12球団の監督会議があって、そこで試合前に選手同士でぺちゃぺちゃ喋ることが「いけん」となったそうだ。
「いけん」というのは「いけん」であって「違憲」でも「異見」でもありません。「やっちゃダメよ」という広島弁です。
タイブレーク
試合前のおしゃべりくらいOKだろと思いますが、敵に作戦をばらすヤツが出て来るといけないので禁止とのこと。なるほど。
「NPB一軍にタイブレークを」という案も出ましたが、私はあのタイブレークが 大キライ なんですよ。
決着をつけないといけないトーナメント戦では「やむを得ない」と思っています。斎藤vs田中みたいなことはもうできないからね。
NPBは引き分けもアリなんだから、タイブレークをするくらいなら現行の「12回まで」を堅持するほうが私は好きだ。
延長12回は長いと言うけど、そんなの10試合に1試合もない話ですよ。12回突入は15試合に1試合くらいだろ。
時短が目的なら延長は10回まででもいい。とにかくタイブレークはキライなんですよ、私は。
タイブレークの何がキライって、あれは
五分五分じゃないから
です。
タイブレークは圧倒的に 後攻が有利 だからです。
昨年の夏の甲子園では日大三高vs県岐阜商業の試合で先攻の日大三高が勝ちました。3対1。
阪神の立石君が率いる創価大学は大学選手権で、延長10回表タイブレークで1イニング11失点して敗れました。たまーにこういうこともあります。
ただ基本的にタイブレークは後攻有利です。誰か調べてみて。私は調べない。
理論的にも後攻の方が60~70%有利です。なんでかわかりますか?
理由は
相手の出方を見てから戦える からです。じゃんけんに例えると「後攻は後出しできる」ってこと。
仮にタイブレークを「無死12塁」から始めるとしましょう。
10回表に先攻は「1点取る作戦」と「2点取る作戦」のどちらかを選ばないといけません。
今時の若者は無邪気に無策でフライボールを打つだけなのかもしれませんが、私クラスの指導者になりますと、「1点取る作戦」と「2点取る作戦」のどちらかをチーム全体で共有し、目標に向かって邁進するわけです。
これをじゃんけんに例えるとチーム全体で「グーを出すかパーを出すか決める」ようなものなのです。
仮に先攻が送りバント&スクイズして1点取ったとします。
すると2死3塁が残ります。バッターがアウトでスリーアウトチェンジ。
こうなると後攻チームはたぶん無死12塁から99%送りバントして1死23塁を作るはずです。延長10回裏、1点負けてて無死12塁からヒッティングするチームはまず無いと思います。
「じゃあ先攻がスクイズしなきゃいいじゃん!」
いや、そうなんですよ。1死23塁からスクイズすると先攻チームは不利なんですよ。なんでかと言うと相手の裏の攻撃が必ず無死12塁から始まることが決まっているからです。先攻チームの「送りバント→スクイズ作戦」を後攻チームに見せるのは不利なのです。
高校野球が7回制になることにはみんなブーブー文句言うくせに、タイブレークにはなんで文句を言わないのか?
