シカゴ=ホワイトソックスの話

12月25日(木)でカープ球団は仕事納めだったそうだ。なんかだいぶ早くない?

なんやなんや、みんなで社員旅行でもするんか? 小園とさっさと契約しろよ。

ってことで今日も唐突にホワイトソックスの話をします。

 

シカゴ=ホワイトソックス

ご存じ村上宗隆がホワイトソックスと2年契約。

私は村上宗隆を嫌っているが、実はホワイトソックスは誠也のいるカブスより好きです。なんでやろ?

 

1990年頃、20歳だった私は海外のユニフォームを集めるのが好きだったんですよ。野球ならホワイトソックス、サッカーならユベントスを集めてました。 

バブル経済真っ只中でACミランの全盛期に、古豪ユベントスのシャツを着るのが私のファッションセンス。ちょうどこの頃から広島商業も甲子園に顔を出すことが減りました。

プロ野球では阪急がオリックスとなり、南海が博多に移転する時代。大阪人の私は近鉄のブライアントや野茂の活躍にスカッとしたよ。昭和が終わったのもこの頃でした。

 

メジャーリーグには今も昔もあまり興味ありませんが、なぜかホワイトソックスの帽子とシャツは家にありました。いつの間に買ったのか、自分でもよく覚えてません。

ただ「SOX」と書かれたTシャツはカッコ良くて、よく着てました。ボストンのレッドソックスと、シカゴのホワイトソックス。古臭い感じが好きでした。

周りの友人がB'zを聞いてる時に、私は西海岸のイーグルスとかビーチボーイズの曲を聞いていました。 

 

マイケル=ジョーダンとマット=デビッドソン

そうこうしているうちに、バスケを引退したマイケル=ジョーダンがホワイトソックスとマイナー契約。

ジョーダンは1994年に3Aで127試合、打率.202、3本塁打、51打点という成績を残します。

世間は「やっぱりダメだ」と評価しましたが、私はバスケ選手がマイナーリーグ100試合で打率2割打ったら「めちゃめちゃスゴイ」と思いますよ。

今の時代で言うと羽生結弦や浅田真央ちゃんがカープの二軍で打率2割50打点するようなもの。めちゃめちゃスゴイと思います。

 

んでこのマイケル=ジョーダンが私と同じホワイトソックスのユニフォームを着たことがあるんですよ。背番号はなぜか45。

ピンストライプの45番がジョーダンによく似合ってました。スーパースターは何を着ても似合うのかな。

さすがに公式戦には出場できませんでしたが、ストライキのどさくさに紛れてジョーダンは一瞬だけメジャーリーグのオープン戦に出場しました。

 

あとは高津臣吾と井口資仁が在籍したことでも有名。

井口は移籍1年目にワールドチャンピオンに輝きますが、この年のカブス戦でピアジンスキーが大乱闘を起こした直後、井口が静かに満塁ホームランを打ったことが印象的でした。

高津はシーズン途中までクローザーを務めてましたが、打ち込まれ7月にDFA。ホワイトソックスがワールドシリーズを制覇した瞬間、高津臣吾はメッツにいました。

 

カープゆかりのホワイトソックス選手はマット=デビッドソン。覚えてます? マクデビのデビ。

元カープのデビッドソンとマイケル=ジョーダンが同じチームにいたんですよ。無論時代はズレていますが。

去年韓国で本塁打王を獲得したデビッドソン。今年も途中まで3割15本だったのですが、ケガをしてシーズンを終えたみたいです。

 

1870~1900年

私、新しいものも好きですが、古いものも好きなんですよ。

日本に黒船がやってきたのが1853年で、メジャーリーグ最古の球団カブスが誕生したのが1870年。オモロいなあ。

 

19世紀のメジャーリーグ黎明期、ドジャースとジャイアンツの本拠地はニューヨークでした。オリオールズとブレーブスの本拠地はシカゴでした。

なんでかと言うと当時は飛行機がありませんから、今みたいに全米を自由に行き来するのが大変だったからです。今でさえ大変です。

だから当時の球団はニューヨークとボストンの他には、シカゴ・デトロイト・セントルイス・ミルウォーキーなど五大湖周辺の大都市に限られていました。

ホワイトソックスは当時アメリカンリーグでシカゴ・ホワイトストッキングスと名乗っており、カブスも実はナショナルリーグで同じホワイトストッキングスを名乗っていました。当時のシカゴの人たちはどんな雰囲気だったんだろうねえ。カープとサンフレッチェみたいな感じだったのかねえ。

  

誠也と村上

カブスの誠也は入団の決まった村上に

「いつでもうちにおいで」

と語ったそうだが、これについても念のため補足しておく。

 

当たり前のことですが、誠也は村上に

「いつでもカブスに来い」

と言ったのではありません。

誠也が言ったのは

「いつでも俺の家に遊びに来い。メシでも食おうや」

という意味です。いくら誠也でも2年契約の村上をカブスに入団させることはできません。

誠也も日本語が苦手だから言葉が足りなかったんですけども、新聞記者も誠也が村上に「いつでもカブスに来い」と言ったかのような誤解を生む表現は避けてほしかったね。

ホワイトソックスのセルラーフィールドとカブスのリグレーフィールドは車で30分の距離です。東京ドームと神宮球場みたいな距離感です。

 

村上

と言った具合に私は村上がキライですが、ホワイトソックスは好きなのです。ユニフォームがかっこいいから。

ホワイトソックスの球場は今ではセルラーフィールドと言わないらしい。んでホームランのよく出る球場らしい。

ホワイトソックスは現在3年連続100敗中。あの名門が寂しいねえ。

 

そんな古豪を踏み台にして、2年後の大型契約を目論む村上。やっぱキライだわ。

いやいいんですよ、それがプロですから。大谷もアナハイムで活躍したからドジャースと1000億円の契約ができた。

でも私はあの時、大谷を非難したよ。毎年100勝しているチームに大谷まで入ったら全然オモロくないじゃんと。※参考記事

 

私は村上はメジャーでちょっぴり打つと思います。打率.230、30本塁打くらい。

守備もサードできますよ。村上は外野やファーストの方がエラーするよ。

空振り率が高いのはメジャーでも変わらないでしょう。三振は200個するが、左中間への本塁打も量産できると思います。あいつのことはキライだけどさ。


おしまい
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ありがとうございました。

-赤辞苑