昨日ラジオで「栗が美味しい季節になりましたね」と放送してました。
そうだね。
私はそう思いました。
んで車を降りて用事を済ませて車に戻ると
「栗ご飯でしょ。モンブランでしょ」
とまだ栗の話をやってるんですよ。
おいおい。2時間経ってもまだ栗かよ。
この番組は関西ローカルではなくNHKの全国放送です。
昨日の午前9時から11時までずっとNHKでクリの話をやってました。
クリの話。
九里の話。
今日は九里亜蓮の話です。
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10年前のドラフト
10年前の今頃、プロ野球ドラフト会議が開催されました。
ドラフト1位は3球団が競合。
カープは九州担当の田村スカウトがクジ引きに臨み、当たりクジを当て激しくガッツポーズしました。
その頃、東京都武蔵野市では亜細亜大学の九里亜蓮が女房役の嶺井博希や1学年下の山崎康晃、薮田和樹などと一緒に指名を待ち続けていました。
九里亜蓮は無事にカープ2位指名を受け、
「おばあちゃんに感謝したい」
みたいなコメントを残しました。
九里亜蓮のお父ちゃんはアメリカ人のマイナーリーガーでした。
だけど日本人のお母ちゃんとすぐ離婚して、亜蓮少年と妹のせいらちゃんは鳥取県で幼少期を過ごしました。
この時グレてた亜蓮少年に向かって
「野球と遊びとどっちが大切なの!」
と諭したのが九里のおばあちゃん。
亜蓮少年が大人になった瞬間でした。
ドラフト2位指名を受けた九里亜蓮はドラフト直後の明治神宮大会で鬼神の活躍を見せます。
毎日先発して毎日勝ちました。
準決勝の桐蔭横浜大学戦。
延長戦の末、九里→山崎のリレーで昨年の覇者を倒しました。日刊スポーツ
この時の九里亜蓮が気迫に満ち満ちていて、とても印象的でした。
九里は本当に毎日先発して毎日勝っていました。
九里は前年、桐蔭横浜戦に先発して敗れていました。
亜細亜大学は4年生の東浜を温存して、3年生の九里亜蓮を立てて惜敗。
大エース東浜の最後の舞台を潰す形になった3年生の九里。
この時、東浜は
「気にするな。来年優勝しろ」
と言ったかどうかは知りませんが、絶対言ったに決まってます。スポーツの秋だから。
とにかく4年生になった九里亜蓮は見事リベンジを果たしたのです。
あれから10年も
神宮大会の死闘から10年が経ちました。
プロ入りした九里亜蓮は中継ぎでも先発でも奮闘し続けました。
10年間故障はゼロ。タフガイ。
2023年のクライマックスシリーズ第1戦。九里亜蓮は延長戦にリリーフ登板しました。
あれから中3日。
優勝チーム相手に本日先発するのが九里亜蓮です。
カープのエースは床田なのか森下なのか。
亜細亜のエースは東浜なのか山崎康晃なのか。
んなこと九里にはどうでもいい。
決勝戦に先発するのはいつも俺なんだ。
九里亜蓮フル回転はカープにとってベストの作戦だと思います。
第1戦が九里で第2戦が大瀬良。
第3戦と第4戦は中5日で床田と森下。
第5戦は森翔平。最後の第6戦は中4日で再び九里亜蓮です。
九里のおいしい季節になりました。
九里と心中はベストの作戦だと思います。
鳥取のじいちゃんばあちゃん・・・
今日オレ・・・
やったるで。
益田と矢崎
先発は九里亜蓮。
んで今日はおそらく先発投手がブルペンに入る作戦をやりません。
ブルペン8人は普段通りのメンバー。矢崎が戻れなければ益田武尚がブルペンに入ります。
マツダでは引き分けでも良かったが、甲子園で引き分けは意味がない。
甲子園では延長戦をやる前に決着をつけたい。マツダでも仕掛けは早かったが甲子園ではもっと早くなるんじゃないか。
矢崎拓也の熱は下がったのか・・・
シーズン中、コロナ特例で抹消された選手はだいたい3日くらいで一軍復帰していたけどどうなるか。
益田にも非常に期待している。
カープファンと阪神の選手はまだ益田の鬼直球を知らない。
攻撃のキーマン
攻撃のキーマンは堂林だ秋山だ末包だといろいろ言われています。
私のキーマンは断然小園海斗です。
しかしこの際、カープはまさしく全員野球です。
菊池と野間も好調。
キャッチャー坂倉、代打松山、代走羽月。
忘れた頃の上本崇司。
みなキーマンです。
クライマックスシリーズもいよいよクライマックス。
敗者のカープはハッキリ言って・・・
失うものがありません。
秋に野球ができる幸せを楽しみましょう。
負けて元々。
勝てばラッキー。
メジャーリーグは10月が一番盛り上がります。
レギュラーシーズンも楽しいがポストシーズンも楽しい。
ポストシーズンで活躍する選手をミスターオクトーバー「10月の男」と呼ぶらしい。
10年前の秋、全国制覇したのは九里亜蓮でした。コレ実話です。
今日は誰が活躍するのかね。