2025.5.17(土)
阪神 5-2 広島 甲子園
カープが大竹を打てない理由なんて特にないよ。去年もボコったし、昨日もモンテロがツーラン打ったし。
1回表の中村奨成の鋭いライナーがレフト正面を突いた時、ちょっとイヤな予感がしたけどね。
昨日の話は以上。ここから先はカープの 補強戦略 について構想します。
マエケン消滅
私は「マエケンは99%カープに戻ってくる」と予想しましたが、ハズレ。おかしいな。
通常メジャーリーグをDFAとなった選手は他球団とマイナー契約を結びます。FAを希望する選手は少数派。
しかし私はマエケンが2年前のオフから「カープに帰りたい、カープに帰りたい」と言うので、てっきりFAを選ぶと思ってました。マイナー契約を結べば選手は球団に拘束され、自由に移籍できなくなります。
若い選手のマイナー契約には「鍛錬」とか「育成」の意味が強いけど、37歳のマエケンの場合は
待機
の意味合いが強い。
2025年の広島カープで言えば、二軍で広輔と上本が毎日二遊間を守っているようなものです。一軍でケガ人が出た時にすぐ活躍できるよう準備しておいてくれってこと。
マエケンは2年前から「200勝、200勝」とも繰り返すので、私も
「たわけ!チームの勝利だけに集中しろ!」
と繰り返してきました。
今回のマエケンのマイナー契約は、過去2年のマエケンの言動と全く 正反対 の行動です。
どったの、マエケン? 男気に溢れてるじゃないの。
マエケンはまだメジャーでやり残したことがある。それが ワールドシリーズ制覇 だ。
何気にマエケンは「ポストシーズン男」です。過去9年でポストシーズン出場6回、ワールドシリーズ出場2回。
ダルビッシュもPS6回、WS1回。黒田博樹はPS3回、WSゼロ回。
大谷翔平は1回1回。鈴木誠也は0回0回。
マエケンが9月頃メジャー昇格して、先発かリリーフで大活躍。
んで誠也と一緒にドジャースを倒す!
この予想は当たる確率が高いぜ。
新外国人獲得
てなことでマエケンの「今シーズンの」カープ復帰は消滅。
そのタイミングで東スポが報じた記事が
「カープが中継ぎ右腕の獲得に動く!」
というもの。新外国人の話ね。※東スポ
東スポは完全にマエケンのマイナー契約に合わせて、この記事を出してきました。
この記事を書いた赤坂高志さんは、東スポらしくない堅実でほっこりする記事をいつも書いてる方。
地道な取材を重ねるマジメな記者さんなんだろうな、と思います。
が、今回の記事だけは「取材の跡」を感じません。
東スポが得意な「球団関係者のAさん」も登場しないし、この記事では記者さんが勝手に
「新外国人獲得の可能性が高まっている」
と言ってるだけ。
そんなの見りゃわかるよ。栗林とハーンが役割分担して、黒原拓未が長期離脱。そりゃ可能性は高まるよ。
私は新外国人の話より、まず黒原の状態を知りたいよ。
さらに記事には
「球団は既にシュールストロムをアメリカ3Aに派遣している」
とある。
これも当たり前です。春のキャンプが終わったらシュールとマクレーンはアメリカに帰って3Aを見るよ。それがコイツらの仕事じゃん。
カープが特別なことをしてるわけじゃありません。「日本からわざわざアメリカにスカウトを派遣した」わけではありません。シュールとマックとカントリーは沖縄キャンプが終わったので、元のポジションに帰っただけです。
中継ぎ補強策
東スポの書いた「中継ぎ右腕」は確かにカープの補強ポイントですよ。
現在は栗林、ハーン、島内、森浦が勝ちパターン。
左は塹江、昂也。滝田、長谷部もいる。
右が健矢、岡本、中崎。大道、松本、河野もいる。
