トランプ大統領が来て高市首相も嬉しそうでしたね。
天皇陛下はトランプと英語で話されたのでしょうか?私は日本語のタメ口でしゃべりゃいいのになと思います。
アメリカの属国
日本はアメリカの属国で今も尻に敷かれっぱなし。
トランプはこないだまで
「関税50%」
とか
「なんでワイらが日本を守ってやらにゃイカンのだ。アメリカファースト!」
とか言ってましたよね。もう忘れたのかね?
私は前回の対戦を忘れませんよ。何打数何安打とかそういうことじゃなくて、中野は前の打席でモイネロのカーブを初球から振ってきたなとか、そういうとこを覚えているんですよ。
佐々木麟太郎の話もこないだ書きましたが、やはりNPB入りの可能性もあることはあるそうだ。その場合は大学を休学してNPB入りするそうだ。※full-count
大谷翔平の5敬遠
ワールドシリーズでは大谷翔平が5敬遠されました。
4つの申告敬遠と延長17回2死1塁でのストレートの四球。実質5敬遠。
私はアメリカ人が日本人を5敬遠したことは悪くないと思う。むしろその前の2発目のホームランの時に
「なんでこいつらはいつも大谷にストライクを投げるのか?」
のほうが不思議でした。
7回裏5対4、1死無走者、打者大谷。
ここでトロントの右投手は大谷に初球真ん中ストレートを投げてました。アホじゃないのか、打たれるに決まっとるだろ。
阪神の才木と坂本は0対0の2回表、無死無走者で山川穂高に全球ボールで四球を与えている。無死1塁。
私もこの采配に賛成だ。「静かな時の山川」はちと怖いからね。
勝利至上主義?
私の考え方は「勝利至上主義」なのでしょうか?
私は高校生を敬遠しませんが、プロの強打者が相手なら平気で敬遠しますよ。山川の後ろに近藤がいないなら平気で敬遠します。
アメリカの投手は大谷翔平と真っ向勝負しました。んで打たれた。
バリー=ボンズはかつて1シーズンに200四球選んだことがあります。ギリギリ200個ではなく、ぶっちぎり 232 個です。そのうち敬遠が120。
アメリカ人は敬遠が大キライです。
日本人も敬遠がキライですが、キャッチャーが立たない限りブーイングは起きない。
アメリカは敬遠するとすぐにブーイングが起きます。昨日の大谷は見てませんが、マクガイアやボンズが敬遠された時のブーイングはよく覚えている。
日本では塁が詰まっている時の敬遠は滅多に見ない。昨日の山川の四球も実質敬遠でしたが、甲子園にブーイングは起こりませんでした。
アメリカだとこういう時、ソフトバンクファンだけでなく阪神ファンもブーイングすることがある。何をビビってんだ、逃げるんじゃねえと。
しかし前日に山川にボコボコに打たれた後だったので、まあまあ仕方ないかという空気でした。
2打席目にホームランを打たれると、阪神は山川をまた連続敬遠しました。
エンタメ優先?
「野球のどこがおもしろいのか?」と質問されたら、私は「タイムリーヒットを打つことだ」と答えます。※参考記事
「ホームランが好きだ」という答えもあっていい。球場に足を運ぶお客さんはホームランを見たい。
だが岡田彰布は小園海斗を敬遠し、坂本誠志郎も山川穂高を歩かせた。ブルージェイズも大谷を歩かせた。
私はこれを「勝つための当然の作戦だ」と思います。高校野球ではやっちゃダメだけどね。
ただプロ野球は「興行」でもあるわけで、試合に勝ちたいから大谷を全打席敬遠していいのか? なかなか難しい問題です。
日本シリーズやワールドシリーズは一発勝負です。7試合あると言っても私の気分はトーナメント。今日負けたら明日は無いです。
だから私は完全試合の山井大介を岩瀬仁紀に当然代えます。森下床田なら代えないけど、山井なら迷わず代える。ベンチに岩瀬がいるんだからね。
前回のWBCでも私はヌートバーより近本を呼べと騒ぎ続けました。そして栗山JAPANは優勝しました。
優勝後に栗山英樹が語った談話で
「近本の方が優秀だが、日本代表チームに外国人選手をどうしても加えたかった。若い人たちに野球の楽しさと多様性を見せたかった」
みたいなコメントを残しました。私がかなり意訳しているので原文そのままではありませんよ。※参考記事
この時、私は栗山を賞賛しました。勝利至上主義なら1番近本。だが栗山はエンタメ優先で優勝。ヌートバーのペッパーミルは女性にも子供にも大人気でした。
1番近本でも優勝できてたと思いますが、視聴率や侍グッズの売り上げはヌートバーが上。1番ヌートバーは興行的にも大成功を収めました。
日本プロ野球の将来
メジャーリーグで活躍した 野茂英雄 も実は興行的な大成功を収めています。
成績ももちろん立派なのですが、野茂がアジア人であることと、あのトルネード投法は鮮烈でした。私も初めて見た時マネしまくったもん。野茂と佐々岡は今でもモノマネできます。
当時のアメリカはMLBのスト明けで野球に飢えていました。コロナ明けの時に似た雰囲気がありました。
野茂がドジャースでデビューしたのは1995年ですが、1994年のMLBは8月からストが始まり、3月まで野球がなかったのです。
そこに放り込まれたトルネード投法。そりゃ日本人だけでなくアメリカ人も熱狂しますよ。野茂はまさに竜巻でした。
野茂とピアッツァはフォークも投げましたが、ストレートも投げまくりました。野茂は敬遠などしなかった。
いやそりゃしたかもしれないけど、あの時の野茂も敬遠したら味方からブーイングを受けそうな雰囲気でした。
野茂の活躍以降、大勢の若者がMLBに挑戦しました。
日本の若者たちは世界を見た。
だから私も彼らの挑戦を大いに応援したい。
ただ日本のプロ野球が衰退するのも寂しい。
小園海斗には挑戦もしてほしいが、カープにも残ってほしい。
お金ではアメリカに勝てない。属国JAPAN。
だから世界一強い野球を国内で見せようよ。
それが送りバントと敬遠策なのかもしれないけど、アメリカもワールドシリーズになれば、バントと敬遠をするんだよ。例年通りだよ。
難しいところだな。
こういうバランスの複雑さも野球の魅力かもしれないな。