新人合同自主トレが始まりました。
やはり最も露出度が高いのが佐々木泰。佐藤柳之介は可動域が広い、柔らかいと話題に。
菊地ハルンはとにかくでかくて、小船翼は筋肉量がカープ史上最高らしい。ホンマか？
佐藤柳之介と岡本駿
Youtubeでルーキーたちの練習風景がご覧になれます。いい時代になりましたね。
私は以前「キャッチボールを見りゃ、その選手がどういう選手かだいたいわかる」と書きました。※参考記事
上の動画で一番私が気に入った選手は 佐藤柳之介 投手です。バツグンにしなやか。
練習のほんの一部だけですが、センスのあるなしは2～3球見りゃ十分わかります。佐藤はバツグンにセンスがある。ノックの時のグラブ捌きも内野手の佐々木より柔らかい。
キャッチボールの「間」、つまり投球感覚も野球が上手いヤツのそれだし、途中でアンダースローを混ぜるのも独特で面白い。左打者が右打ちで素振りするように、体のバランスを整えたいのでしょう。
3位の岡本駿にも高い野球センスを感じます。
彼のキャッチボールはスタンダードですが、なんていうか森下っぽい顔つきと長い手足の使い方に「色気」を感じます。いいピッチャーになれると思います。
ピッチャーに転向してまだ4年なので、多くの方は「素材型」と評してますが、私は「けっこう即戦力」として期待しています。岩瀬仁紀だって大学時代はバッターだったんだから。
この二人に比べると佐々木泰はセンス型というより、努力型という感じがしました。
佐藤、岡本が森下暢仁なら、佐々木泰はやっぱり新井栗原型かな。「センス〇」は持ってない感じ。
もう一人センス〇を感じたのは育成の竹下海斗君ですね。彼もなかなか柔らかい。あと彼だけがスパイクをはかずにランニングシューズで練習してました。スパイクを忘れただけかもしれませんが、青いシューズは高校時代からの馴染みの道具なのかなと思いました。
渡邉悠斗
んで申し訳ないが、ちょっとガッカリしたのが渡邉悠斗君のキャッチボールです。左腕を全く使えていない。
渡邉悠斗はこちらの記事で
「ボクは高校大学7年間でケガをしたことがない」
と語っています。
ということは上の動画の渡邉もケガしていないはず。それであのキャッチボールなのか… 大丈夫かな？
捕球の仕方も野球が下手なヤツの捕球の仕方だし、佐々木泰がジャンプして捕れないボールがありましたが、あれも渡邉君が投げたボールじゃないかなあ…
まあ初日だからいいですし、渡邉は守備を売りにする選手でもないので、細かいところには目を瞑りましょう。
富士大は佐藤がエースで麦谷が3番センター、渡邉が4番レフトやファーストでした。
本人は捕手あがりでサードもライトもできると言う。だが私はアヤシイと見ている。
渡邉君はプロではバット一本で勝負するタイプでしょう。末包昇大と似ているタイプ。背番号49番は正隨優弥に似ている。
佐々木と渡邉のバッティングはキャンプで見てみないとわかりませんが、サードを守れる佐々木に対して実質レフトとファーストのみの渡邉は打たないと一軍には残れません。
渡邉は中村健人に勝ったくらいでは一軍に残れません。
渡邉は石原貴規、堂林翔太、中村奨成に勝たないと一軍に残れません。
上本、二俣も右の代打候補。佐々木と内田はスタメンで出ないと一軍に置く意味がない。
渡邉は代打要員として一軍に残れる可能性がある。
その時は堂林と奨成が開幕二軍です。サバイバルだねえ…
