2020.7.23(木)
阪神 2-4 広島 甲子園
大山の2ランとピレラの4ランで終わり。静かと言えば静かかな。
森下暢仁
森下は6回120球10三振で2勝目。
森下は昨日がプロ4試合目の登板。2勝1敗。
私、そろそろ森下のルーキー扱いをやめます。もはや森下は完全にプロの人です。
昨日は中2週間で登板。球威も制球もフォームも全部バラバラでした。
小手先のカットボールで10三振を奪いましたが、実はコレそんなに凄いことではありません。悪い兆候です。
前田健太もメジャーへ行ってから奪三振が増えてます。年々BB9が上昇中。
三振を取るタイプの投手は別にいいんですが、森下とマエケンはそうではありません。120球ほどで完投してもらいたい投手。
この2人がなんで三振が多いかというと、三振でしかアウトが取れないからです。
あまり良くない兆候だと思います。マエケンは一発長打の世界で投げているとは言え、三振と球数が多すぎる。だからイニングを稼げなくてリリーフに回されました。先発をやりたいなら三振以外でアウトを取れないと苦しいです。
森下は一発長打のない阪神を相手に5回100球。
アホか。
ま、今回は許してやろう。
アクシデント明けの登板でしたし、昨日まではルーキーでしたし。
私、次回から森下をルーキー扱いしません。勝利を計算に入れて応援します。
藤浪晋太郎
とても安定感がありました。藤浪晋太郎。
ピレラの満塁ホームランまでは制球重視の大人のピッチング。
5回終了時点で68球、無失点、被安打2、与四球2でした。スコアは2対0。
カープファンも阪神ファンもみんなが
「このまますんなり行くはずない」
とは感じてました。だって藤浪晋太郎だから。
6回に1番の龍馬がセンター前ヒット。
2番安部は2点差なのにガチガチ送りバント。しかも失敗。
3番どうばが四球。4番誠也も当然四球。
まっちゃん三振で6番ピレラ。
5回まで藤浪のツーシームを引っ張りまくったカープ打線。15個のうち11個がゴロアウトでした。
サルでもここは右打ちしてくる場面。
そのピレラにカウント1-0からストライクを取りに来た外角甘めツーシーム。ドカーン。カープ逆転4対2。
んで、この後の藤浪が・・・
超カッコ良かった。
負けた後の態度こそ、戦う男のダンディズム。
九里亜蓮とか福井優也とか中村恭平とか、
花京院典明とかロッキー=バルボアとか。
よく打たれてよくノックアウトされたピッチャーは何度も何度も立ち上がるんですよ。じゃないとプロの世界で生きていけないから。
ピレラの後の7番會澤に対し、藤浪はカッと目を見開き、コントロール度外視の150kmを連発。最後は外スラで三振。
カッコ良かったです。
調子に乗って7回も登板させたのは矢野がカッコ悪かったです。
一岡初セーブ
今後クローザーは日替わり定食だそうです。
一番中途半端な作戦だと思います。
せっかくヤスが経験積んでる最中だったのに積算リセットされました。もったいないと思います。
日替わり定食に島内とケムナが入っていればガマンして食べます。
フラ・イチ・ヤスの3品だけなら、この定食を食べたくありません。
送りバント狂想曲
6回表に2点負けてて安部に送りバントさせたことは先述しました。
んで7回表にも12球団屈指の送りバント下手、野間峻祥をわざわざ代打で出してバントさせました。
完全に意味不明。
これで野間を代走にも守備固めにも使えなくなり、9回裏のレフトはピレラでした。
事なきを得ましたが大雑把な野球でした。何を考えているのか朝山佐々岡。
点差はたったの2点です。緊張感を持て。怒
7回は代打小窪哲也で送りバント。
9回裏はピレラに代えてレフト野間。これが最善策。
それを代打野間で送りバント。
長野はベンチ外で大樹は登録抹消。
9回裏、ベンチに外野手は一人も残っていませんでした。私の中で上本崇司の外野は計算外です。
野球が雑すぎます。与田監督の「代打三ツ間(投手)」と同レベルの愚策でした。
オマケ:観客5000人が8月末まで延長に
いやいやいや・・・
ちょっと待って下さい。NPBさん。
都市部とドーム球場はそれがイイと思います。
西宮は浜風が吹いてますけど、大阪の人が多いから上限5000人。
広島、仙台、幕張、所沢の4球場は50%でイイと思いますよ。16000人。
12球団で足並みを揃える必要はないと思います。
また巨人の陰謀?
巨人がマツダスタジアムのお客さんを恐れてNPBに圧力をかけたのでしょう。やれやれだぜ。