週末はトランプがイランを空爆すると言い出すのでたいへんでした。ドタバタして週末のカープを見ることができませんでした。
今日はざっくりした週末2日分の寸評を書きます。
投手寸評
ターノック。4回4安打1失点。4三振0四球。
昨日も安定感がありました。前回登板と内容があまり変わらない感じだったことから、ターノックはもうこれで9~10割仕上がったと思われます。
昨日のピッチングが本来の姿なら、ターノックは 開幕ローテ当確ですね。
もちろんシーズンは長いので、ターノックが日本の野球に慣れて「抑えるコツ」を掴んだり、ターノックが慣れられて148kmのシンカーを打たれるケースもあるでしょう。長い目で見よう。
昨日の1失点は秋山のエラー絡みでした。だから1失点はターノックの責任じゃないんですが、2死3塁カウント2-0から簡単にストライクを取りに行って宗山にタイムリーされました。
ターノックは自分のペースで静かにストライクを投げ続けて、ピンチを最少失点で切り抜けて完璧なピッチングだったのですが、ぜいたくを言えば「味方がエラーした時」だけはちょっぴり熱くなってほしかったね。これが日本の野球なんですよ。ターノックは冷静にマイペースでしたから、それも大正解なんですけどね。
齊藤汰直。1回1安打0失点。1三振。
言い方は良くないけど、この子はまだ一軍で使っちゃダメ。中途半端な大道温貴みたいになっちゃうぜ。
齊藤汰直はスケールの大きなストレートを持ってる。大道温貴もそうだった。1年目から先発やリリーフに便利使いするべきではありません。※参考記事
カープは齊藤汰直を 黒田博樹 に育てるべきです。じっくりでっかく育てよう。メジャーに行かれても構わない。
齊藤は開幕二軍。リリーフも禁止。先発完投オンリーです。
大瀬良大地。3回3安打0失点。4三振。
立ち上がりは良かったんですが、2回以降は球数がかさんじゃいましたね。まあ岸本のエラーと勝田の守備位置に問題があったからですが。
昨日の大瀬良はなんか怖い顔して投げてました。思った投球ができなかったのか。
「クローザー大瀬良は無理かなあ…」と思いながら見てましたが、2死無走者でキャッチャーのサインに首を振り、一発のない打者にもボール球で入りたがる慎重な性格の大瀬良にやっぱり抑えは向かないかなーと思いました。
大瀬良の仕上がり度は80%。もう一段階上がらないと先発ローテ当確とはいきませんね。
土曜日の遠藤淳志。1回3失点。
土曜日の試合はハイライトしか見てません。ホームランと振り逃げとけん制悪送球で3失点。
遠藤らしい暴れん坊ぶりでいいじゃありませんか。今日二軍に落とされるかもしれませんが、遠藤と塹江は今シーズンが 最後のプロ野球 になるかもしれません。今さら細かいことをやってもダメでしょう。それじゃ今までと同じ結果で終わる。
遠藤と塹江の長所はストレートです。細かいコントロールやピッチングの組み立てではないはずです。最後は長所で勝負しろ。打たれたら仕方ないっての。
遠藤からホームラン打ったマッカスカー。
どことなく他人と思えません。名前がマッカだから。
英語の発音では「マカスカー」に近いんだけど登録名はマッカスカー。なんか20世紀だね。
それを言えばカープのターノックもターノクに近い発音なんだけど、マードックとかターノックを発音する時、日本では促音便が欲しくなります。ターノックの方が見栄えもカッコいいいし。
マッカスカーは真っ赤なスカタンに見えなくもないので、マカスカーの方がカッコいいと思います。
野手寸評
ホームランを打った平川、啓介、マティ。
平川は貫禄のホームラン。右打席で右中間にキレイなホームラン。
平川の「右打席の右中間」は新井貴浩の打ち方に似ている。堂林の右中間とはちょっと違う。
平川はなかなか戦力になりそうですね。もういつでも開幕オッケーでしょう。
佐藤啓介はとんでもない飛距離の美しいホームランを打ちました。年に1度の当たりでした。
守備走塁がヘタなわりに、打撃の精度も低いのが今の啓介。今年は一軍で勝負するより、二軍で長所を伸ばすべきじゃないか。啓介はまだあと1~2年はプロでいられますから。
マティ。年齢は啓介の1個下。泰とタメ。
マティは一軍で試合に出せば10本塁打はできますよ。出すポジションが決まってないだけで。
新井の構想ではマティは完全にユーティリティー枠。1年間一軍に帯同して空いたポジションで試合に出る感じ。
