2022.6.1(水)
広島 1-5 日本ハム マツダ
この日のスタメンマスクは石原貴規でした。
カープは意地でも坂倉をキャッチャーで使わない方針のようです。
ならば今シーズンも勝てないですね。キッパリです。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
キャッチャー奨成
スタメンの石原貴規ですが、それでも去年よりは成長した姿を見せてくれました。
同じ球種を続けない、ストレートの次は変化球、インコースの次はアウトコースだった去年のリードをかなり意識して配球してました。結果は5回3失点ですが内容は去年より良かったように思います。
6回からは中村奨成がマスクをかぶりました。レフト堂林、サード坂倉、キャッチャー奨成。
おもしろいシフトですが、普通の監督ならキャッチャー坂倉、サード堂林、センター奨成、レフト龍馬と行くはずなんですが、弱いチームはおかしなシフトを組むものです。
中村奨成は松本、塹江、矢崎をリードして4回2失点。
1年ぶりの一軍マスクでしたが、とても積極的にリードできていたと思います。
坂倉をサードで固定するなら、今日も奨成がスタメンマスクでもおもしろいなと思ったほどです。
この2日間、日本ハムOBの建山義紀(46)の解説がとても的確で、
「中村選手は松本剛選手が昨日今日と内角球をヒットしてることを頭に入れておくべきでしたね。まあ途中出場でかなり難しいんですけども」
と語りました。
私は奨成がそんなことできなくていいと思います。
刺されてるバッターにはまっすぐで押せてましたし、打ち気の打者にはスライダーでタイミングを外してました。しっかり観察できていて十分合格です。
盗塁悪送球が2つありました。
これは日本ハムが上手でした。奨成は勉強で経験です。
カープは球界ナンバーワン捕手をサードで起用し、若い捕手を育てる方針に切り替えました。今年は絶対勝てないです。来年か再来年に勝負しましょう。
プロスペクトの育て方
さてここで唐突に各球団のプロスペクト選手の話をします。
こないだ中日の石川昂弥(21)が靱帯損傷で長期離脱しました。
開幕から7番サードに固定され、みるみるうちに長打の打てる選手に成長してきたなと思ったら、まさかのアクシデント。たいへんお気の毒です。
巨人の増田陸(22)。ここまで23打席で7安打2本塁打。4四球も立派です。打席で打ちそうな雰囲気があります。
彼の本職はセカンド。しかし吉川尚輝が戻って今はファーストで出ています。坂本が戻れば坂本がファースト。増田君の出番はなくなります。使わないともったいないと思うけどね。
日本ハムは万波中正(22)。昨日はあわやサイクルヒットの大活躍。
守備もイイし顔もイイ。足も速い。背番号も遠藤と同じ66番。私、ドラフトの時、小園をクジで外したら万波に行けと思ってたんですよ。ホントですよ。
堀瑞樹(24)はとっくにプロスペクトを卒業。昨年のホールド王。小園が見逃し三振に倒れるなんてビックリです。
増田陸と万波は小園世代の22歳。
中日の石川は玉村世代の21歳。佐々木朗希と奥川もここ。
堀瑞樹は坂倉世代の24歳。寺島、藤平、高橋昂也がBIG3でした。
んで今年23歳の世代が中村世代。清宮、村上、中村奨成。
昨日2安打したので今日も中村奨成はスタメンでしょう。
もう奨成はずっとレギュラー起用でいいと思います。試合に出して育てる選手。こないだも言いましたが、坂倉を捕手で使えない理由があるなら奨成を捕手で使えばいいと思います。
どこのチームもプロスペクトは一軍の試合で使って育てます。カープが奨成を使い始めるのは遅すぎたくらいですよ。ったく佐々岡は臆病なんだから。
本日のゲームプラン
今日は伊藤vs九里。強敵です。
ハムの宇佐見もなかなかいいリードをしますね。今日もロースコアの試合になりそうです。
カープは昨日「無死1塁で坂倉」が1度、「無死1塁で小園」が2度ありました。3回とも全部「打つだけ」でした。この先のカープは無死1塁の場面で徹底して送りバントしないと負けると思います。
3点負けてても送りバント。5点負けてても送りバントです。盗塁しないカープは送りバントしか走者を進める方法がないのです。交流戦2勝6敗はキャッチャー坂倉を出さないことと、送りバントをやめたことが敗因です。
5点差でもバントしましょう。3点差の7回裏ももちろんバントです。いつまで待っても長打なんか出ないよ。そういうチームだし、去年も一昨年も長打待ちで負けたの覚えてないんですか?
5番坂倉と6番小園に送りバントをさせれば打線は繋がります。
7番に中村奨成がいるからです。