジャーでもどっちでもキクの好きにすればいいと思っています。
キクが抜ければ大きな痛手。セカンドには誰が入るのか?
今から2020年に備えておくことも大切です。
田中広輔(30歳)も小園海斗(19歳)もショート専門で併用していていいのかどうか?
どちらかを二塁か三塁で試さないといけないのでは?
安部友裕は?
田中広輔はルーキーイヤーにサードを守ったことがありますが、実はあれもほとんど初体験でした。
2014年のルーキー田中はサードを39試合守っています。セカンドを2試合。んでショートは60試合です。実は広輔も「ショートしかやったことがないくらいのショート」なんです。翌2015年から2019年までショート一本で635試合連続フルイニング出場。
田中広輔はサードもセカンドも守れないのです。実はショート一本の選手なのです。
その点、安部友裕(30歳)は違います。
遅咲きの安部はファームで様々な守備位置を経験しています。一塁も外野も経験があります。
セカンドなんて一軍で菊池と争ってたくらいです。守れます。安部は。
結論。今の小園にどこを守らせるか?
「今」のチームバランスが悪いってんです。
1ヶ月ほどで小園をファームに戻すとしても「ショートしか守れない左打者が一軍に2人」はチーム構成上のバランスが非常に悪い。外野しか守れない長野と野間と高橋大樹が今一軍。ユーティリティーな安部友裕は謎の体調不良。7番サードは上本崇司で、田中と小園が同時にグラウンドに立てない状況。勿体ないよ。
余裕ぶっこいてる暇はあるのかな? 来季のことも考えつつ、今、小園と田中を同時起用しないといけないのでは?
菊池がカープに残留する可能性もあるわけですが、小園と田中のショート併用は勿体ないです。
なら小園を下で鍛えろって話なんですが、こないだからの小園のエラー祭りを見ていると「もっと一軍でいろんな経験をさせてあげたいな」とも思う訳です。
普通に考えれば「サード小園、ショート田中」が今すぐできる方法かな?無理?
さらに菊池が移籍した場合、「強肩セカンドの小園」を見たい気もあります。
菊池の強肩がなくなるとチームの痛手ですし、田中をセカンドにすればゲッツー崩れは「3倍に増えそう」です。
セカンド小園ならセカンド菊池に近い数のゲッツーを取れそうだと思うのです。
私は菊池がセカンドで異次元のファインプレーを見せていた時、それでも菊池をショートで使えと叫んでました。ショート梵、セカンド菊池を見て「逆だろ!」と騒いでました。
しかし菊池が私の価値観をひっくり返して、私は今「強肩の選手は二塁にいるべきだ」と考えています。この論理で行けば「セカンド小園、ショート田中」になります。
どうしましょ? わかりません。