2023.7.14(金)
広島 0-2 阪神 由宇
昨日のウエスタンリーグ公式戦に中村奨成が出場しました。
6回裏からライトの守備に就き、打席ではセンターフライ。1打数0安打。
奨成の打力を活かすため、チームは当面外野で起用する方針のようだ。※中国新聞
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
四番打者不在
現在の一軍はマクブルームが不在。
西川龍馬も離脱したため四番が不在。相手投手が右投手の日は松山竜平が四番に座っています。
だが左投手の日の四番がいない。西川龍馬の離脱後、グリフィン戸郷と対戦しましたが、左腕グリフィンの日に四番に座ったのはデビッドソンでした。
本日のDeNAの予告先発は今永昇太。明日は東克樹。明後日がバウアー。
今日明日の相手は左投手です。
きたへふさんは「左でも松山」と言っているし、安芸の者さんは「坂倉将吾」と言っている。
私も坂倉将吾がいいと思います。四番キャッチャー坂倉将吾。
他には「堂林翔太」という選択肢もあり得ます。堂林は守備も打順もユーティリティーにこなせますから、こういう緊急事態で便利に起用できる選手。「つなぎの四番」や「バントの四番」で3番秋山と5番坂倉を便利に繋いでくれそう。
「マクブルーム」も候補の一人。というか本来の四番打者ですから今日横浜に合流しても不思議ではありません。
「秋山翔吾」も四番を張る力はあると思いますが、3番秋山を動かして4番に置く意味はあまりないかと思います。もし3番龍馬、5番坂倉がハマっていれば4番秋山もあり得ましたけどね。
つながり重視
ということで私の本日の四番は坂倉将吾でいいと思います。
3番秋山、4番坂倉は西川龍馬をそのまますっぽり抜いた打順です。
平成元年に巨人の原辰徳が故障で離脱した時、藤田元司監督は5~7番だった「クロマティ、岡崎、駒田」をそのまま4~6番に上げました。
すると原の抜けた打線がますます繋がるようになり、非常に厄介でした。
3番篠塚、4番クロマティ、5番岡崎、6番駒田。みな左打者ですが、大野も川口もよく左方向にヒットを打たれたものです。
カープも松山を4番に入れていいし、松山がお疲れ気味なら坂倉をそのまま1個上の打順に上げていいと思います。
坂倉の7月の打率は低いですが、3番を打たせるよりは4番の方が負担が少ないんじゃないかな。
坂倉が休む日は4番松山。マクブルームがいればマクブルーム。4番堂林でもいいですけど、おそらくそんなには打てないでしょう。堂林がベンチにいる方が便利なような気もします。
今週のDeNA戦はなぜか17時プレーボールです。
1ヶ月後には中村奨成
マクブルームの二軍での打率は現在.270。
昨日チラリと見ましたが、ケガはしてない様子なので、今日昇格する可能性もなきにしもあらず。
ただマクブルームが本日昇格したところで、本日いきなり四番を張るとは思えない。新井監督には「苦肉の策」が似合わない。
今日明日のvs今永、vs東にはやはり左打者を四番でぶつけるんじゃないか。
第一候補は松山だし、坂倉の線もある。
そして1ヶ月後には中村奨成が一軍の四番に座っているかもしれません。
これは私の得意の予言であります。
西川龍馬が戻っていれば何も問題ありませんが、西川龍馬が1ヶ月以上離脱する場合、坂倉も松山も毎日四番は打てない。
西川龍馬不在が長引けば、今日のDeNA戦のように「四番の谷間」となる試合が出てくる。
末包も無理だし、デビッドソンも無理。今永と東はただの左投手じゃありませんから、追い込まれても粘れる選手が四番でないといけない。
中村奨成も追い込まれると脆さがありますが、奨成は追い込まれる前に仕留める能力が高い。
奨成が四番に定着するのはもっと先でしょうが、四番の谷間を埋める日なら近いうちにあるかもしれません。一軍の話ですよ。
昨日の打席はセンターフライ。
初球を打ったものなので1球で終わりました。タイミングは合ってましたが先っぽでした。相手投手は阪神の小林慶。球種は真ん中低めのスライダーでした。私は「打つべきタマをしっかり打った」と評価します。さらにセンターフライの間にしっかり2塁ベース手前まで走っていました。
2打席目は回ってこず。ライトの守備機会もゼロでした。
足のケガなので下半身のトレーニングがおそらく不足しています。足が細いように見えました。
ただしその分上半身の筋肉がついたかなと思います。胸板がほんのり厚くなっていたような気がしました。
中村奨成の二軍での打率は現在.467です。15打数7安打。
だから何だって話ですが、データが好きな人が好きそうなデータだから言ってみただけ。私は奨成の打撃内容を評価しています。2年前からずっとです。
坂倉将吾が25歳。
中村奨成が24歳。
あのドラフトから6年の月日が経ちました。
あのドラフトから私はずっとこの二人が3番4番に座る日を夢見てきました。
まだ一時的ではありますが、来月か再来月、両雄並び立つ日が訪れるかもしれません。