2026.3.8(日) WBC
日本 4-3 オーストラリア 東京D
オーストラリアと吉田正尚がさすがでした。
今日はWBC→マティ→奨成→小園→台湾の順に話します。
WBC
重苦しい試合展開となりました。
スコアを書いときましょう。
豪 000 001 002 3
日 000 000 22X 4
日本って昔、オーストラリアに負けたことがあるんですよ。
一番有名なのは2004年のアテネ五輪。準決勝でオクスプリングとジェフ=ウィリアムスの阪神コンビに完封されて0対1。敗戦投手松坂大輔。
実は日本代表は1996年のアトランタ五輪でも負けている。日本は銀メダルでしたが、予選リーグでオーストラリアに6対9で負けている。金メダルはキューバ。リナレス、キンデラン、パチェコの全盛期でした。西武・球団本部長の広池浩司氏が全日空のカウンターでNPBを目指すきっかけとなった五輪としても有名。※参考記事
WBC2026のオーストラリアも試合巧者で日本を苦しめました。
左の横手投げで大谷を抑え、守備も上手でした。センターの子が足早いなあと思っていたら、その子の3盗から日本が失点。
4回裏に2死満塁で大谷という大ピンチを切り抜けた場面も見事でした。オーストラリアは大谷を抑えるのではなく、2塁牽制でピンチを脱しました。
牧のボーンヘッドと言えなくもないが、あれはオーストラリアの守備が見事でした。球場の誰もが大谷を見ている中で、2塁走者の牧を牽制アウトにしたオーストラリアの守備をホメたいと思います。カープも昔、このプレーでよくピンチを脱出してました。
オーストラリアの監督は元中日のディンゴ。まだレギュラーになる前の井端と1シーズン共にプレーしている。
ディンゴは2004年のアテネ五輪で日本を完封した時の正捕手だった。野球をよく知ってる選手だったのだ。
昨日のオーストラリアの弱点は「左打者へのヘンテコシフト」でした。
テレビに最初に映ったのが大谷の打席だったので、
「なんだ世界の誰もが知ってる、ただの大谷シフトか」
と思いました。
しかしよく見ると、源田壮亮の打席でも同じシフトなんですよ。オーストラリアは左打者なら全部大谷シフトでした。
これがオーストラリアのスキとなって、6回裏源田に三塁内野安打を許す。
左の横手投げが出てきたので、代打森下が頭をよぎりましたが、このシフトなら源田をそのまま送る作戦も悪くないと思いました。2死12塁。
9番若月に代打を出さないのはマズかった。若月の次は大谷なんですよね。井端は大谷の後ろを重要視するくせに、大谷の前を軽視している。大谷の前は重要だぞ。だから私は「1番近藤・2番大谷論」なのです。
んで7回表0対1、大谷四球→誠也右直→近藤一ゴロ→2死1塁
オーストラリアのマウンドには2人目の横手投げ。吉田にも大谷にも全球スライダー。しかもたまに投げるシュートが良い。
「こりゃ左が打つのは無理だな…」
と思って見てたら、4番吉田が逆転ツーラン。ボール球をものともしない変態的ホームランでした。
敦賀気比高校の吉田と金沢高校釜田のコラムも面白いです。マニアの方はこちらもどうぞ。
先発菅野も良かったが、第2先発の隅田が一番良かった。あいつは決勝トーナメントでも使えるぞ。
種市も良かった。2発打たれた大勢はちょっと心配です。大勢はケガをしているぞ。
近藤健介に代打を出した井端弘和。気持ちはわかるが、私なら出さない。
キャッチャー二俣
2026.3.8(日)
広島 1-8 中日 マツダ
カープは今季初マツダで2連敗。気温も寒いが試合も寒い。
打線は9安打で1点。またヒットは出るが点にならない試合でしたが、この日は大野雄大が4回で涌井秀章が5回。この2人は「ヒットは打たすがホームは踏ませない」ことが信条の投手。だから昨日は仕方ないだろう。ベテランなのに仕上がり早いな。
