2021.5.28(金)
ロッテ 8-10 広島 ZOZOマリン
荒っぽい試合でした。若者向き。
プレイボール直前、マリンの風は風速7mでした。
解説の初芝によると
「そよ風と言うか無風ですねｗ」
とのこと。恐るべし千葉マリン。
ロッテ野球はおもしろい
プレイボールがかかると風速はいつもの15mになりました。
ロッテ打線は「ワザとやってんの？」と思うくらいフライを打ち上げてきます。まあ矢崎のボールも高かったけど。
中村奨成、メヒア、クロン、松山竜平が高ーーーく上がったフライを捕れませんでした。
宇草は高ーーーいフライを3つか4つ難なくキャッチ。お前スゴいな。
二塁安部も何とかキャッチ。他にも安部は二塁ゴロや中継プレーでキレが良かった。昨日ボロクソ書いたフットワークの件を安部は一日で修正してきました。さすがベテラン。
ロッテは5回裏。7対4の1死12塁。打者四番でダブルスチールを仕掛けてきました。イイですねえ。結果もオールセーフでした。捕手が投げられないほど無警戒でした。
2塁走者はマーティンでした。重盗はおそらくロッテベンチからの「ディスボール」サイン。スゲえなロッテ。直後にドヤ顔の井口監督がテレビに映りましたが、ロッテのヘッドコーチは今岡誠。作戦コーチは森脇浩司。たぶん森脇の作戦だろう。
マーティンはセンターフライで1塁から2塁へタッチアップして、セカンドフライで3塁から本塁へタッチアップしました。全部成功。やりたい放題。見事に「地の利」を活かしましたね。アホみたいな走塁ですが私は大好きです。
パリーグがセリーグより強い理由がわかりました。
普段、千葉マリンスタジアムで野球やってるからですよ。
あの風で野球やってれば、そりゃ上手くなりますよ。森浦なんて風で吹き飛ばされそうでしたもん。
私は強風の舞洲スタジアムで試合したことがあります。あそこでたぶん風速10mくらいでした。大阪一強い風が吹く球場ですが千葉マリンはその2倍。これは投手も野手も鍛えられます。
一方のセリーグは東京ドームに名古屋ドーム。ぬるいわー。阪神の浜風なんてまさに「そよ風」ですよ。
ロッテ打線、絶対ワザと打ち上げてます。笑
「チーム一丸になれている」
勝った時だけご機嫌ちゃんの佐々岡監督。
佐々岡「チーム一丸となれている」
そりゃなるよ。これだけ主力が離脱すればね。
宇草が3安打2盗塁。メヒアが4安打。この二人は守備も良い。メヒアは去年からうまかったが、宇草は今年劇的に上達しています。外野手の平均レベルに到達しました。去年は中村奨成のレフトとどっこいどっこいでしたがね。
中村奨成も3打数2安打1四球1盗塁。1本は風でもらったヒットですけどね。
4回表に勝ち越した直後2塁へ盗塁。キャッチャーの送球が逸れたせいもありますが、この時スライディングで大きなミスをしています。奨成は2塁ベースを行き過ぎました。
セカンドフライで3塁走者マーティンにホームインされたプレーも中村奨成のミス。ホームベースの前に立ち、送球を「捕りに行った」ため追いタッチになりました。中村奨成はオープン戦でも同じミスをしています。キャッチャーって難しいのです。
しかし昨日の勝利を呼び込んだのは中村奨成のバットと足でした。試合前には坂倉と笑顔でハイタッチしてました。なんだ、普通に仲いいんだね。
試合途中で磯村と交代。普通じゃないチーム状態で普通じゃない球場。まあ仕方ないですね。ベテラン磯村に任せましょう。
矢崎を引っ張った佐々岡。あとワンナウトでプロ2勝目でしたから情けをかけました。1手遅れて傷口を広げましたけど、私は佐々岡の優しさがキライじゃありません。
中﨑翔太3失点。これも優しさ。まあいいじゃん。
おかげで栗林が緊急登板。全然タマが走っていませんでした。結果は三者凡退10セーブ。
なぜカープがチーム一丸に見えるかというと若手を使ってるからなんですよね。
知らなかったのは佐々岡だけ。チーム内競争が良い雰囲気と緊張感を生むってこと。
奨成が打率4割で宇草が3割。小園と羽月が3割なのもマグレじゃないんですよ。実力なんですよ。
林晃汰に至っては打率.750。笑
5月になって林の打撃が劇的に変化しました。ミートポイントを前にしたことで打球が力強くなりました。美馬と石川にもタイミングが合いそうな気がします。
ヒーローインタビューは森浦大輔
ヒーローインタビューは森浦でした。
なんで？と思ったらプロ初勝利。なんかテンションがおかしかった。笑
カワいかったんですが心配。森浦は試合中に「おっしゃー！」とか言ってますし、最近森浦のテンションが高くて心配してます。発熱してないだろうな。笑
3番松山、2安打4打点。全然ダメ。昨日の投手なら7打点は取ってくれないと。
コルニエルは昨日も161km。普通でした。
