昨日カープの新人入団会見が行われました。
コロナ禍でひっそりと距離も空けて行われましたが、新人たちの発言はどれも力強かったです。
羽月とか床田とか毎年誰か一人くらい「アホっぽいヤツ」がいるもんですが今年はみんな「目ヂカラ」があってしっかり者でした。
昨日会見した7人の中で私が一番萌えたのはドラフト6位の矢野君でした。
1位栗林良吏
会見は指名順に行われました。トップは1位の栗林。
お辞儀の仕方が素晴らしい。さすが社会人。学生とはひと味違います。
栗林の主な発言は
「先発リリーフどちらもやります」
「先発なら10勝して貯金を作る。10勝10敗は意味がない」
「北別府さん永川さんのように活躍したい」
「惜しまれて引退したい」
相変わらず強心臓といいますかビッグマウスですね。
1年でクビになるとは微塵も心配していません。野球界、特に投手にはこのような性格の人間が多い。昔の言葉で言う「お山の大将」的な性格。
断っときますが、私はビッグマウスがキライじゃありません。
結果を出せば有言実行。出せなければカッコ悪い。それだけのこと。
前も言いましたが、私は元近鉄・加藤哲郎さんの大ファンです。今でも。
栗林は愛知出身の中日ファン。対戦したい打者に福留孝介を挙げました。シブい。気持ちはわかります。
2位森浦大輔
続いて森浦。私が栗林以上に期待している左腕です。
まずのっけからクラい。笑
やっぱり根暗キャラ。
私は根暗キャラも好きです。梵英心とか。
黒田博樹だってルーキーの時は暗かった。澤崎も暗かった。
つまり闘志を内に秘めるタイプです。大好きですよ。
対戦したい打者はG岡本和真。話してみたい先輩は床田寛樹。森浦君はさすがにシブいコースを突いてきます。
3位大道温貴
3位の大道君。
彼は意外と「強気な一面」と闘争心を垣間見せました。
青森のニュースで受け答えしてた時は「マジメな好青年」という印象でしたが、昨日の入団会見では闘志むき出しといいますか、やたら三振へのこだわりと「投手の立ち居振る舞い」についてアツく強調していました。
いわく
「ボクには3種類のウィニングショットがありどれでも三振が取れる」
「ボクが三振でピンチを切り抜けてガッツポーズすることでチームを勝たせる」
など「野球は気持ち」という考え方のようです。否定的なご意見も多いですが私は大道君の考え方は大好きです。
そんな精神論者の大道君ですが、ライバル高橋昂也との関係を尋ねられてちょっぴり笑顔を見せました。
対戦したい投手はG高橋優貴投手。大学の先輩です。
4位小林樹斗
4位は智辯和歌山の小林樹斗君。
彼の第一印象は「声が大きいな」ということでした。若者らしくて良いですね。
小林が4位で獲れたことは大収穫です。夏の甲子園があったら絶対にこんな順位では獲れなかったと思います。
入団会見では触れられませんでしたが、先日の智辯和歌山イチロー教室に小林君も参加していたそうです。嬉しいでしょうねえ。笑
彼、マジメそうな感じに見えますがピッチングはかなり大胆です。
夏の甲子園の練習試合で「オレを見ろ!」とばかりに150kmで押しまくる姿が印象的でした。
お尻も良いですから意外と一軍デビューは早いかもしれません。先発完投タイプと見ていますが短いイニングならすぐにでも上で投げられそうなボールの強さは既に持っています。
5位行木俊
5位は行木俊。なみきしゅん。
今年1年で球速が10km上がったことで支配下指名されました。
目標は「チームの主軸」とのこと。謙虚です。笑
会見も謙虚でした。尺も7人の中で最短。笑
まだベールに包まれた投手ですね。
6位矢野雅哉
6位の矢野。
今年の新人選手入団会見の私的MVP。
7人の中で彼が一番ガツガツしていました。こういう選手が私は大好きです。笑
のっけから遠投130mのアピールだけにとどまらず、やたらと「キャッチャーもできる」をアピールしていました。
どこでもいいからとにかく試合に出たい!の意思表示。素晴らしいですね。
顔もなんだかガツガツしています。菊池涼介の入団会見を思い出しました。
「自分の姿勢は攻めの姿勢」
たいへん素晴らしい。いいヤツです。笑
育成1位二俣翔一
磐田東高校の二俣翔一君。
彼は打撃力をアピールしていました。
「自分のミート力は誰にも負けない」
「捕手としてトリプルスリー」
期待していますよ。彼も顔にガッツがありました。野手はこうでないといけないです。
以上です。
最後、佐々岡監督も登場するんですが相変わらず何言っているかよくわかんないのでコメントは省略します。笑