カープは赤木以外全員失点。寒かったせいだろう。
打線で目立ったのは辰見鴻之介。
二塁守備で「あれ?キクか?」と思わせる美技。外野とショートもまあまあ守れるが、二塁守備はなかなかハイレベルだ。
打撃でも1死1塁で涌井から粘って右直。アウトだったけど素晴らしい内容でした。辰見鴻之介の右打ちはかなり使える。
楽天の内野は小深田・村林・宗山など。なるほどこれなら実力者でも現ドラにかかるか。
その辰見が明日から二軍合流らしい。これはまた関東への遠征費をケチりたいだけだろう。辰見の開幕一軍はかなり決定的です。
キャッチャー二俣。
キャッチングがめちゃくちゃ上手い。最後になって2~3個ポロったが、島内のチェンジアップはベース手前でワンバンしてたので、ありゃキャッチャーの責任じゃありません。
二俣は常廣のフォーク、柳之介のスライダーとフォーク、ハーンの逆球の150km、島内のチェンジアップ、森浦のカーブをしっかり止めていました。
ワンバンの合計は15球くらいあったと思います。島内の2個、森浦の1個以外は逆手でもブロッキングでもよく止めていました。
新井貴浩も「キャッチャー二俣は普通に守れる」と言ってましたが、実際たいしたものでした。いくら経験者とはいえ、プロで5年近く離れてたとは思えない。
リードも良い。打者をよく見ているし、島内がヤダヤダと首を振ってるのに、新球フォークを上林に投げさせたことも興味深い。
こりゃ石原貴規もヤバいぞ。坂倉週5で石原週1という私の構想が狂い始めてきたぞ。
センター奨成
中村奨成。4打数3安打。
1番の佐藤啓介がゲッツーを打たなきゃ、2番奨成に5打席目が回ってきてました。涌井にはタイミングどんぴしゃだったので、
「オープン戦で5打数4安打って、なかなか珍しいよな…」
と思って見てましたが、回ってきませんでした。
お調子者の野村謙二郎が「奨成は右に打てるので、打順2番も面白い」と言ってました。
ファビアンが4番で小園が1番or3番なら2番奨成もあるかもしれません。新井はジグザグ打線が好きだから。
私は3番小園がキライなんですよ。小園には1番or2番を打たせたい。
1小園、2奨成、3ファビ、4モンテロ、5坂倉、6平川(末包)
も悪くないですが、なんとなく1奨成、2小園の方がチャンス広がりそうだと思います。
まあ奨成の打撃がいいのはわかってる話だ。
私が釘を刺しておきたいのは 外野での守備 です。
1戦目のライトでのポロリはまあいい。本当は良くないが、やろうとしてやったエラーではないからだ。
私が文句を言いたいのは、昨日センター犠牲フライを3個許したシーンである。
1個目は3回表のカリステ。2個目は6回表の石伊。
どちらも飛距離十分で、どんなに頑張ってもホームは間に合わない。特にカリステのは1死3塁だから、どこに急いで投げるわけでもない場面です。
だからかどうかは知りませんが、奨成はセンターフライを 下がりながら捕球した のです。
同じセンターとして、私はこの捕り方が 大キライ なんですよ。死ぬほどキライ。穴があったら入りたい。
いわゆる「かぶる」というプレーなんですが、この捕り方は外野手にとってとても屈辱的です。
「打球の落下点を間違えた」「風を読み間違えた」「あのセンターはヘタだ」と全員にバレるからです。オーストラリアのディンゴ監督なら「センターを狙え」と指示を出すかもしれません。ディンゴも昭和世代だから。
6回の1死23塁も本塁クロスプレーでセーフなりました。これは3塁走者が津田だったので本塁をアウトにすることはできない。2塁走者石川を3塁に行かせないことを優先したプレーでしたが、センター奨成はもっとチャージができました。
奨成のスローイング、勝田のカットプレー、二俣のタッチは良かったけど、奨成のチャージだけがほんのちょっぴり甘かった。奨成は高いフライに少し伸び上がる癖がある。
