ジグザグ打線を放棄しろ

2025.8.23(土) 

広島 2-5 中日 マツダ 

9回表2対5、1死1塁、打者岡林、投手辻大雅、1塁走者ロドリゲス、捕手坂倉。

この場面で辻大雅はクイックせずに投げていました。岡林はファールで粘ってました。

1塁走者は盗塁0個のロドリゲス。去年もゼロ。

だから走らないんだけど、中日とDeNAは坂倉が捕手の時、露骨に足を使ってきます。※参考記事

 

坂倉はストライキ中

なんでロドリゲスはノーマークなのに走らないんだろ?

ああそうか。ここで走ると4点差になって、松山のセーブが消えるからか。井上はカープ相手に 手心を加えている のか。ナメられたのか。

ってことは、阪神が坂倉の時に全然走ってこない理由も、いざという時に走りまくるため、温存してるのか。

 

坂倉は指も肩もケガしていません。イップスでもありません。

あるとすれば、指の骨折から練習不足で一軍に強制昇格させたことが原因かな。

私は捕手坂倉を強く支持しますが、一昨日、イニング途中で交代させられたことで、私は怒り狂っています。ストライキ中です。

 

坂倉も一緒にストしたかったのですが、坂倉はマジメでした。1死13塁でいつも2塁へ投げない坂倉が2塁へ投げた。ああいう「戦う姿勢」って、私は大切だと思いますよ。

試合後に藤井と新井が坂倉と話し合ったというのも ウソ だと思いますよ。他球団への煙幕ですよ。※参考記事

 

森下は復調傾向

森下暢仁。7回7安打3失点。自責1。

1回表に2失点しました。「ああ、今日もスカタンな森下かな」と思いましたが、2回以降は坂倉の構えたところに決まりだしました。

3回表にも上林の盗塁から山本泰寛にうまいタイムリーを打たれましたが、この1失点は仕方ありません。

「ボテボテヒット→盗塁ギリセーフ→2死後、右打者にライト前」

この流れは仕方ありませんよ。ポテンヒットや流し打ちまで全部抑えろは不可能です。この1点は仕方ない。

 

4~7回の森下は中日打線を 圧倒した と言ってもよいです。素晴らしいピッチングでした。

森下は3回までに3失点しましたが、味方が3回裏に2点取ってくれて、2対3となりました。

1点差の展開で、中日打線も全力で「次の1点」を取りに来ました。そこをしっかり抑えた森下は立派でした。

 

圧倒したと言っても、高橋宏斗のようにストレート中心でねじ伏せたという感じではなく、力感なくテンポよく緩急を使えた という感じでした。

森下は実はイメージほど制球ビタビタではありません。大瀬良をAとすると森下はBくらい。

森下は意外と「力でねじ伏せるタイプ」で、「コーナー突いてゴロを打たせるタイプ」ではないのですよ。

 

ただそんな森下も手術や勤続疲労などで、近年はなかなか球速150km出なくなってきました。

森下は8月25日で28歳になります。国内FA権も2026年に取得見込み。

森下は「メジャーに行きたい」と言ってた時期もありましたが、マイナー契約でも行く根性はあるのか?

今オフのポスティングをカープ球団は認めませんよ。来季もまだ「国内」FA権なのでアメリカには行けない。

 

とりあえず森下は昨日の「テンポと緩急を活かしたピッチング」を継続しよう。

8連敗した森下は屋外球場での登板が続いていて、調整が難しかった面はあると思います。テンポと緩急を使えば、まだまだエースを張れると思います。

 

新井と朝山のジグザグ打線

本日のゲームプラン。

金丸vs常廣。

黄金ルーキーvs浪人ルーキー。

 

常廣が今季初先発ですが、私は常廣の近況について知りません。

直球が良くなったという噂ですが、私は映像を見ていません。

まあどんなに高く見積もっても「5回2失点」が期待値じゃないですか。80球くらいがいいとこじゃないですか。

金丸君もあんまよく知りません。スポーツニュースでは良いタマをたくさん見ますが、数字を見ると案外失点していますね。

 

それよか問題は打順です。

新井は5番坂倉にこだわりますが、坂倉は今日も打ちませんよ。私とともにストライキ。

小園も昨日1打点でしたが、内容はどん詰まりのレフトフライばかり。ヒットが出てると言っても、当てただけの流し打ちばかりです。

大盛は4タコですが、高橋宏斗のストレートをカットして、ボール球を見逃して、強いゴロでアウトになっていました。打撃内容は好調時のものです。

 

だから新井は大盛を使いたくなるんですが、今日は左の金丸です。大盛穂をどうしますかね?

そして末包です。ファビアンとモンテロが打てた理由は「4番が末包だったから」ですよ。

どうも新井と朝山はそこがわかってない。打率の高い打者を並べればいいと思ってる。

 

昨日の試合、中日打線には1割バッターが2人いました。2番樋口と8番チェイビス。

1戦目で大活躍した田中幹也をベンチスタート。左右病にも程があると思いましたが、1回表の中日の2点は2点ともこの樋口が引き金でした。

樋口のダブルスチールを坂倉がエラー、樋口が3塁にいたから細川の平凡なセカンドフライがヒットになりました。

もう一人の1割打者チェイビスが試合を決める4点目のホームラン。

 

私は昨日のブログで「今日も負ける」と書きました。1戦目の負け方が最悪で、坂倉はグレるし、柳から3点取った打線もグレる。羽月も4安打したのに途中で交代させられ、その直後逆転されました。

終わったことをグダグダ言っても仕方ない。今シーズンのAクラスは1戦目の負け方によって、大きく遠のきました。昨日の試合後も選手たちはサバサバしてました。

 

今日は新井のジグザグ打線を放棄して、

4羽月、7ファビ、6小園、3モンテロ、8奨成、9末包、2石原、5佐々木、1常廣

で行ってみてはどうか。2は坂倉でもいいけど。

6番羽月はもったいない。せっかく羽月が出塁しても、羽月の前にモンテロがいたら羽月の足を使えません。

奨成は足も速いけど、もっと得意なのは「走者を返すこと」です。奨成をそろそろクリーンアップで使ってみよう。今日は左投手だし、いい機会だよ。

 

3番小園も新井のジグザグ好きの結果です。ファビアン末包モンテロと3人右打者を並べるのが、新井はイヤなんですよ。

その一方で青柳対策で全員左を組んだりして、時折極端なこともします。

「5番坂倉、6番モンテロ」が機能してた時期もありましたが、今はモンテロが4番なので、「5番奨成、6番大盛」とか「5番奨成、6番末包」が良いと思います。キャッチャーは7番か8番。

1番に羽月隆太郎です。羽月の前に走者がいなけりゃ、羽月はまだ盗塁王も狙えるんじゃないか。