末包の打撃について解説します

2024.6.6(木) 

広島 3-1 日本ハム マツダ 

強い日本ハムになんとか勝ち越し。2勝1敗。

水谷瞬の打撃はコワいね。威圧感がある。

水野君は1年目の時からショートの守備を賞賛しています。※参考記事

田宮君はこのまま3割打って首位打者を取れるかもしれないね。9回2死から栗林のフォークを打ったところに捕手としての打撃センスを感じます。

んで今日は「末包昇大の打撃」について解説します。

 

末包は新井に似ていない

末包の打撃は「現役時代の新井貴浩に似ている」とよく言われます。

風貌とサイズが似てるからそう言われているんですが、私に言わせれば

「似てるっちゃ似てるし、似てないっちゃ似てない。要するに大して似てないよ」

と思ってます。

 

末包は188cm、112kgの巨体です。

いかにもホームランを打ちそうな体格で、実際よくホームランを打つ。

私が末包の打撃を高評価しているポイントの一つはカウント球の変化球を振ることです。

いつも言ってることですが、非常に重要なので改めて強調します。

 

28歳の頃の新井にはこれがありませんでした。だから末包が「新井に似ている」と言われると違和感があるのです。

28歳の江藤と前田も初球の変化球を振ることは滅多になかった。28歳の金本は上原のフォークをビシバシ打ってた。

28歳の末包が「金本に似ている」と言われたら、まあまあ納得します。本塁打だけじゃないところも似てる。

 

昨日は末包が第1打席でツーランを打ったもんだから、解説の笘篠も大喜び。

「日に日に鈴木誠也に近づいている」

またアホなこと言うてる。そんな簡単に近づけるかいな。

 

末包は新井に似ている

日本ハムで売り出し中の田宮君、水谷君同様、末包もまだ「打撃の引き出しは多くない」と私は見ています。

見たことのないタマは打てない、国際試合を苦手とするタイプだと思います。

去年一昨年は交流戦にいなかった末包。なのに今年はここまでよく健闘していると思います。私はちょっとビックリしています。

 

末包は体が大きいので「ストレートに強く、外スラに弱い」というイメージを持たれがちですが、私は決してそうは見ていません。

末包は「勝負が早く、けっこう決め打ちをする」タイプだと見ています。

小園は早打ちですが、ツーストライク後に何でも対応できる「引き出しの多さ」を感じています。これは小園の天賦の才もありますが、プロ5年間の打席数の多さも影響しています。要するに経験の差。

小園って今23歳なんですが、既に通算500安打近く打ってるんですよ。末包と田宮にはこの経験がまだありません。この差はデカい。

末包と田宮はいつ打てなくなるかわかりません。経験がないし、弱点がバレたらどうなるかわからないからです。

 

そんな中、末包はけっこう決め打ちというか 読み で打ってます。配球の読み。

末包は打席でこう考えています。

「オレに初球ストレートはないだろう」

とか

「インコースに来れば一発打ってやろう」

とか「読み」で打ってます。

 

昨日のツーランが完全にそれでした。

「インコースに来れば、シンカーでもストレートでも引っ張ってやる」

バッターは通常球種で待ちますが、たまにコースで待つこともある。末包はこういう「待ち方」がとてもいい。読みが的確でセンスがあります。小園にはあんまり読みのセンスを感じません。

末包は的確な「待ち方」をしてホームランを狙うこともありますが、的確な待ち方をしてセンター前ヒットで満足できる「謙虚さ」もあります。

「1点差で走者12塁」とかの場面で末包は一発を狙いません。ツーストライクを取られる前から、変化球に泳いだり詰まったりしながらセンター前に落とすことがよくある。

こういうところは確かに31歳頃の「100打点の新井貴浩」に似ているかもしれない。

 

昨日の試合の7回裏、3対1、1死12塁、投手畔柳という場面。

末包はカウント1-1から高めのストレートに詰まってセンターフライしました。

【1】次の回から栗林が投げるから、もう打たなくていいや

【2】敗戦処理からスリーラン打って、打点を稼いでおきたい

【3】チームの勝利のために、是が非でも次の1点がほしい 

 

様々な選択肢があるケースですが、昨日の末包の選択肢は完全に【3】でした。

いいヤツだよ、アイツは。

性格は新井貴浩に似てるかもしれない。謙虚だよ。

 

本日のゲームプラン

大瀬良vs美馬。

美馬はもう37歳。大瀬良も今月で33歳だけどさ。

今年の大瀬良はシュートを多用します。※参考記事

ロッテの4番ソトにはシュートがかなり通用すると思います。ソトは大瀬良のシュートなんてイメージ持ってないでしょう。

 

ロッテは左打者が多いイメージですが、合間合間にジグザグで右打者を挟んでくれています。岡大海、ソト、中村奨吾、荻野など。

だから今日は右打者からゲッツーを取りたいですね。今年の大瀬良はそういうピッチングをしている。

だから新井は小園をサードに回してまで、矢野をスタメンショートで起用しているのです。

 

矢野が7番で試合に出ている理由。

それは去年の阪神の「7番坂本、8番木浪」理論です。

1番が秋山だから7番が矢野なのです。昨日の試合でも7番矢野が秋山の犠牲フライでホームインしました。

だから7番矢野にもショートの矢野にも期待している。

もしも美馬に押さえ込まれるようだとロッテのペース。

ロッテの10連勝は全部ロースコア。ロッテが負ける時は18点や7点取られてアッサリ負けます。

明日土曜日の先発は 佐々木朗希 らしい。玉村昇悟と同級生対決。

100%タマちゃんが勝つに決まっていますが、一応初戦は大瀬良でしっかり取っておきたいですね。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感