現役ドラフトまであと1週間。私はぜひ 宇草孔基 を出してほしいと思っています。
2021年オフ、鈴木誠也がMLBへ移籍。外野のポジションが一つ空き、張り切る宇草。
2022年は一軍キャンプに呼ばれ、6月にサヨナラホームランを打ったりしましたが、7月にFAの 秋山翔吾 が入団すると宇草の出場機会は激減しました。
秋山の壁
秋山入団後、宇草孔基は一軍での出場機会が 1年半 ありませんでした。
2024年に西川龍馬がFA移籍すると、一軍で3本塁打を放つ活躍。しかし7月に腰痛で離脱。
腰痛はすぐに治ったんですが、その後の一軍昇格はありませんでした。カープの外野は秋山、野間、末包がメインでした。
宇草にはパンチ力があって、足の速さもチームトップクラス。外野守備にもずいぶん安定感が出てきました。
変化球に弱いところがありますが、そんなの誰だってそうです。宇草だけじゃありません。十分許容範囲です。ストレートを打てばいいじゃん。
他球団に行けば1番レフトで十分勝負できると思うんですよね。
西武はレフトが空いてるし、ロッテで西川史礁と勝負してもいい。
楽天には青学の中島君がいますけど、こっちだって法政の宇草です。
ここらあたりと勝負できないかなあ。
カープにいると秋山、野間、末包、田村、奨成、貴浩、久保たちとの勝負。本命ファビアン。まだロベルトとルーキーの渡邊もいる。
ファビアンがスカタンだったらまだチャンスありますけど、ファビアンが大当たりだったら秋山、ファビアン、末包の壁はなかなか高いです。
宇草の一発
去年今年と「がけっぷち」を回避した宇草。
特に今年は自らの力で一軍を勝ち取り、3本塁打を放つ活躍を見せました。
カープでは菊池と矢野の師弟関係が有名ですが、実は宇草とケンティーも秋山塾の門下生です。※日刊スポーツ
毎年1月の合同自主トレを共に過ごし、秋山も二人に惜しみなくアドバイスをしてくれているそうです。
宇草は先月の契約更改時に「来年は絶対打ちます！」と力強くコメントしました。※デイリー
宇草は去年も「全部ひっくり返してやる」と言って本当にひっくり返しましたから、来年も本当に打ってくれると思います。
カープで打つのが理想ですが、宇草が打つとまた別のところで頭が痛くなっちゃうんですよね。
現役ドラフトってまさに宇草のような選手のためにある制度です。
宇草が西武で「第2の細川」になればいいんじゃないですかね。パリーグにはDHもあるし、ストレートも多いらしいし。
宇草は茨城の常総学院ですが出身は東京。
今年の2号本塁打を神宮球場で打った時、宇草はご両親と常総学院の佐々木監督を球場に招待していたそうです。※日刊スポーツ
ええやん。関東でもっとご両親を球場に招待しようよ。
んで 30発 ぐらい打っちゃおうぜ。
何かがハマれば宇草は20～30本塁打できると思います。
打球の強さと速さが尋常じゃありません。
現役ドラフトは行き先を選べないので、トレードでもいいんだけどね。
もちろん宇草がカープで30発打ってくれても嬉しい。その時は奨成をトレードすればいい。
宇草も奨成もいい選手だから、一軍半で飼い殺すのがもったいないのですよ。