高校野球は引き分けが許されないので仕方がないからです。タイブレークよりいい方法がないから です。
それこそじゃんけんかラグビーのコイントスくらいしかありません。
とにかく後攻チームは先攻の作戦を見てから作戦を決められるので圧倒的に有利です。たぶんこれまでのタイブレーク全試合の勝率は後攻チームが 60%以上 勝ってると思います。勝率70%近く行くかもしれません。
ちなみに言うと同じ事が普通の野球にも言えます。ホームタウンのあるプロ野球でなくても、まっさらな土地で野球をやっても、野球というスポーツは基本
後攻が有利
です。55%くらい後攻が有利。
その理由はタイブレークと同じです。後攻チームは相手の表の攻撃を見て作戦を決められるからです。タイブレークはその傾向をもっと顕著にするだけです。
日本ハムの新庄はそこまで理解したうえで
「タイブレークはいろんな作戦が考えられるから面白い。俺は賛成」
と言っています。あいつは野球をよく知っている。
CSのアドバンテージ
あともう1個気になった話題が
CSのアドバンテージを見直す
というもの。コレ毎年テーマに登りますね。
私の結論はズバリ言って 反対 です。真っ向から拒否します。
おそらくNPBは
「勝率5割未満のチームへのアドバンテージは2勝」
「2位に10ゲーム差つけたらアドバンテージが2勝」
といった議論をしているのでしょう。
ソフトバンク小久保が
「去年俺らがDeNAに負けた時は何もなかったのに、今年阪神が10ゲーム差付けたらこの話が出るのか」
と言ってましたが、全くその通り。アホの阪神の言うことなど聞かんでよろしい。無視。
CS制度は現行のままでよろしい。
私は現行の「アドバンテージ1勝」も女々しいと思っているくらいだ。
1位のチームが日本シリーズに出られないことに納得できないのなら、CS制度を廃止すればよい。私は初めからアメリカのモノマネがキライだ。
そもそも消化試合を減らそうって目的で始めておいて、下位チームが日本シリーズに進む夢を奪うことは本末転倒です。ハッキリ言ってスケベです。二人の女を追いかけるスケベ男です。
男の道は一本しかありません。
「あれもこれもどっちも欲しい」はスケベ野球です。全日本のショートは守備の源田か攻撃の小園か、どちらか一人だけでいい。
2024年にセリーグ3位のDeNAが日本一になった時、三浦監督は30年ぶり日本一に涙を流しましたが、私は
「そんなのでよく喜べるな」
と違和感を感じました。
1998年の「リーグ優勝からの日本一」と2024年の「3位から日本一」は 全く別のタイトル です。
現在の「3位からの日本一」にはCS以前の王者同士の日本シリーズの10分の1くらいしか価値がありません。以前の日本一と今の日本一は価値が異なります。
もしリーグ優勝チームが日本一になっても、相手が3位だとちょっぴりしらける。でもCS制度を続けるなら、そこはガマンしないといけません。
CS制度は確かに消化試合が減ります。
偉そうに書いてる私でも去年チラッと
「CS行けないかな…」
と思いましたよ。5位のくせにさ。
確かに夢がありますよ。新井のスケベ野球では1位は無理でも3位ならいけるかもと思いましたよ。
でもそこで「借金10個だからアドバンテージは相手に2勝ね」と言われたら、熱は冷めるよ。優勝チームだって勝つとわかってるなら「試合せず上に行かせろ」となりますよ。
おかしな日程組んで無理矢理CSやって、ケガでもしたらどうすんの?
「CSの興行収入が大きい」
というのも素人考え。試合数が減ればそのうまみが減ることになります。CSを3~4試合やるから儲かるのです。
広島弁
以上です。CSのアドバンテージを2勝にするくらいなら10ゲーム差と5割未満は最初から「CSナシ」でいいです。出場資格はく奪。
中途半端なアメリカ的スケベ野球は要らない。ピッチクロックとか何なんだよ、アレ。
近頃の若いヤツはみんな「美味しいとこどり」が好きだねえ。「太らない肉」とか「美味しくダイエット」とか基本できませんから。
食うなら食う。食わないなら食わない。
やるならやる。YES or NO。
ハッキリしないヤツはイライラします。
広島弁には「たいぎい」いうんと「やねこい」いうんがあって、たいぎいの方が「疲れる」というニュアンスで「やねこい」の方が「面倒だ」というニュアンスですが、両者はほぼ同義語であります。
こないだyoutubeでたまたま見つけました。広島テレビにはこんな番組があるのか。めっちゃおもろい。全然知りませんでした。
秋山翔吾が出る回は面白かった。野村謙二郎の回はイマイチでした。