ドミニカに帰国中だったフランスアとメヒアが相次いでコロナ陽性。
出国できるまで最短でも2週間強。
日本に到着後、2週間の隔離期間。
どうあがいても陽性反応の外国人が日本で仕事を始めるまで1ヶ月以上かかる計算。
なので1月7日のフランスアは最短でも2月7日にチーム合流。
1月12日のメヒアも最短で2月12日頃となるでしょう。
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そもそもキャンプインできるのか?
首都圏に続き本日、大阪・愛知・福岡などでも緊急事態宣言が発令されます。
昨年の緊急事態宣言は2020年4/7~GW明けの5/6までの予定で始まり、安倍首相の一声で5/25まで延長されました。
プロ野球は3/20の開幕を延期し、5/22に公式戦120試合の日程を発表しました。※昨年の参考記事
今年は1/8に1都3県に緊急事態宣言が発令。予定は2/7まで。
今回は休校措置ナシ。受験も実施。飲食店も「休業」ではなく「時短営業」
プロ野球を含む「大規模な商業イベント」は「観客5000人以下または収容率50%」。前回は「原則中止」でした。
宮崎県でも1/9より県独自の「緊急事態宣言」を発令中。
宮崎県内の10万人あたりの感染者数は36.4人で首都圏並みとのこと。
昨日、NPBは「プロ野球の春季キャンプは予定通り行う」と発表しましたが、どうもまだ宮崎県や沖縄県と十分に話し合えていない感じに見えました。
キャンプインできたとしても・・・
無事2/1にキャンプインできたとしても「無観客」になるでしょうね。そうすべきだと思います。
宮崎は感染者が多く、沖縄へは飛行機を使わなきゃならない。
県も例年なら大勢のプロ野球ファンにお金を落としてほしいでしょうが、今は県外の人を受け入れる状況ではありません。
飲食店も時短営業で選手たちは飲みに出られません。さみしがる飲食店、さみしがる長野久義・・・
各球団のスコアラーは入場OKでしょうね。
これができないとシーズンに大きく影響しますから。
五輪野球を辞退できないか?
菅さんも森さんも「東京五輪は必ずやる」と言い張っているが、日本国民の80%は「迷惑だ」と感じています。ソースは共同通信社の世論調査。
観光でメシを食っている人、飲食業でメシを食っている人、いろいろいるのはもちろんわかってます。建設業界の人にも五輪特需はあったでしょう。
しかし日本人の多くは経済活動優先より「みんなで我慢しましょう」が好きみたいです。あっちを立てればこっちが立たず。
経済活動と感染防止は相反する問題。
バランス良く両立できれば理想的ですが、そうもいかない難しい問題。
プロ野球も同じです。
「ペナント優先、五輪も獲りたい」が鈴木誠也の思惑でしょうが、この際優先順位はハッキリさせておくべきです。
誠也の狙いは
1位、ペナント制覇(リーグ優勝)
2位、日本シリーズ制覇(日本一)
3位、東京五輪金メダル
ですよね。間違いなく。
個人成績が上位に来るヤツもいそうですが、おそらく侍JAPANクラスの選手たちは誠也と似たような感覚でしょう。
去年の誠也が夏場に調子を落としたのも、もしかしたらコロナと五輪のバランス調整に失敗したからかもしれない。
今年、NPB143試合はおそらく無事に消化できるでしょう。
球団にも選手にも去年のコロナ禍を乗り越えた経験がありますから。
そこで開催率20%(推定)の東京五輪を、菅さんやIOCに先駆けてNPBが辞退したらどうだろうか?
そうすると選手たちは公式戦だけに集中できる。
レベルの高いプロ野球がまた見られるし、原辰徳のマグレも続かない。
MLBなんていつもWBCを辞退してたじゃない。東京五輪に出たいヤツは出ればいいけど、あっちもこっちも両方追うのは危険じゃないでしょうか。
12球団揃って辞退が難しければカープだけとか、誠也だけとかで辞退してもいいと思います。
「東京五輪を諦める」って意味じゃなく、
「何が何でもリーグ優勝する!」って意志です。
優先順位を決め、しっかりキャンプインしてほしいのですよ。