初夢は野間峻祥。2022年は機動力野球だからです。

来年「最もブレイクするカープ選手」を1人だけ選ぶ企画。

それが初夢企画です。

来年の初夢選手は悩みに悩んだ挙げ句、

野間峻祥(29)

に決定しました。


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優秀選手賞

2022年の選考はとても難しかった。紙一重の次点選手が島内颯太郎(26)でした。3位が宇草孔基(24)。林晃汰(21)、遠藤淳志(22)、高橋昂也(23)も候補でした。

石原貴規(24)もダークホース。アツ坂倉奨成のいる一軍捕手陣に完全に割って入ってきています。それこそ今季はカープの正捕手を奪いそうな勢いすら見せました。石原のキャッチングとスローイングは確かにハイレベル。あとはリードと経験を身に付ければカープの正捕手が石原貴規、なんて時代がやってこないとも限りません。阿部慎之助と古田敦也を打撃に専念させ、捕手は達川光男に任せるというプランを選択する首脳陣がいても不思議じゃないわけです。

玉村昇悟(20)も来季は相当おもしろい。今年の疲労が残らなければ彼と坂倉のコンビは10勝以上あげても全く不思議ではありません。高卒3年目でローテを守れば10勝できると思います。んで玉村は「負けない投手」なのですよ。あんまりドカーンと大量失点しません。なぜかと言うと無駄な四球を出さないからです。四球出すくらいならヒット打ってもらいましょう、みたいな投球スタイル。1失点はしても2点目3点目を許さず、味方の反撃を待てるのです。

 

2022年、最もブレイクする選手

初夢企画の選考基準は

・その年に最もブレイクする選手

です。

「ブレイク」って何やねん?定義は曖昧。要するに

「おお!こいつがここまでやれるなんて知らんかったわ!」

とカープファンから最も驚かれる選手のことです。

 

借金4で5位だった2020年。最も驚いた選手は誰でしたか?

防御率1点台で新人王の森下暢仁? 全ての数字でキャリアハイを残した堂林翔太ですか? 私の初夢は堂林でした。

借金5で4位だった2021年は?

防御率0点台の栗林良吏ですか? セリーグ打率2位の坂倉将吾ですか? 私の初夢は中村奨成でした。

森下、栗林、坂倉のブレイクには驚きが少なかった。「これぐらいやるだろう、やってほしい」と予想できたからです。

 

2020年の堂林の復活と、2021年の中村奨成の力強さを、私はキャンプ前に予言しました。んでまあまあ的中しました。

今ここに2022年ブレイク選手として名を挙げるのは野間峻祥です。野手キャプテン。

小園が最多安打を取っても、宇草が3割、林が30発打っても、そこに驚きはありません。

しかし野間がチームを引っ張り、誠也のいないチームを38年ぶりの日本一に導いてくれたら、これはかなりビックリしませんか?

日本シリーズMVPも野間峻祥。長嶋清幸以来38年ぶり。ビックリするでしょうが。笑

私はビックリをブレイクと定義する。

 

野手キャプテン

2022年の野手キャプテンが野間で、投手は九里亜蓮。

投手キャプテンは自然の流れで九里亜蓮に決まりましたが、野手は微妙でした。

スポーツ報知によれば前キャプテン大瀬良大地の進言があったらしい。

次期キャプテンの本命は西川龍馬(27)だったでしょう。不動のレギュラー。

龍馬より年上の野手は野間(29)と堂林(30)。二人とも学生時代は所属チームのキャプテンでしたが、カープではレギュラーになりきれていない微妙な立場。大瀬良の悩みはそこにあったと思います。

まず大瀬良は堂林に相談しました。

大瀬良「なあ翔太、来年の野手キャプテン、お前がやらないか?」

堂林 「無理だよ。子供と遊べなくなるじゃん」

大瀬良「じゃあ野間でいい?」

堂林 「いいよ」

実は大瀬良は始めから「次期キャプテンは野間」と決めていました。筋を通すため先に堂林に断りを入れたに過ぎません。

野間は順調にいけば2022年オフに国内FA権を獲得します。さらに野間峻祥の来季年俸は3100万円。完全にCランクです。野間にFAされないためにカープは考えました。背番号9も打診しましたが野間が固辞。「こんな成績で9番を頂くわけにはいかない」

ならばとFAストッパーの床田寛樹が立ち上がる。

床田 「ねえ大地さん、キャプテンには龍馬じゃなくて野間さんがいいですよ」

大瀬良「なんで?」

床田 「FA対策です。キッパリ」

大瀬良「なんでキャプテンがFA対策なんだ?」

床田 「野間さんは学生時代から責任感の強い人だからです」

 

カープ球団と床田寛樹は野間峻祥に「野手キャプテン×2年」の複数年契約を提示。

緒方と佐々岡に恩返しをしたい野間は快諾。よって来年ブレイクしてチームを日本シリーズに導く選手は野間峻祥なのである。

 

大砲不在のチームは必ず足を使う

妄想はさておき、マジメなハナシを一つお伝えするなら、それは

大砲不在のチームは必ず足を絡めた攻撃をする

という事実であります。

2018年に新井と丸が抜け、

2019年にはバティスタが抜け、

2020年にはクリス=ジョンソン去った。

2021年には鈴木誠也が去る。

ジョンソン以外はみんなクリーンアップを打っていた選手です。

エルドレッドも抜けましたし、田中広輔と松山竜平ももはやスタメンは厳しい。

 

宇草が3割、マクと林が30発打つにしてもカープの4番は西川龍馬だと思います。マクブルームが当たりなら4番マクはあり得る。4番坂倉はないと思います。坂倉はちょっと考えすぎるところがあるので前田智徳よろしく3番か5番が適任ではないか。

4番が龍馬となった場合、カープの3番打者は小園海斗か?

