スターダストレビューのライブを見ました。
60過ぎても元気なおじさんたちでした。根本要のデビュー曲は1980年の「がんばれ!!タブチくん!!」なんですよ。知ってました？ オー、ワオワオ。
ユーミンやサザンも60越え。高橋慶彦や岡田彰布も60越え。みんな元気だね。
九里亜蓮の気持ち
カープは若い。みんな20代。
1～3番は30代ですが、4～6がチームの主軸。コゾスエサカは定着しないか。笑
私が気になるのが九里亜蓮の抹消です。中5日、中5日で張り切って涙の今季初勝利。
「おっしゃぁ、ここから15勝じゃい！」
というタイミングで新井監督のリフレッシュ抹消。
うーん･･･
言いたかないが、九里は巨人戦でどこかを痛めたのかな。
5回裏、小園海斗の奇跡の逆転タイムリーで九里亜蓮の勝ち星の権利発生。
実はこの回の攻撃で九里は送りバントを失敗しているんですよね。
8番林が振り遅れのレフト線二塁打。9番九里は外角クソボールを追いかけて、かなり恥ずかしいバント失敗。
この打席、新井監督は林に代走大盛まで出しています。5回裏1対2で代走大盛。
狙いはもちろん九里亜蓮に勝ち星を付けるため。監督の愛を九里も当然理解していました。
んで情けないバント失敗。1対2。1死2塁。
九里「あああ、何をやってるんだ俺は！」
自虐的になる九里亜蓮。こういう時に巨人の投手コーチやってる杉内俊哉はベンチを殴って左指を骨折したし、ちょっと前の福井優也はボールを地面に叩きつけました。
素人は「ミスった瞬間」だけを切り取ってフガフガ言いますが、玄人は「前後と背景」を知っていますので、「いけないことだけど、気持ちはわかるよ」となるのです。
九里亜蓮はよく荒れなかったよ。無事で何より。
バント失敗の後、1番秋山ヒット、3番小園ヒットで逆転。
実は2番矢野のサードゴロも非常に内容のある打撃でした。三本間に挟まれた代走大盛の走塁も素晴らしかった。1死13塁はゴロゴーです。1死3塁はそうではありません。大盛の走塁は大正解。
玄人とプロ野球選手はこのようなことを理解して野球をやってます。
九里も5回裏の野手陣の粘りをベンチで見ていた。自分はバントミス。でも野手が俺を助けてくれた。
グラウンド整備の10分間を十分活用して、闘志満々でマウンドに上がった6回表の九里亜蓮。
だがこの日の九里はタマが高かった。平均球速140km。134kmのストレートもありました。
中5日の影響はないと思うんですが、投打ともに精彩を欠いた九里。
逆転してもらったイニングの先頭打者にキッチリと二塁打を打たれた九里亜蓮。やっちゃいけないことを次々と繰り返すチームの柱。
九里「俺は何をやっているんだ、情けない！」
送りバントで1死3塁。ここで交代、九里亜蓮。
九里「すまん、森浦」
森浦「うす」
坂倉「森浦、同点オッケー」
森浦「うす」
坂倉「チョーさんは四球オッケー」
森浦「うす」
坂倉「チョーさんを歩かせて丸さんでゲッツーを取る。これができれば九里さんに勝ちがつく」
森浦「うす」
坂倉「よし行くぞ」
森浦「うす」
坂倉「おまえ、そんなんでよく結婚できたな」
森浦「うす」
森浦と坂倉って同い年なんですよね。このピンチを切り抜けた森浦はヒーローインタビューに呼ばれました。
アナ「森浦さん、あの大ピンチを抑えた時のお気持ちはいかがでしたか？」
森浦「えっと･･･嬉しかったです」
小学生か。
奥さん「どう大輔くん、美味しい？」
森浦「えっと･･･美味しかったです」
小学生はヤバいぞ森浦大輔。私レベルの玄人になると新婚選手の私生活まで心配になるのです。
ただプロでエースの九里亜蓮はこの森浦のヒーローインタビューを聞きながら感動していました。
自分は5回2失点。バント失敗。
しかし小園の勝ち越しタイムリー。新井監督の代走大盛。代走を出された林にもゴメンナサイ。火を消した森浦にもゴメンナサイ。リードしてくれた坂倉にもゴメンナサイ。
7回矢崎、8回島内、9回栗林。コイツらにもゴメンナサイだけど明日のアドゥワにゴメンナサイ。俺がもっと長いイニングを投げていれば明日も勝ちパターンを使えたのに･･･
そんな思いが溢れたから、ヒーローインタビューで九里はちょっと涙声になっちゃんだよ。
九里「苦しかったです。チームのみんなに付けてもらった勝ち星です」
わかってるよ。こっちだって悪かったよ。去年8勝、今年0勝は九里の責任じゃないっての。
だからここらでリフレッシュ。ピリリと来たのか来てないのか知らないが、登録抹消は決定事項です。
本日のゲームプラン
今のカープは･･･
ハッキリ言って･･･
絶好調です。最高潮。
しかもマツダスタジアム。
素人の皆さんは「防御率1位の床田と2位の村上だから今日も投手戦」と見るでしょう。
だが私は違う。
今日は7対0くらいでカープが勝つ。何もかも上手く行けばこれくらい圧勝できる。
5回までに村上から2～3点取れれば、阪神は村上に代打を出します。
そうすると2番手に出てくるのは漆原とか浜地とかです。
だから9回まで進めば7対0くらいになってるはずです。
村上を打てない場合は、1対0とか2対1で9回まで試合は進みます。
まあだけど打てるんじゃないの。今季何度目の対戦なのよ。4度目かよ。
去年カープが村上と大竹にやられたと言いますけど、小園と末包が入ってからは村上と大竹にはそんなに負けてないですよ。
しかも今チームは最高潮。秋山と野間が塁に出てキクがポップフライを打たなければマジで7対0はあり得る話です。
遠慮は要らん。今、阪神の鼻をへし折っておけ。
小園海斗のサード守備について書くヒマが無くなりましたが、今のカープの弱点は小園海斗のサード守備かなと思うのです。
岡田なら三塁にセーフティーバントしてきそうだな。あのおっさんも野球をよく知ってるからな。
「捕って投げる」は誰でもできるんですよ。心配なのは細かなプレー。
小園はショートの時でも中継プレーがイマイチなので、サードの時の細かいプレーができるかどうか心配なんですよね。
走者13塁でサードはバックホーム体制ですが、ここでセーフティスクイズをされたら小園はどうするかなと心配しています。
今年も去年も小園は数多くサードを守っていますが、たぶんまだ小園は一度もスクイズを処理したことがありません。だからおじさんは要らぬ心配をしているのです。
