チームの力は走塁意欲に表れる

2022.2.19(土) 練習試合

巨人 1-2 広島 那覇

床田(3回)→島内(1回)→松本(1回)→黒原(1回)→遠藤(3回)で自責点ゼロリレー。

巨人打線はホントに引っ張れない。スタメン全員流し打ちって・・・そういうチーム方針なんだろうけど私は寂しいし悲しい。篠塚が9人いる感じでした。

カープは11安打で大量2得点。でも今日の私は怒ってません。カープが走ったのでゴキゲンです。


 

11安打の猛攻

2021年、カープのチーム打率は264。12球団で圧倒的ナンバーワンでした。

2位がDeNAで.258、3位がヤクルト.254。パリーグは全部.250未満でした。

んで実は得点もセリーグ3位で12球団5位。おかわりどすこいの西武より多いのです。

だからと言って満足しているわけではなく、もっと取れただろと思うのです。

カープ打線の課題は四球が少ない(402個)、本塁打が少ない(123本)、盗塁が少ない(68個)こと。

比較しても仕方がありませんが、優勝した2016年以降のカープの打撃成績を比較します。

■チーム打撃成績の推移

2016 打率.272 得点684 本塁打153 盗塁118 四球500

2017 打率.273 得点736 本塁打152 盗塁112 四球511

2018 打率.262 得点721 本塁打175 盗塁  95 四球599

2019 打率.254 得点591 本塁打140 盗塁  81 四球479

2020 打率.262 得点523 本塁打110 盗塁  64 四球386

2021 打率.264 得点557 本塁打123 盗塁  68 四球402

丸が抜けたり誠也が抜けた時、チームの得点効率がガクンとダウンするのは首脳陣が何も考えていない証左であります。

MVPや金メダリストがチームを去れば、打率と本塁打、四球も下がるのは必然。そこを事前にどう対策するか、どんな練習をするかがカープ流の戦い方。ドラフトやFAに頼るのは無能なボンボンの戦い方です。

今年のカープは足を使えるメンバーが多く、主砲が抜けたことで逆に足を使いやすくなりました。今までは誠也の打席でなかなか盗塁できませんでしたが、これからはいつでもどこでも走れるわけです。

ちなみにチーム防御率は2016年と2017年が3.20でしたが、2018年移行は概ね4.00です。

 

走塁ミスの山

昨日のオープン戦でカープは11安打2得点。

朝山ジグザグ野球はいつも「ヒット3本で1得点」ですから、一見いつも通りのようですが、内容は異なります。昨日のカープはずいぶんと走塁ミスで得点チャンスを逃したのです。

■昨日の主な走塁

2回に2走小園が3盗アウト

3回に1走羽月が完璧な盗塁を決める

3回に2走羽月がセカンドライナーをバックしてセーフ

3回に2走羽月がセンターライナーに飛び出して併殺

6回に3走ケンティーがダブルスチールによる本盗失敗

9回に1走羽月が右投手の牽制に引っかかる。相手の失策で2塁セーフ

未熟な点も多々ありますが、スタートを切ることが何よりスバラシイ。

小園の3盗はどんくさかったですが、6回のケンティーとのダブルスチールは小園が1塁走者で良い演技と良いタイミングでした。私も完全に意表を突かれました。結果はアウトになりましたが、0-0の均衡を小園のタイムリーで破った直後に2点目を取りに行く攻撃としては最高でした。

おそらく東出ヘッド(実質)のサインによるものだと思います。去年一昨年のカープにはなかった攻撃で、三連覇時代に得意だったプレー。私は非常に期待しています。

 

羽月隆太郎は見事な盗塁を決めたかと思えばライナーで飛び出すポカ。

9回には右投手の牽制に引っかかるが、そのままふり向きもせず2塁へ走り盗塁成功。

アグレッシブな走塁はいつも成功するとは限りませんが、まずスタートを切らないことには何も始まりません。

昨日のカープは5回次の塁を狙って3回失敗しました。成功は2回だけ。

 

・・・・・

 

何です?

成功率が低いからジッとしてろ? フライボール革命?