4番がマクなら龍馬が3番か? 5番はどちらにしても坂倉が濃厚じゃないか?

3番小園、4番龍馬、5番坂倉となった場合、左が3人続くことは置いといて、私が考えることは

3番小園も走っていいな

ということです。

 

2021年までは4番に誠也がいたので、相手バッテリーは「カープの盗塁」をケアする必要が全くありませんでした。なぜなら走られれば、おおっぴらに誠也を敬遠できるから。

カープサイドにしてみれば「走者1塁・打者誠也」の場面で盗塁できませんでした。

それが来年は4番龍馬、5番坂倉、6番マクブルームです。

「走者1塁・打者龍馬」の時、1塁走者は盗塁しても全然オッケーじゃないですか、コレ?

実は今年10/12(火)のDeNA戦で、カープは4番誠也の打席で3番龍馬が送りバントしたことがあります。1死2塁で誠也→坂倉と繋がる打順。こん時は誠也がダメ押しツーランしました。DeNAはアホやのう。通常なら誠也を敬遠して1死12塁で坂倉・菊池と勝負するべきでした。

何が言いたいかというと、来年のカープは「無死1塁の送りバントや、1死1塁で盗塁を仕掛けるケースが増えるんじゃないか?」ということです。

4番の打席で1塁が空いても全然オッケーだからです。来季の4番は繋ぎの4番。5番6番が100打点しても良いわけです。大砲1本の野球より、こっちの方がカープ向きな気がしませんか?

 

2番がカギになる

繋ぎの4番が重要ならば、繋げる2番も重要になります。

1番も3番も繋げたら理想ですが、来季のカープには「繋げる打者」が案外少ない。

繋げる人・・・野間峻祥、西川龍馬、坂倉将吾、中村奨成、田中広輔

繋げない人・・・小園海斗、宇草孔基、林晃汰、菊池涼介、マクブルーム

田中広輔とマクブルームの評価はまだハッキリしませんが、小園とキクは繋げないことが明白です。この2人はヒットでしか走者を進めらません。2番小園と2番キクは最も愚かな作戦です。よって小園は1番か3番。キクは5~7番。

 

となると俄然、迎祐一郎構想が現実味を帯びてきます。

1宇草(9)、2野間(8)、3小園(6)、4龍馬(7)、5番坂倉(2)、6番マク(3)、7番キク(4)、8番林(5)

私の希望とは若干ズレがありますが、私は1番宇草よりも「2番野間」に非常にロマンを感じるのです。

野間の打撃フォームは見てくれが悪いです。走り打ちで泳ぎ打ち。だが案外野間は四球が多く、三振が少ない。相手投手に投げさせた球数も多く、特に走者1塁のケースで打者野間はフライアウトになりません。アウトの大半は内野ゴロです。

野間は明らかに進塁打を志しています。

1番に入った時でも野間は進塁打を打ちますが、走者なしの野間は普通の好打者で「打率.272、出塁率.323」の1番打者です。

ところが2番野間は違うのです。出塁率は.323のままですが、出塁しない.677の時の野間がとても良い仕事をするのです。野間はセカンドゴロやファーストゴロで走者を進めることができるのです。あるいはショートゴロで2塁フォースアウトになった場合でも走者野間が1塁に残るのです。

走者野間なら1塁にいても得点圏のランナーです。走者野間なら1塁からワンヒットでホームインできます。何度も見た光景でしょうが。

 

まとめ

来季のカープは球団史上最も○○なチームかもしれません。

それは若いチームという意味です。

エース森下24歳、正捕手坂倉23歳。勝ちパターンは栗林(25)、森浦(23)、島内(25)、ケムナ(26)。最年長投手は野村祐輔(32)。中﨑もフランスアもまだ20代。

 

野手で奇数打順を打てる選手はたくさんいます。コイツらはヒットを打つことが仕事。

偶数打順は繋がないといけないし、走者を進めないといけない。これができる打者が来季のカープには少ない。

その数少ない選手が野間峻祥。

出塁率は低くても、打撃フォームがミジメでも、野間は走者を進めることができるのです。

ファンも数字ばかりでなく、カッコ悪くて泥臭い野間の内野ゴロを評価しないといけません。ショートゴロで野間の打率が下がっても野間が1塁に残れば得点チャンスは残るのです。走者が野間に入れ替わることは大歓迎じゃないですか。

そういうのが広島伝統の機動力野球。古葉監督と高橋慶彦がいつも語る広島野球です。

それでは良いお年を。