2013年7月30日。
広島新庄・田口vs瀬戸内・山岡の決勝再試合がアツかった。
そしてセリーグの貯金グラフ。
オレンジが巨人、黄色が阪神。貯金があるのはこの2チーム。
和田豊監督とモノマネ芸人の熱愛発覚で勢いに乗った阪神は5連勝。
巨人もオールスター明け5連勝で再加速。阪神を突き放す貯金23。
カープは新外国人キラ(29)の活躍で貧打問題が解消。しかし今度は今村猛(22)と今井啓介(26)が登録抹消されるなどリリーフ陣が崩れ出す。
先発四本柱は健在
カープの先発陣は暑い夏場でも奮闘しています。
ブライアン=バリントン(32)は失点こそ多いものの、中5日で回ってくれる非常にありがたい存在。
元エース・大竹寛(30)も高速チェンジアップを駆使してチーム3番目のイニングイーター。大竹の存在も非常に頼もしいです。今年FA権を獲得しましたが彼もカープ愛に溢れる選手。必ず残留してくれると思ってます。そのためにも優勝を。
2年目・野村祐輔(24)は昨年ほどの球威とコマンドを感じませんが、若いくせにおじんクサい老獪な投球で勝ち星を稼ぐ。
そうです。夏場でも先発ローテは崩れていません。先発が試合を作り、打線はキラが支えています。だからゲームが壊れない。
7月31日現在、首位巨人とのゲーム差は17.5。
ほんのちょっぴり優勝が厳しくなってきました。
巨人との直接対決が3勝10敗なことも響いてますかね・・・
カープはまだ戦える
7月末で17.5差。
「クライマックスシリーズを目指せ!」って声も聞こえ始めた8月戦線。
カープはもうCSを目指すチームじゃないんですけどね。
なぜならこの男がいるからです。
じゃけん、まえけん、絶対負けんの人。
2008年、20歳の前田健太が暗黒時代に小さな光を灯し、
2009年、マツダスタジアムがその灯火を炎に育て、
2013年、キクマルと堂林今村がその明かりを一身に浴びて今、輝いています。
カープはもう優勝できるチームです。
そりゃ確かに12球団で唯一クライマックスシリーズに出たことのないチームです。
でもそんなの関係ねえ。俺たちはCSなんか目指してねえ。
前田健太。7年目の25歳。
7月13日のヤクルト戦から鬼神の活躍。
先発試合11連勝をマーク。自身の勝ち星は9連勝。
2013.7.14(日) 広14-3ヤ 8回2失点 7勝5敗 2.53
2013.7.25(木) 広11-2巨 7回2失点 8勝5敗 2.53
2013.7.31(水) 広11-3De 8回2失点 9勝5敗 2.51
2013.8.6(火) 広1-0神 7回0失点 9勝5敗 2.35
2013.8.13(火) 広2-1神 9回1失点 10勝5敗 2.26
2013.8.20(火) 広6-0中 7回0失点 11勝5敗 2.14
2013.8.27(火) 広8-1De 7回0失点 11勝5敗 2.03
2013.9.4(水) 広2-0中 8回0失点 12勝5敗 1.92
2013.9.10(火) 広9-3ヤ 6回3失点 13勝5敗 2.02
2013.9.15(日) 広10-0巨 7回0失点87球 14勝5敗 1.93
2013.9.21(金) 広7-4巨 6回0失点81球 15勝5敗 1.86
2ヶ月間で貯金を11稼ぐ。
ま、田中将大(25)はもっと稼いでるけどさ・・・8月31日現在19勝0敗。なんだコイツ。笑
とにかくカープは勝負の8月を14勝12敗1分で終えました。
カープに前田健太がいる限り、チームはまだ戦えるのであります。
■セリーグ順位表(8月31日現在)
1巨人 71勝41敗5分 .634 M21
2阪神 63勝49敗2分 .563 8.0
3広島 53勝63敗2分 .457 20.0
4中日 52勝65敗1分 .444 21.5
5横浜 49勝66敗1分 .426 23.5
6ヤク 45勝69敗1分 .395 27.0
2013年8月、ヤクルトのバレンティンが月間18本塁打で52号到達。
2013年9月、日本は半沢直樹の倍返しと滝川クリステルの「お・も・て・な・し♡」に沸いた。
この頃、野村謙二郎監督(46)は「ある男」を一軍に呼ぶことを決意する。