2024.7.2(火)
広島 0-3 阪神 マツダ
1回裏の才木のピッチングを見て
「こんなのどうやって打つんや、エラーを待つしかないやんかw」
と思いました。
すると2回裏にピッチャー才木の大エラー。無死3塁の大チャンス到来。
ここで決めないといけない試合でした。
2回裏無死3塁
2回裏の先頭打者は4番小園。
ボテボテの投ゴロにピッチャー才木が慌てて1塁へ悪送球。小園は一気に3塁まで進みました。
「おお!さっそく出たか。今日はツイてるぞ」
今のカープには外国人選手と末包がいません。
小園も上本も打撃の調子が良くありません。
今週のカープは勝つ時も負ける時も1対0か0対1。延長12回0対0もある。
開幕直後のあの頃の状態に戻っています。
無死3塁で5番坂倉。
ビックリしたのは阪神の内野が下がっていたこと。前進守備を敷かなかったのです。
「これはラッキー♡ 坂倉は転がせばよい」
と思いましたが、何を焦ったのかカウント2−0からボール球を振って3塁ファールフライ。
右投げの左打者が一番屈辱的な打ち取られ方が速球に刺されてサードフライになること。
しかもカウントボールツーでした。一体何を考えてんのか?
坂倉は9回からマスクもかぶりましたが、守備でも精彩を欠き3失点しました。
坂倉は何がどうなったんだ、集中力がありませんでした。彼女が浮気でもしたのか?
小園のゴロゴー
坂倉が倒れ1死3塁。打席には6番キク。
ここで阪神は前進守備を敷いています。
当然スクイズも警戒されていたでしょう。
だが私はここで1球目からスクイズを仕掛けてほしかった。
キクも粘りましたが、結果はピッチャー正面の投ゴロ。
ここで3塁走者の小園がゴロゴーで飛び出してしまいます。
いや、飛び出すならまだいい方です。小園は中途半端に三本間で止まっていたのです。
カープの全ての3塁走者がいつもゴロゴーと決まっているわけではありません。
だが小園だけはなぜかいつも必ずゴロゴーです。規定打席に初めて到達したプロ3年目のシーズンからずっと「いつもゴロゴー」
1点負けてて次が4番打者でも小園はいつもゴロゴーです。どんな時もゴロゴー。
私はこの走塁をかねがねずっと「おかしいだろ」と思っていて、「アホ野球だ」と猛批判しています。
ゴロゴー派の意見もわかりますよ。相手がミスすれば1点入るし、小園が粘っている間に味方の走者が3塁へ行けばいいって言うんでしょ。
昨日は阪神の追い方がうまくて、小園は3塁ベース付近でアウトになりました。あれではキクは3塁へ進めません。結果2死2塁。結局無得点。
坂倉がボール球を振ったのが1番悪いですが、小園のゴロゴーもいつもアホみたいです。
小園のゴロゴーでカープが得点したことはほとんどありません。3年間で99回走って1回くらいじゃないかな。
野間のエラーと島内のベースカバー
だから森下vs才木の試合はお互いに0対0で延長戦に入りました。
10回表に四球を与えて1死1塁。ここで9番島田がライト前。
野間の3塁送球が高投となり、3塁カバーの島内が捕球できずボールデッド。走者が進塁して決勝点を与えました。
私はこの2つのミスについては
無罪で構わない
と思っています。
野間のチャージは無謀でした。タイミング的にも間に合わないタイミングでした。
それでも投げたのは島内を助けるためでもあるんですが、やっぱり得点できない焦りがあったと思うんですよ。
得点できないと野手は焦ります。ピッチャーに申し訳ない。打って何とかしたい。
0対0のまま試合が進めば、必ず弱い方が先にエラーします。
高校野球でもそうです。強いチームは負けていても慌てません。
野間は慌てた。でもまあいいよ。
いつも無失策なはずないし、今年の野間は初エラーじゃないかな。エラーっていうのは記録に残る失策以外のミスも含めてだよ。
今年の野間はセンターで開幕して今はライト。シーズン半分が終わって1個目のミス。仕方ありませんよ。
一方、野間の弾丸ライナーを捕球できなかった島内。
これも難しいバウンドから捕れなくてよろしい。
上手い投手なら捕れたと思うけど、島内は「上手い投手」ではありません。
プロ野球ニュースの坂口は
「体を張ってでも止めるべき」
と言いましたが、ピッチャーには無理だよ。ケガするよ。
ピッチャーはフィールディング練習もやりますが、そこまで本格的にしてません。野間のあんな速い暴投を捕れるようになるまで練習する必要なんてありませんよ。
本日のゲームプラン
九里vs大竹。お天気は晴れ。
今日も0対0でしょうね、ハッキリ言うて。
カープは打順を変えた方がいいと思うけどな。
4番小園を継続するのは構いませんが、チームが小園にタイムリーを期待するから、小園はボール球を追いかけ始めたのです。
小園は打たないし、打たせてもらえません。まともにストライクが来ないからです。
私なら4番小園を動かします。小園を1番、秋山を4番とかに動かします。別にキクが4番でもよい。誰でもよい。
守りの方は捕手の坂倉ですね。
昨日は延長10回1死1塁で、何としても12塁間に引っ張りたい島田に対して、おあつらえ向きのインコース真っ直ぐを要求した坂倉。
この3秒後がさっきの野間の大暴投です。
このインコース真っ直ぐは強気のリードではありません。集中力が足りない凡ミスでした。
坂倉も打てないことが守備に影響したのか?
去年、相手チームのこういう焦りを巧みに利用して勝ち続けたのが大竹と坂本のバッテリーです。
カープは大竹に去年から7連敗か8連敗中。CSも含む。
今日も焦るとまた大竹の術中です。
焦らず行こう。今日はマツダスタジアムだよ。
宇草か羽月か大盛を先発させたいな。
スピードで揺さぶりたい。
カープはどうせ打てないんだから、足の速いヤツを出す方がマシなんじゃないかな。