信じることさ。必ず最後に勝つのは愛かコイか。

2020.8.23(日)

広島 2-1 巨人 マツダ

無事に3タテできましたね。私はそんなに喜んでません。安心はしています。

森下大瀬良遠藤vs田口畠谷間。しかもマツダスタジアム。3タテは必然でした。

試合をよく見てないので今日も「昔話から未来の話」っていつものパターンでブログをお送りします。


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KANの愛は勝つ

1990年7月。当時まだ無名だったKANさんがリリースしたアルバム「野球選手になりたかった。」

その中に収録されていたのが有名な「愛は勝つ」って曲。

1991年1月。山田邦子の「やまだかつてないテレビ」のエンディング曲に使用され爆発的大ヒット。

30年たった今なら普通に「ああ、いい歌だな」と思えますけど、当時の私には

「えらい無邪気で恥ずかしい奴っちゃなぁ」

という印象でした。

 

だって真顔で「必ず最後に愛は勝つ」と歌うんですよ。

私の印象では「かなり恥ずかしい歌」というものでした。

 

世間ではバブル経済が崩壊し、巨人が独走でリーグ2連覇。

1989年日本シリーズ。近鉄の加藤哲郎が巨人を完封し「ロ○テより弱い」発言。

「よっしゃよく言った、加藤。そこにシビれる憧れるゥ!」

しかしその後まさかの近鉄4連敗。中畑バンザイ。クロマティ4割。

1990年も巨人独走。日本シリーズで4連敗してくれてちょっぴり嬉しかったけど、勝ったのも裏金西武なのよね。

この頃の西武の裏金ドラフトはエグかったのです。

伊東、秋山、工藤、渡辺智男。みんな裏金。

近鉄がボロボロになるまで必死で頑張っても巨人に4連敗。

90年のバブル西武は近鉄も巨人も子供扱いして日本一。

 

20歳の私は思いましたよ。

「そりゃ愛が勝つこともたまにはあるだろ。近鉄の2年間にはホント感動したよ」

「でも現実は愛よりカネの方が強いんだよ。桑田の野球賭博も結局うやむやかよ・・・」

私の妹や弟はこの歌が大好きでした。

私は「コイツらまだガキだなー」と思ってました。

 

登場したのは佐々岡真司

1991年4月。

カープは開幕早々に津田恒美が原辰徳にKO負け。チームからも離脱します。

平成に入ってエース北別府の連続2ケタ勝利も止まり、川口和久のストレートも球威が落ちてきた。

1990年のカープは2位でした。しかし首位巨人との最終的なゲーム差は22.0でした。

 

今年もやっぱダメのか・・・

江藤と前田が出てくるまでダメなのか・・・

そこに登場したのが現監督。

佐々岡真司なのである。

ちぎっては投げちぎっては投げの快刀乱麻。カープ逆転優勝!

佐々岡は17勝9敗で沢村賞とMVP。

なんや、最後に勝つのはコイやんけ。

 

1991年スタイルで行こう

今日も古い話で申し訳ございませんね。

しかし歴史から学べることはたくさんあります。

巨人に3連勝できたのでゲーム差を7.0まで縮めました。残り66試合。

1991年は折り返し地点で首位中日と4.5ゲーム差でした。残り65試合。

ま、まだまだイケるんじゃないでしょうか。

 

昨日は坂倉将吾が大竹KANから決勝HR。

そこから話が膨らんだのですよ。笑