キクのバントはノーサイン。2死からできる作戦

2022.6.9(木)

楽天 4-1 広島 宮城

コレだけはやっちゃいけない作戦が「松山長野の同時スタメン」である。

佐々岡朝山体制で何度やったかな? 3年間で50試合くらいやったんじゃないか?

んで一度も勝ったことないんじゃないか? 0勝50敗。

まさかそんなはずないだろうけど、たぶん10勝40敗くらいにはなるはずである。勝率2割。

やると負けるんです、松山長野の同時スタメン。今からその理由を説明します。


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なぜ負けるか?

松山長野同時スタメンがなぜ負けるかというと理由は2つ。

1つ目は足が遅いから。1点取るのにヒット4本必要になるから。

2つ目は勝負どころで松山と長野を使えないからです。

昨日の7回表0対2。2死12塁。8番長野vsピッチャー岸という場面。私はここで代打松山を出したいんですよ。代打はオールマイティーで究極のユーティリティー。しかも楽天には必殺の左リリーフがいません。高梨は巨人。松井裕樹は9回にしか出せません。

9回表1対4。2死13塁。1番野間vsピッチャー松井裕樹。ここでベンチに長野がいれば代打長野を出せるんですよ。結局野間vs松井は空振り三振。対松井は右でも苦しいのに左の野間では尚更苦しい。2番キクまで回ることなく試合終了。松井は野間にスライダーを投げることもなく余裕のよっちゃんイカでした。

 

昨日は朝山と佐々岡野球の3年間の集大成でした。10安打で1得点。試合後に「あと一本が出ない」発言。1試合に全部が凝縮されていました。

佐々岡野球は3年間ずーーーーーーーーーーっとコレ。支持できませんし応援できません。

勝負の年と思ってましたが、まだ育成の年みたいです。永遠にやってろって感じですね。

プロ野球選手は明日も試合があると思ってますが、我々アマチュア選手に明日はない。基本トーナメントだからです。今やれることをやり尽くさないで負けることが眠れないほど苦しいのです。佐々岡と朝山には明日がある。気楽でよろしい。

 

2死からできる作戦

プロ野球が気楽なはずない?

勝ちに行ってる監督はそうでしょうね。眠れないでしょう。

だが佐々岡と朝山はグッスリ寝てるに決まってます。3番松山、8番長野、サード坂倉。寝ぼけてスタメンを決めてます。

こないだは二人揃って

「2死から安打が出ても作戦の取りようがない」

みたいなことを言いました。

完全にアホ。グッスリ寝てるに決まってます。

 

いいですか。

2死1塁でできる作戦は山ほどあります。

まず盗塁ですね。そして援護の空振り。覚えてます?援護の空振り? 懐かしいでしょう。笑

今、どこのチームも盗塁の時に援護の空振りをやりません。なんででしょう?ルール違反に変わったのかな?

今はどこのチームも盗塁サインの時、打者は投球を見逃してます。エンドランではもちろん振りますけど。

なんででしょう? 少なくともカープは援護の空振りを一切やりません。真ん中でも見逃して悠々と盗塁アウトになってます。2死1塁でできる作戦のまず一つ目は援護の空振りです。

 

二つ目は代打攻勢です。

昨日2度の勝負どころで長野vs岸、野間vs松井という場面がありました。アホなスタメンを組まなければここで代打松山、代打長野を出せるのです。

それを打率稼ぎたいからスタメン長野、スタメン松山。野球はヒット数を競うスポーツではありません。朝山は野球のルールを知らんのんじゃないか?

他にもエンドランかけて逆方向に転がすとか、ヤマを張って長打を狙うとか作戦は多々あります。監督コーチが「2死だから何もできない」発言をするなんて草野球界ではありえないことです。代走曽根もカープの切り札です。

 

キクのバントはノーサイン

8回表0対2。無死1塁で2番キクが結構ガチガチの送りバントをしました。

いろんな意見があるでしょうが、私の意見はこうです。

解説の川崎憲次郎はぶつくさ否定してましたが、一発のないカープは1イニングに1点取るのがやっとなのです。その代わり投手力はどこよりも良い。7回裏に矢崎と奨成が相手の上位打線をゼロで抑えたテンポとリズムをムダにしてはいけない。

 

ナイス佐々岡、珍しく好判断!

・・・と思ったら試合後の談話でこのバントはノーサインだったことが判明しました。キク個人の判断。

なーんだ、佐々岡はアホのままだったんだ。

そして選手は私と同じことを考えているんだ。

2点負けてる8回表に送りバント。普通はやりませんよね。考えもしませんよね。

でもこの回に1点でも取っとかないと9回の松井裕樹から2点取るのは至難の業です。

そして今日は3番に松山がいます。キクは松山を毎日いじめていますが、松山のパンチ力を信用しているのです。得点圏の松山がカープで最も確率高い攻撃なのです。この回1点ほしい。そのバントでした。

 

しかし松山内野ゴロ。野間は3塁へ進んで2死3塁。

佐々岡ならここでも作戦はないでしょう。無策。打つだけ。だが私はホームスチールを狙います。単独で。野間だから。

 

ワンバンで前のめり

8回表0対2。2死3塁。打者マクブルーム。走者野間。

素人さんは「頼む、マク!」でOK。至極当然。

だが私クラスのベテランになると「集中しろ、野間!」となります。わかるかな?

 

投手安楽。変則モーション以外の武器を特に持たない変則投手。

2死3塁で4番バッターに投げられる球はストレートとフォークしかありません。

んでおそらくコントロールも甘い。真ん中に投げたくないからワンバンがきっと来る。その時に3塁走者の野間はホームインしないといけないわけです。

 

初球。いきなりフォーク。

ホームベース手前でワンバン。炭谷大きく弾く。

この時、野間はどうしたか?

 

野間は後ろ重心でした。

突っ込む気ゼロ。

その時の私の感情がこちら。

野球というスポーツにはヒットを打つこと以外に様々な攻撃と作戦があるのです。

スタメン長野、スタメン松山はその可能性を半減するから私は大キライなのです。

 

佐々岡監督

8回表、マクブルーム三振で無得点。だが私はこの攻撃を否定しない。

8回裏に薮田投入。珍しく制球が悪く無死12塁のピンチを招く。

マウンドに野手が集まる。キャッチャー中村奨成が守りの指示を出すが、いかんせん経験不足。

 

この時、ベンチでハナクソほじくってたのが佐々岡です。

次の1点はとどめになります。なんかないのか、佐々岡真司!

何もありませんでした。佐々岡はベンチで下を向いてただけでした。

薮田打たれる。野間が飛び込むがその横を抜ける。とどめの2点が入る。0対4。ダメ押し。

 

この時の私の感情がこちら。

結果は薮田続投。

左の西川にデッドボール当てた後、ワンテンポ遅れて塹江を出しました。一応佐々岡は寝てはいなかったようですが、もし西川にヒットされたら余計な1点を取られるところでした。

 

終戦

このように戦わない監督と得点に無関心の朝山。

完全に去年までのアホ野球に戻っちゃいました。ヒット3本で1点取れるかどうかという野球。

いや、もうコレ野球じゃありませんね。バッティングセンターでやってる野球ごっこです。

 

小園も坂倉もヒット打てば給料上がります。試合に勝たなくていいし、守備は自分に関係ありません。打率さえ上がれば明日もスタメン。

佐々岡と朝山の目標はチーム打率を上げること。

私の目標はチームの勝率を上げること。意見が合うはずありません。