よってカープが強い時は二俣の出番が少なくなり、カープが弱い時に二俣が重宝されそう。何か複雑な気分です。
勝田成のリード。
土曜日に牽制死、日曜日も危ない牽制リクエスト。ありゃアウトでした。楽天にリクエストされましたが判定はセーフのまま。タッチされた場所がカメラに映ったなかっただけで、ありゃ完全にアウトです。
勝田の1塁リードはいつも「2塁へ最短距離」の位置に立ちます。だから牽制の時にピッチャーとの距離が近い。
多くの1塁走者は「ピッチャーから最も遠い距離」でリードを取ります。そうするとピッチャーとの距離が最も遠くなり、牽制タッチも遅れるからです。
このリードは安全な分、2塁ベースが遠くなります。勝田の「2塁への最短距離」は危険な分、2塁ベースが近くなります。
私は常々「1塁走者は2塁への最短距離に立つべきだ」と考えているので、勝田のリードの方が嬉しい。そのうち小窪や赤松にやめろと言われるかもしれないが、私は勝田にこのリードを続けてほしい。
岸本大希。2試合7タコ1エラー。
ざっくり見ただけですが、打撃も守備も軽いですね。エラーしても大瀬良に向かって「いやあ、ワリィワリィw」みたいな感じでした。大物なのかアホなのか、また平川みたいなヘンなヤツが入ってきたもんだ。
まあルーキーですからこれからです。高橋慶彦の打撃も守備も走塁も相当軽い感じでしたが、あいつは成績でぶっちぎったよ。軽いエラーとアホな盗塁死ばかりやってましたが、慶彦は誰にも真似できないプレーをしょっちゅうやってました。
津田恒美もマジでしょっちゅう打たれてました。だってバースやクロマティにストレートしか投げないんだもん。そりゃ打たれるって。
だから岸本大希も自分の強みで勝負しろって話です。
小園海斗。ジャパンでマルチ。
カープにいた頃は「俺が引っ張る!」って感じだったのに、ジャパンでは謙虚なプレーばかりしている。ショートでショートゴロをポロリした時のピッチャーと中村悠平の諦めたような目が冷たかった。
小園も高橋慶彦のようにやんちゃに暴れてほしいんですが、本選でヒット2~3本出るまでは無理そうだな。今日と明日が最後の練習試合です。
球辞苑に出たファビアンと末包。
バットが折れた選手ランキングでNPBの1位と2位でした。しかも3位が20本なのに末包とファビアンは30本折ってました。
末包は「いいバットの折れ方がある」と言ってましたが、ねえよ、そんなもん。
私はほとんど金属バットでしたが、アオダモのバットも2~3本使ったことがあります。折れたらまた買わないといけないので3本が限界でしたが。
いい折れ方などありません。末包は「ポテンヒットになってくれたらいい折れ方」みたいなニュアンスなんだろうけど、お前はホームランを打ってくれないと。
ファビアンもアメリカのバットはこんなに折れないと言ってました。
バットも違えばボールも違う。湿度も違います。私は牛骨バットが折れる最大の原因だと思ってます。※参考記事
WBC2026
最後にWBCの話。
侍ジャパンは今日からオリックスと阪神戦。
いよいよメジャー組が2試合やって、金曜日が本選の台湾戦です。
石井大智と松井裕樹が抜けて、隅田と金丸が緊急招集。大勢もケガをした様子。リリーフが足りないと言われてますが、そもそも投手が14人と少ないスタートでした。
井端ジャパンはけっこう危ない。投打のバランスが悪いです。ホームランバッターが多く、投手が少ない。
センターもまだ決まってない。誠也ができなければ代わりがいない。周東をセンターで出すなら心配ないが、そうすると近藤か森下のどちらかがベンチですよ。
井端は練習試合でライト近藤、レフト森下をずっと試していて、センターには周東とサポート選手ばかり入れていました。
周東のセンターなんかテストする必要ないんだから、近藤と森下にもっとセンター守らせろと思ってました。牧原大成もファインプレーしてましたが、牧原がレフトで森下をセンターで試すべきだろと思いながら見てました。
井端ジャパンは危なっかしいぞ。やるべきことを全部やれているのか?
まあ栗山ジャパンにも相当「行き当たりばったり感」がありました。ダルビッシュなんか全然本調子じゃなかったし。
今年も菊池雄星や菅野智之が必ずやってくれるとは限りませんよ。私は山本由伸すら怪しいんじゃないかと見ています。投げてみるまで心配なんですよ。
森下と床田もおオープン戦でまだ1試合も投げてませんので、安心はしてません。