2024.6.27(木)
広島 4x-3 ヤクルト マツダ
最近のプロ野球ニュースや最近の里崎チャンネルで「セリーグは混戦になる」と言っていますが、何を言うか。
セリーグはカープの独走である。℃℃℃ォー独走ォー。
昨日は完全にラッキーな勝ち方。勝利の女神はやっぱり俺たちについているよ。
カープの事情
2対3で迎えた9回裏。いやさ8回表から振り返らなければならないだろう。
昨日の試合は雨の影響でヤクルトにも広島にもおかしなエラーが多発していました。
解説の前田智徳は芝生が濡れる、ボールが濡れると言い続けていましたが、雨の日は足下も滑るんですよね。ヤクルト先発石川雅規の悪送球も手元より足下が滑った感じでした。
7回表には菊池涼介のまさかのトンネル。キクのトンネルは11年ぶり3回目です。知らんけど。
まさかのエラーでアドゥワ3失点。自責点はゼロ。
7回終わって2対3。
いや、今日は負けると思ったね。ハッキリ言うて。
んで8回表ですよ。
黒原が登板。1~3番を三者凡退。
結果は三者凡退なんですが、内容はそれ以上でしたね。 圧巻 で 圧倒的 でした。
大野豊か江夏豊みたいでした。高木豊も現役ですが、まあそれはいい。
黒原はマジですごかった。栗林みたいでもありましたね。今後は使い方が変わるでしょうね。
8回裏、2対3。ヤクルトは元気いっぱいな木澤が登板。キレキレ。
「打てるはずないだろ」というタマを投げていました木澤。
打てないだろうと思ってましたが、代打松山がこのタマを打ちました。
「最近当たってなかったけど、やっぱり頼りになる」
まあそういうコンパクトな打撃で松山が出塁。
代走羽月。盗塁失敗。
ウエストまでされました。仕方ないでしょう。
1番秋山凡退でスリーアウトチェンジ。「4番小園の前に走者は出ないか」
9回表、2対3。
矢崎が登板。矢崎も最近負け試合ばかりで投げてます。
だけど矢崎にそんなこと関係ありません。1点リードの9回裏でも1点ビハインドの9回表でも自分のやることは同じ。
先頭打者は4番の村上。1点リードの9回。どんなバッティングをするのか、たいへん興味深かったです。
ヤクルトの事情
アホの村上はこの場面で「ゴロのセンター前ヒット」を打ちました。
やっぱりアホやで、コイツは。
村上が一発狙いのライトフライとかを打ってれば、カープの逆転サヨナラはなかった。
村上がちょこんと軽打して、サンタナがゲッツー。ヤクルトのゲッツーはこの日3個目でした。
ヤクルトの打者はみんな我(ワレ)のことしか考えていません。
セリーグを2連覇した時もこんなんだったっけ?
9回表があっさり終了。
木澤が松山と羽月に押し込まれ、9回表の攻撃も無策のまま三人で終了。ヤクルトにイヤな雰囲気は確かに出てきました。
9回裏、2対3、2死2塁。投手田口、打者石原。
ヤクルトの捕手は松本君でした。期待の若手なのかと思いきや30歳。
この子は第1戦の2死23塁で8番會澤にストライク投げて2点タイムリーを打たれた子です。
「9番森下が怖かったんや!」
アホか、んなワケないだろ。
実は第2戦で捕手坂倉も2死23塁の場面でヤクルトの8番中村にストライクを投げました。
私は「アホかやめとけ、申告敬遠だ」と思いましたが、結果はサードへのハーフライナー。スリーアウトチェンジ。
九里との信頼関係もあったのでしょうが、私は結果オーライだと思います。2点リードの2回裏だから敬遠しないというのもあるけど「危ない橋」でした。
とにかく松本君。
正直でまっすぐな30歳です。家族いるのかな?