8回表1死2塁のセンターフライも2塁走者を3塁へ行かせています。
どんなプレーだったかWBCのせいでもう忘れましたが、なんか奨成ならアウトにできないかなあと思ったような気がします。
私は奨成の身体能力にたいへん期待している。普通のセンターでは満足できない。10年連続GG賞を1位で獲ってもらいたいと思っている。FA権を取っても、山本浩二と中村奨成だけは広島を出ていかないだろう。
小園
最後に小園。3試合出番なし。
これは戦略上の問題で仕方ありません。JAPANは吉田誠也大谷が当たってるので、8番ショートに守れるヤツを置きたい。
でジャパンのショートを守れる選手は今2人しかいない。牧原はもう何年もショートを守っていない。
だから源田がケガした時に備えて、小園はベンチにいないといけないのです。1点負けてる6回裏、源田に代打を出せない理由もショートが1枚足りないからです。
先にジャパンのショートに源田が選ばれた時、私は
「なら控えショートはユーティリティー性の高い村林か野村勇になるだろう」
とブログに書きました。※参考記事
世間は「小園が内野のどこでも守れる」と思ってますが。カープファンは小園がショートしか守れないことを知っている。村上宗隆が3試合ノーヒットでも私はサード小園を使いたくない。
「じゃあ、なんで井端は小園を呼んだんだよ?」
そこなんですよね。控えショートの役割にもっとふさわしい選手はいたし、小園の打力を活かすなら最初からスタメン1番か2番を打たせてるはずだし。
今大会の侍ジャパンで小園海斗の役割は「次回への経験を積むこと」でしょう。ハッキリ言って今のチームに小園の役割はあまりない。
小園が役に立たないと言ってるんではありません。私は「源田と小園のどちらか一人しか試合に出られない」と言ってるだけです。
中日の細川と岡林も侍ジャパンにいてほしい選手ですが、井端は森下と周東を呼びました。枠には限度があるのです。
村上宗隆が3試合で10打数2安打。
近藤健介は12打数0安打。二人は練習試合でも打ってない。
近藤は今日1日休めば調子を取り戻す可能性がある。村上はよくわかんない。あいつはNPBでも.270ほどの打者だよ。
小園をセカンドかサードに入れて、牧や岡本をファーストに回すプランもあるかもしれない。もう日本は1位通過が決まったから。
ただチェコ戦でそれをするとベンチのショートがゼロ人になるんですよ。小園と源田が二人同時にケガすることはないし、二遊間を守れるのは牧、牧原、あとギリギリで周東佑京。
小園でもWBCではショートを守れるか不安です。源田にできる限り頑張ってもらいたいのが井端の気持ちでしょう。宮本慎也が史上最高のショートですが、井端も宮本に全く負けてないと思います。ショート守備へのこだわりは凄いと思います。
村上を外すならサードに佐藤輝明です。ファースト岡本、ショート源田、セカンド小園ならあり得るかも。
今日は韓国vsオーストラリアです。
オーストラリアが勝てば文句なしで2位オーストラリア。
ややこしいのは韓国が勝った場合で
韓国が1対0や2対1で勝てば、2位はなんと オーストラリア です。
韓国が2位になるためには6対0や7対1で勝たないといけない。
そして韓国が乱打戦でオーストラリアに勝った場合、2位通過を決めるのはまさかのミラクル 台湾 です。
なんかよくわかんないけど「失点率」でこうなるらしい。
まとめると
「韓国勝利」の場合でスコアが
「1対0~4対3」までなら2位はオーストラリア
「5対0以上」なら2位は韓国。
「オーストラリアが4失点以上して、韓国との点差が4点以内」なら2位は台湾。つまり「韓国が4対0~4対2で勝つか、5対3や6対4で勝つ場合2位は台湾」です。
10対8でも台湾です。台湾は乱打戦になれば有利です。
計算を間違えてたらごめんなさいね。