中村奨成を中心に戦うべし

昨日、カープの選手が6人もオールスターに選ばれました。

選んだのは岡田彰布。

やってくれたのう。これは明らかに岡田の 陰謀 です。

どうせ、

「広島強いのう… せや! オールスターでちょっぴり疲れさせたろ!」

てなもんですよ。

 

中村貴浩と佐藤啓介 

今日はカープの二軍の話をします。

二軍に起爆剤がいるのかいないのか。

チラッとしか見ていませんが、 中村貴浩 が攻守に一段レベルアップしたなという感じは見て取れます。

中村貴浩はスイングが変わりました。今はますます吉田正尚っぽい打ち方になってきてます。

意外なのは守備が良くなってきたこと。貴浩の外野守備にはあまり期待していなかったのですが、ここ1ヶ月間ずっとセンターを守っています。

1ヶ月前は辿々しかったのですが、今ではセンターの打球への入り方がだいぶ上手くなってきました。GG賞を取れるとまでは言いませんが、貴浩のセンター守備は十分「一軍で先発させていいレベル」です。

 

佐藤啓介。

一度上がってまた二軍。打率は少し下がって.348。

佐藤が一軍でも通用することは既に証明されました。守備も2塁と1塁を守れる。

いつでも一軍に呼び戻していいと思います。

 

ロベルトとシャイナー

育成のロベルト。

コイツも最近「使える」ようになってきました。

攻守ともにレベルアップしています。キャンプの頃とは別人のようです。

1ミリも頭にありませんでしたが、今月支配下契約してもいいかもしれない。レイノルズの枠が空いたのでね。 

一軍での使い所はなかなかありませんが、8月9月に秋山と野間と末包が全滅したら、ロベルトの存在も面白いかなと思う次第です。

 

シャイナー。打率.171、本塁打2本。

数字は悲惨ですが、シャイナーも堂林と田中広輔がケガしたら一軍の需要があります。

林晃汰もいますが、シャイナーも1塁と3塁を守れます。

現在のサードは小園。ファーストは日替わりです。なら一度くらい「シャイナーの日」があってもいいと思います。今月の話です。

 

羽月龍太郎

ここからは一軍の話。

先週のカープは1勝5敗。

1勝はエラー絡みで7対5の勝利。しかし残りの5敗は全てカープの得点が0点か1点です。0点が2試合、1点が3試合。

今週も同じことが起こります。「5試合のうち4試合が1得点以下」という展開は皆さんにも想像できるんじゃないですか?

 

「先週の相手は表ローテばかりで少しキツかっただけだ!」

も一理あります。だがカープ打線はスカタン投手が相手でも、エース格が相手でもあまり得点能力に差がないような気がします。

なんでかというと「足を使った機動力野球をしているから」です。

ビッグベースボールの皆さんは打者vs投手の真っ向勝負なのでエース相手に苦戦する。だがウチはそうじゃない。ウチはスカタンの投手が相手でも苦戦します。

 

要するに打線が才木と高橋宏斗を打てないのは仕方ないとして、羽月の足を使えば9回までに1点か2点は取れるんじゃないかという話。

代走羽月の足は、相手投手の防御率とか被打率とかあまり関係ありません。

羽月が走って味方のポテンヒットや羽月のギャンブルスタート。

こないだの中日戦の「内野フライでタッチアップ」が好例です。

3塁走者羽月のタッチアップと次打者キクのタイムリーヒット。あなたはどちらに賭けますか? 私は羽月のタッチアップです。

 

中村奨成と二俣翔一

最後に中村奨成と二俣翔一。

末包が復帰するのは最短でもオールスター明け。

カープはオールスターまで 11試合 予定されています。梅雨明けも近く、雨天中止の心配も少なそう。

カープはこの11試合を中村奨成と二俣翔一を中心に戦ってもらいたい。

「中心」ってどういうこと?

ズバリ「右投手相手にもスタメンさせなさい」という意味です。

 

1塁坂倉の日が多くなりそうですが、二俣と奨成も一応1塁を守れます。

レフトはガラ空き。末包がいないのでどちらか一人は必ずレフトでスタメンできます。

「大盛がいるじゃん!」

いや、大盛はいません。バットに当たる確率が低すぎる。当たれば飛びますが当たらない。

ケンティーはチャンスをもらえるかもしれませんが、足を使いづらい選手です。

 

要するに今週も1対0で勝つ野球をするなら、ケンティーや大盛を8番レフトでスタメンさせてもよろしい。機動力は使えないが、守備力は上がります。

もし3〜4点取って先発投手に勝ち星を付けたいのなら、レフトに奨成、ファーストに二俣を使うべきです。

今日は山﨑vs森下。

オーソドックスに戦うなら捕手アツ、1塁坂倉、レフトは二俣or奨成。

まあこれも悪くはありませんが、森下や大瀬良はもうアツじゃなくてもいいんじゃないかな。

 

坂倉はここまで休みながら十分ラクさせてもらってきました。

ここからの11試合は坂倉をキャッチャーでフル活用しながら、1塁とレフトに「打てるヤツ」を置きましょう。

カープの補欠で1番打てるのが奨成と二俣。次点は中村貴浩と佐藤啓介。大穴がロベルトとシャイナー。

「走れる補欠」は奨成と二俣だけ。佐藤啓介も足は速いが「走塁」という点では未知数です。

なお、この作戦は「キャッチャー坂倉」がいないと完成しません。1塁とレフトの両方に打てて走れるヤツを置きたい。

だからアツをちょっと休ませろ。石原は週1でスタメンさせてもよい。

 

この11試合は変則日程ですがオールスター休みもあるので、秋山と坂倉をフル出場させたい。

だからこの二人を監督推薦で選んだ岡田はセコいと言ってるのです。


おしまい
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ありがとうございました。

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