9回裏、2対3、2死2塁、投手田口vs打者石原。
石原が田口のストレートにもスライダーにも食らいついてファールで粘る。場所はマツダスタジアム。
石原が粘った13球は完全に「カープのペース」でした。私も石原が「ヒット打ちそう」と思って見てました。
28歳の田口は経験豊富。右打者の抑え方をよく知っている。
26歳の石原は経験不足なのに読みで粘ってる。コイツすごいよ。
んで30歳の松本君ですよ。サイン出した後、キャッチャーにできることはないけれど、完全に石原とカープのペースになりかけている流れを止める動きは一切ありませんでした。
坂倉の場面
石原が粘りに粘ってフォアボール。逆転の走者が出ました。
ここでバッター7番坂倉。実はファースト。
この日のスタメンは5番レフト堂林、6番キャッチャー石原貴規、7番ファースト坂倉でした。
「うーん・・・左の石川に対して石原を使いたい気持ちはわかる。だけど堂林をレフトに回してまで坂倉をファーストで使う意味があるのか?」
「坂倉が昨日ホームラン打ったから今日もスタメンさせたいのだろうが、新井の親心は裏目に出るんじゃないか?」
などと思って見てました。
スタメンで石原を使うなら、坂倉はベンチで良かったと思います。
スタメンを外れたのは矢野雅哉です。
ショート小園でサード上本、レフト堂林でファースト坂倉。
みんなそれなりにファインプレーを見せてましたが、今後もこのフォーメーションを継続するのかな?
私のレイノルズがなんか手術をして今季絶望みたいな噂があります。※サンスポ
ならば今季はサード小園がメインになるのか? サードシャイナーはあるのか?
現実的にはサード小園で日本シリーズまで行くでしょうね。ショートは矢野。
とにかく新井が小園をショートにして、堂林をレフトにしてまでスタメンさせたファースト坂倉とキャッチャー石原。
石原貴規は結果を出した。坂倉もネクストでそれをずっと見ていた。
9回裏、2対3、2死12塁、投手田口、打者坂倉。
ポテンヒットがレフトに飛ぶ。ヤクルトの外野は同点オッケー、長打警戒の守備位置でした。
だが30歳の山崎晃太朗はポテンヒットを捕りに行きました。んで後逸。サヨナラ。
雨の影響もあったのかもしれません。キクもトンネルしたくらいだからね。
だけどベンチの指示はあくまで「同点オッケー、サヨナラ厳禁」でした。
高津は「仕方ない」と選手をかばいましたが、外野手の私に言わせれば「何のための長打警戒か?」と言いたくなるアホプレーでした。
本日のゲームプラン
戸郷vs床田。
東京ドームなので今日は雨でも試合があります。必勝。
スタメンマスクは坂倉。打撃には期待しませんが、守備とリードにたいへん期待しています。坂倉は打てる捕手ではなく勝てる捕手。
巨人は若林と松原をトレードしました。
「お互いチャンスだ!」というのも正論ですが、「外野手同士で何やってんだ?」というのが私の感想です。
阿部は感情がモロに表情に出る。岡田彰布と一緒。
松原のトレードも理論じゃなくて感情じゃないのか?
オコエと萩尾がいるのに同世代の若林をなぜ獲ったのか?
松原のため? ならタイミング遅すぎますよね。
巨人もちょっとどんくさいチームじゃないかな? ファースト大城、キャッチャー岸田。
岸田はいいキャッチャーです。コイツを発見した阿部はさすがだ。
だが大城がグレてるのを阿部はフォローできているのか?
カープでは坂倉と石原がバチバチに争ってる。
昨日のヒーロー坂倉の頭をみんながビシバシ叩いていたが、ベンチに戻った石原と坂倉に会話はなかった。
そりゃあそうだぜ、プロ野球。正捕手の座は1個しかありません。
だから本日のゲームプランは1対0。なんなら0対0でもいいぜ。
戸郷もいいし岸田もいい。カープには末包もレイノルズもいないので、今日もなかなか得点できないぜ。