今日はダラダラ雑感です。
日本ハムとソフトバンクが3勝3敗。
月曜日の今日、どちらが日本シリーズに進出できるのか決まります。
予告先発はモイネロvs達孝太。名前だけを見るとソフトバンクが有利だが、達もものすごいタマを投げるから楽しみだ。
新庄のスクイズ
新庄監督は9月23日の楽天戦に、20歳の投手を先発させてノックアウトされて、日本ハムファンと解説者からボロクソ言われました。
しかしこのCSでスクイズとエンドランを決めるたびに、こいつらは大喜び。ディスイズ結果論。
新庄の采配を賞賛するのなら、清宮にダイエットさせたことや、がけっぷちの試合で20歳の孫易磊を先発させたこと、打順を毎日コロコロさせることなども賞賛しないと、一貫性がない。
ネットの素人が結果論でわちゃわちゃするのはまだいい。カワイイ。
しかし宮本慎也までがスクイズごときでいちいち喜んでいては情けない。※日刊スポーツ
宮本は来年のWBCのショートに小園海斗を推してくれている。
ショートのお前に小園を褒めてもらえるのは嬉しいが、去年の今頃、お前は源田源田と言ってたはずだ。
矢野矢野と言わなかったお前はさすがだと思うが、1年前に小園の成長を見抜けていないから、お前はヤクルトの監督になれないんだなと思う。
私はCSを全く見ていないが、たまたま第3戦で日本ハムが1死3塁の場面を見た。
10月17日の第3戦。7回表3対0、1死3塁。
投手は上沢で、打者は9番五十幡でした。
「スクイズやりそうやなあ」
と誰もが思うこの場面。
ソフトバンクバッテリーは初球をウエストしました。クソボール。
「アホやな。そんな極端なバントシフトしてるんやったら、スクイズさせたらええやんか。ソフトバンクは何がしたいんや」
次の1点で試合が決まるので二遊間は前進守備。1塁3塁はさらに前のダブルバントシフトでした。普通バントシフトは1塁か3塁のどちらかだけが前にダッシュします。ソフトバンクはこの場面で、ダブルでバントシフトしてました。
このシフトの狙いは五十幡のセーフティースクイズで3塁走者をホームインさせたくないシフト。だったらウエストの意味がわかんない。キャッチャーは海野でした。
驚いたのはソフトバンクが2球目もウエストしたこと。新庄ってシーズン中によっぽどスクイズやって来たんだろうねえ。
五十幡を歩かせると1番水谷2番田宮3番レイエス。さっさとスクイズさせるべきです。そのためのバントシフトじゃないのか。カウント2-0。
海野は仕方なく真ん中に構えるが、上沢のタマは低めのボールゾーンに行きました。五十幡はそれを思い切り引っ張ってセカンドゴロ。3塁ランナー動けず。
これがCSかあ。どっちも大したことないな。
侍JAPAN
私たちは5位のチームなので偉そうなことは言えません。
MLBプレーオフを見ていて、大谷や誠也がWBCに出るなら、小園も坂倉もメンバーに呼ばれないかもしれない。
メジャー組と近藤牧がクリーンアップを打って、ショートとキャッチャーが8番9番を打つんなら、守備型の選手を入れてもいいかもしれない。
8番坂倉、9番小園だったら、あんまり意味が無いんですよ。8番9番なら源田坂本でもいいんですよ。
坂倉と小園の長所は3番ショートとか5番キャッチャーで出られるところ。1~7番が大谷誠也近藤牧村上岡本吉田なら、ショートとキャッチャーは守備型の選手でいいかもしれません。
だから新井は「坂倉はサードもできるよアピール」をしたかったのかもしれませんが、私はユーティリティー性で選ばれるくらいなら、坂倉はWBCに行かなくていいよと思います。
井端は坂倉と小園をずっとサムライに呼んでくれていました。小園はMVP(実質)を獲ったし、坂倉はずっとJAPANの正捕手でした。
この秋の侍に小園は選ばれ、坂倉落選。
この秋は過去の2大会とは違って、ただの親善試合2試合なので、私は小園にも休んでほしかった。
新井はのん気
ペナントレースが終わり、新井もフェニックスリーグに合流している様子。
基本的にホメ男の新井ですが、佐藤柳之介に「このままじゃダメだ」とか、前川だったか内田だったかにも「このままじゃ厳しい」みたいなことを言ってた記憶がある。
2年連続の惨敗で、さすがの新井にも危機感が出てきたか。
去年の秋季キャンプではアホみたいにロングティーばかりやってたけど、芽が出たのは奨成くらいか。
その奨成にしたって2~3年前から3割打てる力は備わってた。新井に使う勇気がなかっただけだ。
秋山翔吾が昨年規定打席に立って、打率.289でした。
去年10月のインタビューで、秋山がとても清々しい顔で「やり切った」と語ったことに私はたいへん驚いた。
もちろん秋山もチームが4位だったことへの責任は痛感していると思います。秋山が清々しい顔をしていた理由はあくまで個人の話で、139試合に出場してケガせず完走できたことに自信を取り戻せたのだろう。
新井は今年の10月、若手へのダメ出しを開始した。
出てきてもらわないと困るからだろうね。いつまでも秋山をスタメンで使っている場合じゃない。
戦力外通告もまだまだ手ぬるい。マエケンと杉田健、ラミレスロベルトも私は支配下に上げたいのだよ。
田中と上本を切ったので、堂林と山足は切れなくなった。ケムナと遠藤は現役ドラフトでも売れないだろう。
現ドラは林晃汰じゃないか。私は立石のくじ引きに勝てると思っている。
九里亜蓮
最後に九里亜蓮。
CSで頑張ったがハムに負けた九里亜蓮。
今季成績は25試合に先発して11勝8敗、防御率2.41
さすだがねえ。宮城は7勝か8勝だからね。
そして自慢の投球回数は164回1/3。
セリーグなら十分1位だが、ここはパリーグ。
パリーグ1位は伊藤大海の196回2/3
パリーグはDHなので「打順が回って投手交代」のないシステム。
よって負けず嫌いの九里亜蓮は来年もう1回200イニングを投げたいと発言しました。※スポーツ報知
ちなみに去年の入団会見でも九里は「2025年は200イニング投げたい」と言ってましたけどね。
そんな九里亜蓮の残した背番号11番を来季背負うのはいったい誰か?
パリーグ1位の伊藤大海は今日の決勝戦にブルペン入りするらしい。絶対出てくるじゃん、そんなの。