私の中には「常廣羽也斗とドミンゲスのリリーフ起用」も構想にある。
新外国人の補強も歓迎しますよ。
「右腕」という括りは別に要らないんじゃないか。抑えてくれりゃ何でもOK。フランスアも左だったよ。
私は「前田健太クローザープラン」を掲げていたので、中継ぎ抑えを新外国人で埋めるのはプラン通りです。
去年までの新井なら
「補強なんて邪道だ。俺たちは育てて勝つんだ!」
と言ったと思うんですが、2年連続で優勝を逃して今年はそんなことを言ってる余裕がない。モンテロとファビアンが優良助っ人だとしても、ケガで離脱するリスクはあるからね。
マエケン復帰が消えたので、カープは残り2枠を自由に使えるようになりました。中継ぎ投手+小林樹斗でもいいし、中継ぎ投手+右バッターでも構いません。要するに私は何でもいいです。
マエケンの枠が空いたので、カープは自由に2枠使えます。
本日のゲームプラン
伊原 vs 玉村。
玉村はらしくないピッチングが続いています。今日もダメだとマズいぞ。頼むぞ坂倉。
伊原投手は投げるたびに自信を付けている様子。打って崩そうぜ。
昨日、1塁走者の中村奨成が2死1塁で盗塁を仕掛けました。
奨成にしては良いスタートでギリギリアウト。だがこの作戦は今年はダメ。
去年は打てるヤツがいなかったから、私も盗塁チャレンジを推奨してきました。
しかし今年は打てるヤツが大勢いる。2死1塁で1番バッターの単独盗塁はリスクが大きすぎる。
阪神近本がDeNA三森を抜いて盗塁9個。
サンテレビが近本の打席のたびに「セリーグ盗塁ランキング」を出すんですが、4位に羽月隆太郎がいて私は吹きました。
「ぶほっ、羽月って6盗塁もしてんの? 相変わらずヤンチャだな…」
羽月クラスならどんどん行ってもらいましょう。
奨成と小園は足が速いが盗塁はヘタ。無理しなくていいだろう。
そろそろ2番小園で良くない?
6番モンテロ、7番マティ。
昨日、4点リードされたら新井は矢野を引っ込めてマティを出しました。一応「攻撃力では二俣>矢野」と思ってる様子です。
ならキクも引っ込めろよ。内野手が山足しか残ってないため、昨日はキクがそのまま出続けましたが、攻撃的なオーダーを組む時は一軍に林晃汰が必要です。
「林なんか、打たないよw」
いや右投手なら結構打つよ。打席数を与えなきゃ。
「モンテロがサードを守れないかな?」
これは無理です。キャンプで見たけどメタメタでした。
モンテロはスローイングがたいへん怪しいです。サード奨成の方が遥かに現実的です。1年前の紅白戦で人数合わせでやってましたから。※参考記事
もちろんサード奨成もNGです。サードモンテロはもっとNG。「ありえない」と言いたいです。
藤川 vs 新井。
映像を見ました。確かに新井は意図的に目線を伏せてるね。
今日はもう「真っ向勝負」でいいんじゃないかな。いつまでも目を背けてばかりいられないぜ。
藤川球児に対して敵意を示すなら目で睨みつけなさい、新井よ。下なんか向いてる場合か。
そういえば昔、藤川球児が
「球界に 大キライな先輩 が1人いる]
と言ったことがある。※参考記事
当時、ネットでは中込伸じゃないか?と言われ、私は川崎ムネリンじゃないかと予想しました。
今思うと、これが新井貴浩だったのかも。
2015年、藤川球児はメジャーをDFAとなってFAを選択。独立リーグの高知でプレーしました。
2016年、金本監督就任と同時に阪神復帰。背番号18。年俸4億。
んで2016年、藤川は阪神で苦しみます。新井貴浩はカープで感動的な優勝。自身はセリーグMVP。
いやあコレ、仲悪そうだなあ。
だからあの時、藤川はキレたのか。
新井よ、こっちも負けずにケンカ腰でやっちゃろうやあ。