2025.11.2(日)
紅組 8-0 白組 天福
1週間くらい前の紅白戦の映像を見ました。
坂倉がサードを守ってる理由がわかりましたよ。
坂倉は捕手一本
テレビ新広島が紅白戦の映像をYoutubeにアップしてくれました。それがこちら。
これを見たら、色んなことがわかりました。
まずサード坂倉構想。これは完全に 新井のウソ ですね。守ってる坂倉を見りゃ一目でわかる。
私は坂倉と矢野に休んでほしかったが、二人は志願の日南入り。
じゃあ、せめて捕手練習はほどほどにしといてよ、ということで坂倉は現在サードに入っている。
坂倉はサードのノックをたぶん受けていません。見りゃわかるんですよ。ノックを受けてるとしてもウォームアップ程度だろう。
サード坂倉構想はやはり私の見立て通り、WBCへのアピールと体を動かす程度の遊び感覚でしょう。
ショート内田も去年から何度か見てますけど「守れないこともないかなレベル」です。
佐々木泰と林晃汰が揃って二軍に落ちてきた時は、来年もショート内田があるかもしれません。ショートの動きは全然できていませんが、「一軍の非常時のオプション」くらいには使えるかもしれないです。
野手は全員全力疾走してません。宮崎といえど寒いのでしょう。ケガはダメ。
投手も全体的に強度は弱め。張り切ってたのは柳之介と滝田くらい。
エースと四番
ここから本題。エースと四番。
新井がオーナー報告した時に、
「もっとこうしておくべきだったと反省している」
「エースと4番を育成していくのはこちらの仕事」
などと語りました。
これを意訳すると
「日替わり打線とポジコロを反省している」
「腹を据えて、選手に役割を持たせたい」
ってことになりませんかね?←願望
相手投手の左右で打順を変えたり、小園にマルチポジションをさせているとエースと四番は育たないと思うんですよ。
これは「小園を四番にせよ」って意味じゃないですよ。「主力の役割をコロコロ変えるな」と言ってる例えですからね。
その割に紅白戦ではまだポジコロやってるけど、佐々木と矢野はまだ主力じゃないし、坂倉もリフレッシュ。新井は四番というか「主力」を固定していこうと考えているのではないか?
ようやくかという気持ちもしないでもないが、まあいい方向に進んでいるんじゃないか。読売新聞は四番とエースの候補に佐々木泰と森翔平を挙げているが、それはない。※読売新聞
私の構想では開幕四番候補は モンテロ です。あいつが一番伸びしろがあって、チャンスにも強い。
エースはもちろん床田と森下ですが、こいつらを追い越す新エースを作りたいのは当然の構え。私の第一候補は 常廣羽也斗 です。
新井が言った「エースと四番」というのも昭和の例えで、MLBでは100打点以上稼いでる強打者はほぼ全員が打順2番か3番を打ってます。ジャッジとシュワーバーは2番で、ゲレーロJrとソトは3番を打ってる。
「4番で100打点」は今時、鈴木誠也くらいじゃないか? 大谷翔平もなぜかずっと1番だし。
開幕オーダー(仮)
ま、新井の言ってることはチームの中心選手を腹を括って育てたいという意味。四番が中心であっても2番が中心であっても、勝ちゃあ何でもいいだろう。
そこで来季のスタメンを二通り書く。
■1番奨成パターン
8奨成、6小園、7ファビ、3テロ、9末包、2坂倉、5佐々木、4勝田、1森下
■3番奨成パターン
6小園、7ファビ、8奨成、3テロ、9末包、2坂倉、5佐々木、4キク、1森下
末包がクリーンアップを打てるようだと、1番奨成2番小園の現代的メジャー風打線が完成する。
奨成が3番を打つようだと、NPB的3~5番がチームの中心打線になる。今年の阪神みたいなイメージ。
どちらになるかは春のキャンプを見てのこと。秋山と野間もライトのポジションを狙ってます。大盛平川。
実は今シーズン、5番坂倉がずっとスカタンだったので、中村奨成がポイントゲッターになるシーンが非常に多かった。下位打線で2死12塁とか1死2塁を作って、1番奨成に回ってくることが多かった。
1塁が空いてると奨成が歩かされるんですが、カープの2番はファビアンだったので、相手はけっこう勝負してくれました。3番も小園だし。
中村奨成 344打数97安打9本塁打、33打点 OPS.760
モンテロ 368打数94安打9本塁打、41打点 OPS.692
アメリカでは打点をあまり評価しないそうですが、私は打点を「チャンスで走者を返す能力」として評価します。
1番奨成は結構打点を稼いでいるし、「印象的な一打」が多い。奨成の打点には内容があります。
だから私は奨成を3番で使いたいのですが、大谷が1番なんだから奨成の1番も悪くありません。新井は「四番」と言いましたが、チームの中心が「1~2番」でも悪くないと思うのです。ズバリ奨成と小園です。カープの四番はモンテロだが、中心は奨成と小園。
坂倉はまずキャッチャーをしっかりやんなさい。坂倉はまずチームを勝利させた後、てめえの打撃を語りなさい。
エースと抑え
昨日ドラ5の赤木とドラ7の高木が指名挨拶を受けました。
二人とも「エースを目指す!」と元気いっぱいでした。
意気込みは素晴らしいが、私はこの二人を「来年のクローザー候補」と見ていました。ま、別に先発組でもいいけどね。
先発エースは森下床田。あと栗林。
抑えエースが島内森浦。あと黒原とマエケン。
先発転向は岡本駿と辻大雅。鈴木健矢も面白い。
抑え候補に高橋昂也と中崎翔太。
現在どっちつかずなのが常廣、齊藤優汰、滝田。こいつらもリリーフできそうだけど、私はヤダなあ。先発で育てたい。
だから赤木と高木が抑え候補だったんですよ。
私の中で常廣と斉藤は絶対先発。滝田はチーム事情によっては、もしかすると抑えに回されるかもしれない。イヤだけど、一軍リリーフは足りてません。