先ごろ広島カープの森下暢仁が国内FA権を取得しました。
森下は現在29歳。実働7年。
通算成績59勝59敗、防御率2.82、WHIP1.20。2026年最速152km
プロ入り後の成績に物足りなさを感じるものの、7年間で1000投球回は年平均150回。
今期推定年俸はチームトップの2.0億円。
では、考察を始めましょう。
FA宣言しないケース
森下が国内FA宣言を行使しない場合を【パターンA】とします。
するとこの先は さらに分岐 があります。
【A1】カープ残留
【A2】MLB挑戦
森下は1年前の契約更改で将来のMLB挑戦について記者に尋ねられ、
「それは自分が成績を残してチームにしっかり貢献した後の話」
と優等生発言しています。※中日新聞
立派で爽やか。どこかの佐藤輝明に聞かせてやりたいです。
ただし結果は今年も6勝11敗、防御率3.55。去年より成績下がっとるがな。
国内FA権を行使しない場合は現状維持~微増の2年契約。2028年の海外FA権でMLB挑戦か。この時森下31歳。
カープ球団が今オフのポスティングを認めるならば、それは お互いにメリットは少ない と思います。
森下は安く買い叩かれそうだし、カープも移籍金が少ない。
2025年、中日小笠原慎之介(当時27)で2年6億円、中日への譲渡金は1.1億円でした。
2024年、日本ハムの上沢直之(当時30)はマイナー契約で、日本ハムへの譲渡金は90万円だったと言われてます。
2024年の巨人・菅野智之(当時35)は 海外FA権 を行使してボルチモアと1年20億円で契約。この年の菅野は巨人で15勝していました。チームも優勝。
このように森下が本気でMLB挑戦を目指すのなら、カープであと2年働き、2年間で25勝以上してチームを優勝させればカープに譲渡金が入らない代わりに、森下個人は ガッポリ 稼ぐことができます。
35歳の菅野が20億です。2028年に31歳の森下なら 30億 も射程圏内です。
よって私は森下暢仁に「カープ残留→カープ優勝→30億」ルートをオススメします。
FA宣言するケース
森下暢仁が来月国内FA権を行使するケースを【パターンB】とします。
こちらにも一応分岐があって
【B1】国内移籍
【B2】宣言残留
です。
カープ球団でB2の宣言残留は過去に例がありません。森下が1号になってくれてもいいけど、宣言残留の線は考えにくい。
森下が国内FA宣言する時は高い確率でB1の国内移籍となるでしょう。
んで個人的に移籍先の最有力候補は
ソフトバンク と思われる。
ただでさえ巨大資本の上、森下暢仁は九州出身。ヤバいよヤバいよ。
ソフトバンクの事情
ソフトバンクは先週リーグ3連覇を決めました。
貯金30でリーグ優勝は確かに凄い。だが3連覇の後、冬の時代が来ることは我々カープファンならよく知っている。
今年のソフトバンクって実は規定投球回に到達している投手が一人しかいません。
誰だと思います? 大津亮介です。モイネロでも上沢でもないのです。
開幕前の順位予想ではソフトバンクより日本ハムの方が やや優勢 でした。なぜかと言うと15勝投手の有原航平が日本ハムへ移籍したからです。
モイネロもWBC後の来日が遅れて、ソフトバンクは先発投手不足から徳島インディゴソックスの 小林樹斗 を獲得しました。
このようにソフトバンクも今シーズンは結構カツカツだったのです。
栗原が今年40発打って浮かれてましたが、来年も打てるとは限りません。
天才近藤健介もケガが多くなってきた。
そこでソフトバンクはこのオフも当然大型補強に走ります。決定事項です。
森下暢仁がFA宣言すれば、それはカネに糸目をつけないんじゃないか。
巨人やオリックスまで出てくれば、もう完全に マネーゲーム突入 で、森下は ウハウハ です。
森下の今季年俸は2億円。
ハンマープライス最初の設定金額は「4年12億」からスタート。
丸佳浩はロッテの4年20億を蹴って巨人入りしました。丸がどれだけもらったのは未だに明らかになっていません。あの頃の原監督は色んな技を持っていましたからね。
森下争奪戦となれば森下はウハウハです。
ソフトバンクは有原航平に3年12億、上沢に2年4億。特殊ケースでは松坂大輔に3年12億と、山川穂高に4年12億。
巨人は甲斐拓也に5年15億。オリックスは森友哉に4年18億です。
カープはこんなアホなマネーゲームには参加できません。出せて2年5億円。今年の成績では2億×単年の現状維持がいいとこです。
カープに森下の国内移籍を止める方法はありません。国内移籍に関しては森下暢仁が自由に移籍する権利を持ちます。
カープには人的補償が得られる。オリックスなら捕手、巨人なら代木、ソフトバンクなら笹川あたりをもらいましょうか。