 

パシャ。笑

5回スタートして2回成功。2回の成功のうち9回の羽月の盗塁は相手のエラーによるもの。キレイな成功は5回に1回。

だけど走ったからエラーは起こったのです。

シーズンに入れば5回走って3回成功すればOK。盗塁が成功する確率は60%。相手がエラーする確率も10%あります。

 

攻撃的走塁の効果

攻撃的走塁には「成功した時の1個の進塁」以外に数々の副産物を生みます。

例えば9回の羽月の牽制飛び出し。

あれはエラーした巨人の二遊間に「しまった・・・」と思わせることができましたし、羽月が2塁へ行ったため、巨人の外野は超前進しないといけなくなりました。巨人は1点負けていたからです。ピッチャーは仲間のミスをカバーしようとリズムを乱すかもしれない。

さらにもし9回裏、エラーした選手に選手に打順が回ると「取り返そう」という気持ちが悪球に手を出させるかもしれない。

 

2回の小園の3盗失敗はお粗末でしたが、小園はDeNA戦でも2盗に失敗しています。

スライディングでブレーキがかかる上に、姿勢が高いから早くタッチされます。しかし今、たくさん失敗しとかないと公式戦でスタートを切ることなどできません。

何かにつけ小園は「レギュラーを取りたい」って口に出してますよね。

佐々岡も常に「2~3年続けてやっとレギュラー」と言ってます。杓子定規なこの方針が小園海斗を「ミスしない安全策」へ向かわせているようにも思えます。

小園海斗に

「お前に任せた。自由にやってこい!」

とか言ってあげるだけで小園海斗がホームラン量産、盗塁ガンガン、守備位置ももっと奥深くになるんじゃないですかね。報徳の小園はノビノビ過ぎるくらいノビノビしてました。2年生で参加した高校全日本の初回第1打席でノビノビ初球攻撃をするヤツですよ。型にはめない方がイイんじゃないですかね。辻発彦や高津臣吾はそういう接し方をしてるように見えますね。

 

攻撃的走塁の副産物はまだまだありますが、中でも大きな効果は

・チームの士気が上がる

・ファンが喜ぶ

の2つだと思います。若い人はあまり喜びませんかね。苦笑

古葉野球を信じてるオールドファンは走るカープが好きですけどね。

 

まとめ

とりあえず佐々岡カープが昨日、スタートを5回切りました。4回ミスったけど。

私はその点を高く評価します。

守備はまたポロポロやってタイムリーエラー。

しかし末包が昨日守ったポジションは「左一右一」です。んで2回目の「一」の時、雨でボコボコになったグラウンドでタイムリーエラー。末包の本職は外野です。こういうミスを覚悟してベンチは送り出さないといけないです。

小園やDH奨成も試合途中で交代する中、ケンティーと末包は試合最後まで出場しました。完全に期待の表れです。

私の中では「開幕二軍」だった二人ですが、ちょっと応援してみようかな。どうせマクブルームは序盤にいないんだし、坂倉も開幕に間に合うかどうかわかんないし。

 

実は羽月隆太郎も昨日フル出場しました。外野をやめて内野一本と言ったので、今年もキクの控えかと思っていましたが、あの機動力は9イニング使わないともったいない。

なので「8番サード羽月」というオプションも付け加えたい。

そして坂倉の復帰まで「3番キャッチャー中村奨成」とか。スピードとロマンが溢れます。

こないだのシート打撃で栗林のフォークをビシバシ片手でキャッチしてました。

 

黒原。3者連続三振。あれぐらいやるでしょう。逆球に威力があるのがオモシロい。大野というより川口みたい。

松竜。安定感がある。顔の割に静かに抑えます。

 

巨人。中京の子はダメ。流し打ちばかり。秋広も同じ。一軍ではまだ通用しない。

先発の戸田と鍬原は良いね。球に力がある上、変化球もオモシロい。

キャッチャーの岸田もなかなか良い。大城と小林がいたら試合に出られないのか。

中田と岡本がかなりデカい。レギュラー選手は開幕するとやせるので今デブっといたほうが良い。

 

ロッテ。

佐々木朗希が163キロ。映像見たけどそこまでスピード出てないよ。笑

10前後勝つのは勝つかもしれないが、山本由伸と双璧はさすがに言い過ぎ。西武の亀井スコアラー、お世辞だとしても見る目がないね。

 

中日。

慶應大学に落ちたためプロに進んだ高橋宏斗。高卒2年目。この子は良い。マエケンも絶賛。もちろん今年10勝なんかできないと思うけど、来年なら15勝するかもしれない。

あとドラフト2位の鵜飼。背番号が4なのでバッターボックスでレオ=ゴメスにしか見えない。むちゃくちゃ飛ぶ。末包より飛ぶんじゃないか。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感